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春を探しに大笹生の低山をはしご(2021.2.21)#1 羽根山〈塩竈神社〉

2021-02-26 22:28:28 | 山歩き -2021-

羽根通し 兎に勝って 亀詣り



2月21日


午後から外出。


だいたい7年ぶりかな?
福島市大笹生の羽根山に鎮座する塩竈神社へ。


駐車場に車を止めて・・・


難しい漢字だ。
参道の登り口には「鹽竈神社」と。




鳥居の左に大塩瓶、右に大釜。




- 大塩瓶 -

上杉謙信は、
永禄十一年川中島の戦以後山国の武田方に対し、
攻防作戦の一つとして「塩攻策」が打出され、
為に甲斐の国の人々は塩が無く非常に苦しんだと謂う。
この事を知った謙信は、
武士の勝負は戦場で決するもので、
良民を苦しめることは武士道ではないと
敵の庶民に多くの塩を送って喜ばれたと謂うお話があるが、
その時代塩貯蔵用に使用されたと言い伝えられて来た十八石入の大瓶である。





- 大釜 -

天文二年の銘があるこの大釜は、
今から凡そ四百年前、上杉謙信が家来の炊出用に使用され、
高さ1.8m直径1.5mあり米俵七俵1500人分も一炊に炊けると謂うもの。
この大釜は前の大瓶と因縁ある所から塩・釜と一対に宮城県から入手し、
当神社に奉納されたものである。





坂が急なのは最初だけ。




登るにつれて傾斜は緩くなり・・・









-兎と亀 -

遥かに遠いその昔見渡す平野は湖といい
水は次第にひいてきて笹が沢山生いました
ここ大笹生と云うのです

今から弐千年以上のその昔
信達平野が湖の頃、この羽根山は島でした
大きな亀もゐたと言い「亀ヶ森」ともよびました

昔むかしその頃のお伽噺にある様な
兎と亀のかけくらも
この山あたりでないのかと
今の人達も謂うのです

羽根通し 兎に勝って 亀詣り










後ろ姿がなんだか好い感じ♪









お参りを済ませてから・・・




- 御神馬蹄め跡 -

古代神世の時代には福島盆地は湖であった様です
塩土老翁の神を道案内に伏拝より筏にて此の羽根山に上陸
神馬を休ませたところ、蹄の跡が出来たそうである



御神馬の蹄の跡が残るこの岩と拝殿との間に続く踏み跡を辿り、御本殿を回り込んで・・・




見つけた!




三等三角点・点名「亀ヶ森」(標高175.5m)に初めてのタッチ!


裏より表に戻って・・・









興味深い案内をフムフムと (^^ゞ


そしてようやく景色を眺める番。




ブルーシートの草臥れ具合からすると、2月13日の地震の際に崩れたのではなさそう。




「春を探しに」...先ずは「春霞」?




南東に信夫山。









真東に霊山・・・


こうなりゃアートフィルター「ドラマチックトーン」の力を借りて!?









南の空に薄明光線♪









羽黒山の右奥...父が言うには安達太良山だけではなく、この女神山も乳首山だと。














霊山。




この羽根山の南西側すぐの場所に東北中央道の大笹生インターチェンジが。
もしかしたら見える?
そう思っていたけれど、景色が開けるのは東から南にかけて...残念。




登り口と山頂との標高差は60mぐらい。




一気に下って駐車場に戻り・・・


春霞の他にも春を見つけたい!


・・・ということで、近場の低山をもうひとつ。



続きます。

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