欧州東部の極秘飛行場、
急ピッチで進むウクライナへの兵器輸送
<picture><source srcset="https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20220308-35184573-cnn-000-2-view.jpg?pri=l&w=640&h=360&exp=10800&fmt=webp" type="image/webp" /><source srcset="https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20220308-35184573-cnn-000-2-view.jpg?pri=l&w=640&h=360&exp=10800" type="image/jpeg" /></picture>
米欧州軍(EUCOM)が中心となり、「リアルタイムで」軍事支援物資をウクライナに輸送しているという
ワシントン(CNN) 米国防総省高官は、マーク・ミリー統合参謀本部議長が先週、兵器輸送の拠点になっているウクライナ国境付近の飛行場を訪れ、多国籍による取り組みの様子を視察したことを明らかにした。
同高官が4日に語ったところによると、ミリー議長は部隊や兵士と面会し、輸送活動を視察した。同飛行場の運航便数はここ数日の間に、1日数便から、同飛行場で運航できる上限の17便に増えている。 飛行場の場所は、対戦車ミサイルなどの兵器輸送を守る必要があることから明らかにしていない。
ロシア軍はこれまでのところ、ウクライナに入った輸送品については標的にしてこなかった。しかし一部には、今後進軍が進む中で標的とされることへの懸念もある。
米政府高官がCNNに語ったところによると、米国などの北大西洋条約機構(NATO)加盟国はこれまでに、対戦車ミサイル1万7000基と、地対空ミサイル「スティンガー」2000基をウクライナに輸送した。
2月下旬にロシアが軍事侵攻を開始する前から、欧州の上空は米軍のC17などの輸送機が頻繁に飛行。NATOの東側に沿って部隊を再配置するとともに、ウクライナへの輸送拠点に武器を移動させていた。飛行のペースは加速の一途にある。
米国防当局者によると、大規模輸送作戦は米欧州軍(EUCOM)が中心となり、同盟国やパートナー諸国と連携しながら「リアルタイムで」物資をウクライナに輸送している。 ロシア軍の侵攻が始まって以来、14カ国がウクライナへ軍事支援物資を送ったという。中には過去にそうした装備品をほとんど提供したことのない国も含まれる。
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