新変異ウイルス検出
BA.2亜系統が起源か
国立感染症研究所は、オミクロン株から派生した新たな変異ウイルスを、
先月下旬に、世界で初めて確認したと発表しました。
感染力など詳しいことは分かっておらず、分析を急ぐことにしています。
国立感染症研究所によりますと、新たな変異ウイルスは、
オミクロン株の新しい系統で、先月下旬に日本に入国し
新型コロナへの感染が判明した3人から検出されたということです。
世界でも確認されたのは初めてです。ベトナムを中心に確認され、
日本でも1月に検出された「BA.ツー・スリー・ツー」が起源とみられています。
3人はいずれもベトナムへの渡航歴がありましたが、到着日は異なるということです。
感染力の強さなど詳しいことはわかっていませんが、
感染研はウイルスのスパイクタンパク質に特徴的な変異があることから
「ワクチン接種や感染によって獲得した免疫を逃避するため
感染しやすい可能性がある」と指摘しています。
そのうえで、「国内外の検出状況を注視する必要がある」としています。
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