一応あぁちゃん病状memo

ありの儘様々な症状記録を読んで下さり感謝

当たり前のことができなくなる 

2018年03月06日 | 症状関連記事

 病気、病状をしって理解を!

1)第17回日本脳脊髄液減少症研究会 30年2月24日~25日

   http://www.csfh17.com/

   今年度のセッションは、「脳脊髄液減少症の啓発を考える」マスメディア、患者会、学校、養護教員の方々に多大なご尽力を賜って、かなり認知度が向上てきたようです。  

 

2)小児期発症の脳脊髄液漏出症

   **第46回日本小児神経外科学会    会期:2018年6月8日(金)・9日(土)

       http://jspn2018.umin.jp/

 

1)と2)の内容、詳しくは、、 Dr.高橋浩一山王病院脳神経外科ブログこちら←を参考にして下さいね。(子どもの患者治療200名も~)

 

産経新聞記事をリンクして保存します。

3)【脳を知る】高次脳機能障害、当たり前のことができなくなる 介護の家族も苦しみ

当たり前のことができなくなる高次脳機能障害。介護の家族も大変だ(産経新聞)03月04日 07:04

≪≪≪≪今回は「高次脳機能障害」について話します。

 一言では非常に難しいものの、「人間らしい、当たり前のことができなくて困る」という言い方が、ちょうどいいかもしれません。例えば、友達と食事に行く約束をして手帳に予定を書き込み、当日に約束の場所へ出向くといった、計画を立て筋道に沿って行動するという当たり前のことができなくなるのも、高次脳機能障害の一つといえます。

 先日、ミュージシャンの小室哲哉さんが不倫疑惑を報じられました。そのきっかけは高次脳機能障害の介護疲れだったようです。

 小室さんの妻で同じくミュージシャンのKEIKOさんは平成23年の秋、くも膜下出血で倒れました。一命をとりとめ、現在は日常生活を送れる状態にあるようですが、前述した高次脳機能障害が残っているそうです。

 小室さんは記者会見で、KEIKOさんは子供のような感じになり、大人としゃべっている雰囲気がなく、父親と娘のようだと言っています。ミュージシャンなので歌をリハビリに取り入れようと努力しても、難しかったようです。

 しかし、歌うということは考えている以上に、かなり高度な情報処理をしています。歌詞を理解し、それに合わせてメロディーの高低を考えるだけでも高度な情報処理が必要です。そこに抑揚をつけて感情を込める−となると、健常人にはできても、高次脳機能障害を持っている方にとっては、かなりハードルが高い行為なのです。

 配偶者が高次脳機能障害に陥った夫婦の離婚率は、通常よりも高いそうです。できそうなのにできない、伝えたいことが伝わらない、そういったもどかしさが積み重なることで介護者が燃え尽きたり、逆に暴力を振るうようになったりするのだそうです。健康だった頃の記憶は本人に残っていることの方が多いようで、本人にしか分からない苦しみもあると思いますが、家族全員が苦しむ病気です。

 くも膜下出血のみならず脳梗塞や脳出血、頭部外傷でも高次脳機能障害は起こります。健常に見えるからこそ、難しいこの症状。高血圧や糖尿病など治療可能な病気はきちんと治療して脳卒中を最大限予防し、高次脳機能障害にならないよう努力しましょう。

           (済生会和歌山病院 脳神経外科 医長 三木潤一郎) ≫≫≫≫

コメント
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