「お天気は最高だけど・・な・・・・」
「膝がね・・・・」「喉痛いし・・・・」
・・・・・・・・・・
「・・・・・行こう」
毎年11月10日は高千穂河原古宮地と高千穂峰山頂で
霧島神宮「天孫降臨御神火祭」が執り行われます
去年も『天孫降臨御神火祭を見に』行きましたが、
低気圧の接近で風が強くガスガス・・御鉢途中で下山、山頂は諦め高千穂河原古宮跡で見学でした
今年は移動性高気圧ど真ん中~~~風無し雲無し
温か
しかし2人の体調が膝痛や喉痛で今一つ・・悩みに悩んだ結果
「こんな天気二度と無いかも~^^やっぱ、行こう」「わかった~~」
高千穂河原に14時前に到着
膝痛を考慮し余裕を持って14時15分出発
準備で忙しそうな古宮社務所で一応「今日山頂でも行われますか?」と聞くと
「さっき神職も登って行ったよ~~行って見学してください」「山頂行きます」
紅葉が残る登山道を膝を気にしつつブラブラと登り
下山中の何人もの方が、私達が話しかけ安いのか~~皆さんから同じ質問
「神主さんとか何人も登って行ったけど、何か有るの?」
「山頂で17時から天孫降臨御神火祭があります。高千穂河原でも17時から有りますよ~」
「それでね~~」
「下ではその後、”せごどん”のオープニング画像でも出てくる九面太鼓や神楽もありますよ~~」
「見て帰ろう」と言われる方や
時間が無いから・・遠くから来たから・・「すぐ帰らないと。。。調べてくれば良かった」など・・
初めて見る霧島連山夕方の景色
1時間15分もかかって何とか御鉢の縁に
”せごどん”オープニング画像に出てくる御鉢馬の背の岩の横を通り
また質問攻めに遭いながら・・なるべく視線を合わさない様に下を向いて
山頂を見上げると、神主さん一行なのか一団が山頂に着いたところ
怪我をした方のレスキューにヘリが・・ヘリを呼ぶか否か、怪我の程度の判断は難しいですね
自分の場合でシミュレーションして置く事も大事です
また数組と同じ話をして~^^そのため立ち止まり立ち止まりでゆっくり登れ~~ある意味良かったです
16時20分、山頂到着~~神主さんが用意を始めておられ
また久しぶりに「simaさん」ともお会いし雑談を
快晴の景色を見ながらパンで腹ごしらえ
始まる前に携帯トイレブースでトイレを済ませ~~初めて見る夕方の景色を堪能~~
山頂に横笛の音色が響き~~始まったと思ってい居ると、横笛の練習でした~~
しかし本番より風も無い静かな山頂に響き渡り荘厳な雰囲気
今朝霧島神宮で採火した御神火を山頂まで持って上がり~~その火種を松明に移し
17時、天孫降臨御神火祭が始まり
去年高千穂河原で見た時は人の影でほとんど何も見えずでしたが~~今回は最前列で
一同礼拝
横笛の音色が又山頂に
夕日も・・・・
薄暗くなり
無事滞りなく終了
下山でも怪我の無い様に隊列を組んで皆で下山するとの事
下山に備え、着ていた防寒服を脱ぎ待つも・・・なかなか出発にならず・・
寒さで震えだし・・「下ろう」数組数人と勝手に・・・17時40分下山開始
まだ少し明るく
すぐに暗くなり
このグラデーション・・・見入るお二人
鞍部に着き見上げると一行が山頂から降り始めたところ
狭い御鉢の縁・・・両側はただただ真っ暗な空間
あえて先行者2人を追尾
御鉢斜面の下りももう少し~~、先行者2人は(右下)もう岩場を下りきり砂場を~~
三日月や空港の光や町の光が綺麗~
18時40分、高千穂河原の会場まで下りて来ると~~神事やお祭り行事も終わり、
神主さんや見学者の皆さんで松明を囲み歓談中~
ザックを担ぎヘッドライトを点けた私達を見つけ
「おつかれさん~~」と拍手の大歓迎~~
私達が神事を行った訳でも無く・・何が何だか判りませんが、その気になり「ありがとうございます」と
色んな方に山頂での神事の様子を聞かれ・・・画像を見せたりしていると・・
知らぬ間に、ちゃっかり振る舞い酒を飲んで輪に溶け込んでいる人あり「清酒美味しい~~~~」「・・・・」
お土産をいただき(帰宅後撮影)
明るく照らされた古宮参道を駐車場に下り
暗くても駐車場で念入りにストレッチを行い帰路に
途中去年は定食屋さんでしたが、今年は願いが叶ったので回転寿司へ~~
「お腹いっぱい~~~」「もう食えん・・・」
最後の締めとか言って食べた麺類が60過ぎの胃にはよけいでした
GPS計測で距離5.7km、時間4時間50分(山頂80分)、累計標高差626mのお山歩でした~~~
山頂で日が沈む中行われた神事は想像以上に重く心に残りました。
そして画像を撮る時意外ただただ御神火に見入ってしまうほど無になることが出来た時間でも有りました。
高千穂峰山頂で執り行われる天孫降臨御神火祭を見たいという数年越しの願いが叶いましたね~~
二人とも行く前の体調は万全ではありませんでしたが・・終わってみると
「忘れてた^^」「大丈夫やった~~~」と
願いは諦めてしまうとそこで終わり!叶いません
さて次の叶えたい願いは・・・何でしょう~~
何処の山に行こうか~~何しようか