いい覚悟で生きる・言葉の処方箋(世田谷深沢カフェ)

無理せずに、言葉による処方箋からいただいた「がんは病でも病人ではない」ことの思いを中心に語ります。

「日めくり」 人生を変える言葉の処方箋・・・・・・・・2020年4月18日㈯

2020年04月18日 | 日記
☆☆☆「受けるよりも与える 慰められるよりも慰める」☆☆☆

病になったからといって、人生が台無しになるわけではありません。むしろ健康な人には体験できない人生を歩んでいるのだと思いましょう。
そして、お見舞いを受ける側の方々へのアドバイス。「お見舞いに行って、逆に励まされた。と思ってもらえるような対応を心がけましょう。
せっかくの人生です。愛される人よりも愛する人に、慰められる人よりも慰める人になりませんか。
「受けるよりも与えるほうが幸いである。」(新約聖書・使徒言行録20:35)
という言葉もあります。

私が7年前に、がんを告知されて1か月の入院生活をしました。はじめは、何で1年前に妻ががんとなり、今度は自分か、、、、しかし、主治医も始めスタッフも100%の完治はないけど、現在の医療の進歩で尽くすと、、、放射線や抗がん剤の前に、今まで受けたことのない、造影剤を利用してのCT・MRI・骨シンチをしてから、化学治療へと進み、体重の大きな減少ははあったけど、11月ではあったが短パンとTシャツ姿で、病院内をウォーキングしてストレッチで過ごし、友人や野球での教え子たちが心配顏して見舞いに来ると「ホントにがんなの?顔色もいいし、変わらないですね」と驚かれた。
その時「カラ元気」でなく、「教え子の怪我の間の練習方法や仲間にはノックの打ち方はこうするとか」、、、、能書き好きな私に、「患者に励まされた(笑)」と・・・・・
妻が治療中に苦しいのだろうが、息子には笑顔で接していた姿を真似したのだろうか、わざわざ見舞いに来てくれる方に「頑張れよとか負けるな、、、」の言葉をかけてもらいたくない気持ちが「気がへこむ」と・・・・感謝の気持ちで「お前たちほど怪我や体調管理」と自然に言えたことのほうが自分らしいと思っています。

付記  表紙の「日向ぼこ」・・・・・がん哲学外来ホームページにて、マンガで見る、がん哲学外来の説明です。是非ご覧ください(http://www.gantetsugaku.org/)





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