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つれづれっと

40を目前に控えた男の、日常徒然雑感です。経済、趣味、特捜最前線の感想をアップしていきます。

第361話 疑惑 警察犬イカロスの誘拐!、362話 疑惑Ⅱ 女捜査官の追跡!

2007-11-11 | 特捜最前線
脚本、長坂秀佳なんですけど、どうもいけてないですね。
警察犬の紹介にとどまっていて、2話も続ける必要があったのかと。
確かに、アオレンジャーの宮内洋とアカレンジャーの吉野との共演は見もの
ですけど。もう、ストーリーがなんとなく荒っぽいような気がします。

やっぱり、「哀・弾丸・愛、七人の刑事たち」の後だけによけいに、目立ち
ますね。私、このあたりの作品はほとんどビデオに収めているのですが、
印象深い作品がないんです。愛弾丸哀くらいですねえ。

津上刑事の遺言ロケ地~練馬区教学院北信号

2007-11-04 | 特捜最前線
今日は天気がよかったので、予告どおり行ってきました。
津上刑事の遺言のあの信号の場所に。

いやあ、よみがえりますね。すでに撮影から20年近く経っている
んですけど、結構面影が残っています。銀行の支店らしき建物、
道路の雰囲気、もちろん、その向こうの信号はシンクロしていません
でしたが(笑)。

特捜がスタジオ収録されたと思われる、東映大泉撮影所はここからすぐ
の場所なんですね、写真でご覧のとおり、日曜日の夕方は大渋滞のところ
です。あんな、撮影をやったことがすごいなといまさら思います。

それと、死亡事故発生の看板がありました。なんとも、いたたまれない、
気になりました。ドラマにある、被害者と加害者の立場、そして、神代
課長が言った、交通事故はまさに犯罪であるとの言葉を思い出したとき、
自分もいつ加害者・被害者の立場になるかもしれない、そういうものと
隣合わせにいることを、本当に思い知らされる、そんな1日となりました。

特捜最前線ロケ地めぐりってやってみたい。

2007-10-28 | 特捜最前線
とあるHPにロケ地をめぐった人たちがおられますね。
その人たちはすごいです。深沢Pや、横光先生に会ったりしてすごいです。
「愛しのドラマ、特捜最前線」というHPです。一度見てみてください。

で、そこで特捜最前線のロケハンやってるんですね。かなり、詳細に
まわられていてびっくりしました。

私も、東京出て来た時(大学の入学試験)、東邦生命ビルを見たときは
感動しました。いろんな話で出てきますもんね、地下の駐車場にも行って
みたいなって思ったくらいです。

で、私の家は実は東映大泉の近くでございまして、「津上刑事の遺言!」
をファミリー劇場でやっていましたが、あそこの信号、「教学院北」が
私の家で車で10分くらい。行こう行こうと思って、はや3週間。行ったら、
必ずアップしますね。

もちろん、「愛しのドラマ、特捜最前線」ではロケハンにいっておられます。

357話 OL・疑惑の完全犯罪!

2007-10-26 | 特捜最前線
久々ですね。特捜最前線のお話を書くのは。

で、石松愛弘シリーズ。犯人役はピンクレディーの増田恵子さんです。

しかし、ひどいですね、この話は。全然完全犯罪でもなんでもないんですね、結局、邪魔になった彼氏を崖から突き落としただけ、なんで、これが完全犯罪なのか。また、特捜最前線を飾る地味な女優さんと違って、増田恵子さんの演技の下手さがすごく目立ちます。最後に少し、うなだれるシーンがあるのですが、そのわざとらしいというか、つまづき加減のうなだれ方に、妻と笑ってしまいました。

なんか、私的にはこのあたりのお話ってすごく、中だるみというか、つまんなくて、ほんと、ファミリー劇場を第1話からもう1度やってくれないのかなあって思ってしまいます。


335話 愛人バンクの女!

2007-08-05 | 特捜最前線
ファミリー劇場、毎週土曜日は着々と2話見ています。

昨日は主役刑事は紅林でした。やっぱり紅林刑事主役が一番好きですね。このあたりの話って、私が高校生の時に撮りためていたビデオライブラリーには一切入っていなくて、DVD保存しまくりで、いつも新鮮な気持ちで見れるのですが。紅林の妹役(かなりおきれいです)が、裏で愛人バンク組織をやっている宗教組織に入会していて、だまされ、紅林ともども命を狙われるというストーリです。

まあ、紅林好きじゃないと、少し抵抗あるかもしれませんが、何気ない、横光克彦先生の人間くさい、人のよさそうな演技がやっぱりいいなって思ってしまいますね。信じているからこそ、実の妹に手錠をかけたというセリフ、紅林らしいです。

しかし、やっぱり、そのあと、地図を描く女を見ちゃいました。また泣いちゃいました。妻も泣いてました。夫婦そろっての特捜好きもなかなかのものかなと。

331話 小さな紙吹雪の叫び!

2007-07-22 | 特捜最前線
(あらすじ)
敏腕部長がビルから突き落とされて死んだ。敏腕部長は会社を合理化し、社員から恨みをもたれていた。その中で、叶刑事はその死体のまわりにあった、切り刻まれた多数の紙に興味を持つのだった。その紙をたどっていくと、福祉課の女性社員が浮かぶ。その女性社員は社員の誕生日に花を贈るのを仕事をしていて、その紙に社員の趣味や嗜好などを事細かに記載していたのだった。

(感想)
 コストがかかる福祉課というものを廃止して、社員の福利厚生をどんどんカットしていく。ありがちな話です。会社が下り坂になったとき、リストラと称して、社員の気持ちを考えず、人減らしや配置転換をしても一時の業績はよくなっても、中期的には下り坂になることが多いということです。人は城なのですから、優秀な人ほど辞めていくんですね。
 話の筋としては好きな話なのですけど、女性社員のメモ紙をシュレッダーで切り刻んだ紙なのだから、切り刻んでもメモの痕跡が残るはずなんですけど、そのあたりが抜け落ちてるなということで、一気に興ざめしました。あと、女子社員の友達が出てくるのですが、地味な風貌の犯人以上に目立ちました。売出し中の人だったんでしょうか。そのほかの話で見たことあるような人でしたけど。

コピーガードの存在

2007-07-17 | 特捜最前線
ということで、特捜最前線のDVD計画が順調に進んでいたのですが、いくらやっても、DVD化できないビデオテープがありまして、DVD-Rを3枚ぐらいつぶしてやっと気がつきました。

そう、コピーガードの存在です。最近はファミリー劇場からビデオテープに落としていたのですが、それはコピーワンスなんですね。結構ショックでした。ビデオテープを棄てるわけに行かず、結局、ビデオテープも保存することにしました。

ま、いまのVHSビデオが壊れたら、あきらめて、すべて棄てようかなと思っていますけど、当面は保有しておこうかなと。

DVD化計画進行中

2007-07-15 | 特捜最前線
20年以上前に高校生のときから撮りためた特捜最前線のビデオをようやくDVD化の作業に入っております。やっと、DVDレコーダーを買ったので、ここ2週間はずっと、この作業をやっています。

当時、大阪の朝日放送で午後3時から再放送をやっていたのを撮ったものです。私が特捜最前線にはまるきっかけとなったのは、ある日高校の部活がないときに早く帰って何気なくTVをつけると、「地下鉄連続殺人事件」をやっていました。そんなことがあるのかと、高校生ながらに今まで見ていた「太陽の吠えろ」とかはなんとつまらない、推理というか種明かしというか、そういう面白さを感じて、それ以来、必ず、ビデオの予約をして登校するのが日課となりました。

しかし、当時は奇をてらったストーリが好みだったのと、高校生ながらにビデオテープの負担は結構重く、自分で面白くないと思ったのは、上書きしてました。ああ、今思うともったいない。

当時の大阪のCMとかも一緒に録画されていて、ほんと高校生のときを思い出し、懐かしい財産となっています。ビデオライブラリーは話の数からして、150話くらいでしょうか。DVDBOXも3巻までは予約済み、あとはファミリー劇場が1話からやってくれるのを待つだけです。

特捜最前線~第211話 自供・檻の中の野獣! 

2005-10-02 | 特捜最前線
(あらすじ)
 口のきけない小学生が誘拐された。特命課の張り込みのなか、身代金が奪いとられてしまう。そんな中、杉森という男が容疑者として引っ張り出される。おやっさんと、杉森との10日間にわたる落としが始まった。

(感想)
 塙五郎脚本ですね。人間でないと思われるくらいの凶暴で、自供もいっさいしない、杉森(小池朝雄)が、最後にはおやっさんの落しによって、子供の頃の弱い人間になってしまうという。名優同士の演技が見ものです。おやっさんの、ラストのセリフがいいんです。僕の中では、おやっさんの自供モノ3部作の一つですね。

特捜最前線~280話 黙秘する女!

2005-09-29 | 特捜最前線
(あらすじ)
 僧侶が刺し殺され、歩道橋から吊されるというショッキングな事件が起こった。身元がわかるものは一切なかったが、胃の中からねじ釘が見つかった。そのねじ釘の製造元を突き止めていくと、その工場社長の妻の小池栄子が不自然な反応をしたことから紅林はマークすることになった。その後、僧侶の遺留品と見られる中に、戒名がみつかり、寺を訪ねていくと、椎名武という10年前学生紛争の際、爆弾を投げられ死んだ機動隊員のものとわかった。

(感想)
 つい、先走って見てしまいました。この話、ほんと名作です。10年間の時になかで理想を追い求め、それが正しいと思ったことを、社会の流れに流されて、楽な方に流されて、忘れてしまう。社会の中に組み込まれていく、かつて敵としていた社会に安易に組み込まれて行った人、一方で、社会の一員として組み込まれているように見えても、その中でもがいてもがいて、自分の信念をつねに確かめて生きたいる人・・・。
 時代の移ろいというのに、うまく乗るというのも大事だし、器用というもの。しかし、人間の生き方として、自分の立脚する土台や視座というのをきっちり持った上で、社会に対応して生きていくのでは全然異なる。この黙秘する女を見るたびに若いときに描いた自分の夢とか理想を思い起こすいい機会になります。
 また、藤井監督の映像のこだわりも好きです。紅林と小池栄子の2ショットが様々な工夫で撮られてます。たき火の空気のもやから入るシーンが凝ってます。また、小池栄子と僧侶の階段の場面、そこに子供を遊ばせ、絶妙に画面の中で対比させながらのシーン、最後、原宿で若者が集団で踊ってる中、紅林が時代の移ろいを感じつつ、太陽を見つめる、そこに廊下を歩く音がコツコツと入り、小池栄子が手錠を太陽にかざして微笑むシーン。。。もう、感動的です。。
 最後のシーンは常に不変である、太陽という存在が理想や信念をあらわしてるんでしょうか。そういえば、日本赤軍の重信房子が逮捕された時、手錠を報道陣の前に振りかざす動作がありましたが、だぶってしまいます。

特捜最前線~257話 母・・・・・・・・

2005-09-22 | 特捜最前線
(あらすじ)
 紅林が昔恐喝で逮捕したことのある人から、紅林が何十年と生き別れになっている母にあわせてやるとの電話があった。紅林が待ち合わせ場所にいくと現れず、その後その者が殺された。

(感想)
 紅林しかできない役ですね。何十年探し求めた母を思う子供の気持ちをうまく演じきってると思います。紅林のセリフ、そして紅林によるナレーション、重みがあります。紅林が涙をためて、怒ったり、悲しんだりするところが大好きです。紅林のナレーションも大好きなんですよね。。重みと感情が入ってるような。。これも、紅林メインで好きな話の一つとして加わりました。
 
 ちなみに、前にも書きましたが、紅林メインで好きな話としては、
○第212話 地図を描く女
○第227話 警視庁を煙に巻く男
○第280話 黙秘する女
 ですかね。もう、黙秘する女は名作中の名作だと思います。

特捜最前線~256話 虫になった刑事!

2005-09-21 | 特捜最前線
(あらすじ)
 金貸しの老女が殺された。その容疑者として不良大学生があがってきた。殺害時刻前後の目撃者が多く、素行も悪いその大学生の容疑は揺るぎないものと思われ、特命課も検察行きを決定した。しかし、ナイフに疑問をもった橘は執念ともいえる捜査を開始、次第に若手特命課員も一緒になって容疑者のアリバイを洗い直すのだった。

(感想)
 これも長坂秀佳作品です。展開としてはタイトル通り、地を這った展開です。しかし、好き嫌いだけで容疑者をそのまま認めてしまったりするのはおかしいと橘が若手特命課員に諭す場面が、全ての職業に当てはまり共感を覚えるところです。特に、特捜では刑事のちょっとした気づきや好感のようなものから話が展開することが多いので、こういうセリフは特捜の芯の通った刑事像を映し出すのに十分です。
 ちょっと、ハッピーエンドの積木くずし的な要素もありますが、神代課長が橘に「息子さんに似ているかね」といったところも、父と子のような雰囲気も感じさせます。
 特捜玄人のご先輩方にはたまらないお話しかもしれませんが、この話の良さをわかるにはもう少し人生経験が必要かもしれません。

特捜最前線~225話 張り込み・顔を消した女!

2005-09-20 | 特捜最前線
(あらすじ)
 通産大臣汚職事件に関わり、数年前に死亡したとされる人物の指紋が偶然発見された。その指紋はその妻のアパートを見上げる橋に残されていた。桜井はその妻に接触するのだった。

(感想)
 途中まで「シャムスンと呼ばれた女」っぽかったです。桜井のどや街風の風貌が妙に会うんですね。水商売の女性が好きっぽいんでしょうね。ほんと、この年になると桜井の生き様に余計にあこがれますね。男から見てもかっこいい。
 非常に映像がきれいです。天野利彦監督か脚本の藤井邦夫さんのセンスかわからないですけど、夜のシーンの中の光、ひとの影、夕陽のシーンとか、映像自体凝っています。
 桜井の刑事の常識を外した行動、ひとりの人間に根ざした行動、大好きです。少しうるうる来ました。。

特捜最前線~245話 冬のマンモス団地ミステリー!

2005-09-19 | 特捜最前線
(あらすじ)
 叶刑事が住む団地で、幼女が殺害された事件で、叶の自宅に直接その犯人を知っているという電話が女からかかってくる。その情報で犯人を特定できるのだが、その女は叶のファンらしい。ある日、叶は駅で迷子になった子供をマリオネットであやす女に出会う。その女と電話の女の関係は・・・。

(感想)
 特捜最前線の刑事と女性との関わりでいちばん好きなのは桜井ですね。ほんとに味があります。叶の場合、どうしても孤児という設定のせいか、人との間合いが不器用に描かれるので、冷徹な印象があります。犬には優しいんですけど。
 今回も叶が女性に惚れられるという設定です。結局、叶をめぐっての悲劇的な結末になるんですが、叶自身、そのあたりの呵責は感じていないような。。自分の足が不自由な人から操られるマリオネット状態になってしまった女性が、その状態から脱却しようとするとき、まさに自分の足で歩こうとするとき、その悲劇がおこってしまうという、ふかーい話です。
 マリオネットの挿入歌、くらーいです。マリオネットの操り糸が切られていくシーンこわいです。でも、そういう特捜らしいところ、大好きです。

特捜最前線~248話 殺人クイズ招待状

2005-09-18 | 特捜最前線
(あらすじ)
 紅林刑事が帰宅途中、スーパースター殺人を予告され、その後、日時、凶器、場所、そのスーパースターの名前の暗号が特命課に届く。その一つ一つの暗号についてそれぞれ世間に発表していくという手法をとらされた。日時は1枚の絵、凶器は58度、場所は3、スーパースターは3×3というものだった。

(感想)
 長坂秀佳ワールドですね。原案は岸牧子となってますが、内舘牧子さんらしいですね。これだけでもすごいです。5回ぐらい見てますけど、何回見てもおもしろい話です。よくできた話です。スーパースターのフランス帰りっていう風貌があやしくて、その名前も笑っちゃいますけど。結構、忘れない名前です(笑)。話的には場所とスーパースターの名前が最後まで解けなくて、紅林と桜井のセリフ回しだけで、すぐに終わらせているのが残念でした。有名になりたいという心は誰でもあるもので、私もそう思ってますし、それが犯罪を犯して有名になろうとした場合、その結末やその犯人がその後人々の記憶には残らないと、最後の神代課長の挑戦に勝った最後のセリフが印象的でした。
 紅林も大ファンなんですよね。紅林と見えぬ犯人、そして予告状を通して見えてくるというか見せられる犯人像に格闘する姿がたまらないです。