2004年 平成16年 10月 39歳
昨年、脳動脈瘤が見つかり、ただでさえ脳梗塞。と言う病気を抱えているの に、どうして俺ばかり脳血管の病気になるんだろう!一体原因は何なんだ!医師 に聞いてもはっきりとした答えは返ってこない!そんな事を思っていた矢先の 事だった。
夜中にまた、左手の感覚が鈍くなり、救急車で、大塚病院に搬送された。丁度、 当直の医師が主治医のO先生だったので、安心した。が、医師は、MRを診る と、”脳梗塞になっていないので、大丈夫ですよ”と言うので、一旦家に帰され てしまった。
そして、3、4時間家で休んでいると、今度は身体が動かなくなり、また、救急 車で大塚病院へ搬送された。
私はこの時、夜中運ばれた時は前兆にすぎなかったのでは。と思っていた。
あのまま病院にいさせてくれれば良かったのに~と思いました。
そしてこれが、3回目の脳梗塞でした。
幸いにも今回は麻痺が軽く、左手・足の動きが鈍くなっただけで、10日余りで 退院する事ができました。が、しかし、言葉の方は以前に増して話せなくなり、 妻との会話もままならなくなってしまいました。
「2回目に右半身麻痺になった時、身体の麻痺は何とか70%迄は回復したが、 言葉の方は構音障害の為、言葉が鼻から漏れてしまうので、言葉を話す事は非常 に困難で、疲れます。つい、何度言っても解ってもらえないので、自然と、話す 事が面倒臭くなってしまいました。言葉がこんなに話せないのに、国は僕を障害 者、と認めてくれない。障害者手帳さえあれば、僕は安心なのに!!言葉が通じ ない辛さ、解りますか?今の障害者制度はおかしいです。結局、こっちが泣き寝 入りするしかない!もっと、考え直して貰いたい! 僕は、外から見れば、健常 者に見えるみたいです。だから、余計辛いんです。
この気持ち解りますか?」
今の僕の心境です。
3回目の脳梗塞 どうして何回も起きるんだろ
しかし、今は、起こってしまった事は仕方ない!
毎日のリハビリをきちんとして、これ以上悪化させない様にするしかないんだ!