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つれづれっと

40を目前に控えた男の、日常徒然雑感です。経済、趣味、特捜最前線の感想をアップしていきます。

特捜最前線~208話 フォーク連続殺人事件の謎

2005-09-12 | 特捜最前線
(あらすじ)
 橘刑事の警察大学校の同期のエース鶴間がFBIの研修を終えて帰国。その帰国の歓迎パーティで鶴間を待っている最中に、鶴間がフォークで刺される。その後、同期が次々とフォークで殺害されていく。

(感想)
 この話は初めて見たときから印象に残ってて、やっとファミリー劇場放映により再び見ることが出来ました。脚本は長坂秀佳です。他人不干渉になりがちな現代社会に強烈な警鐘をならす話です。若い頃の長塚京三が橘刑事の同期役として出てきてます。フォークにかかる謎をいつもの桜井刑事が解いていくのも見ものです。こういう話とかみると、やっぱり本郷さんの演技のうまさとか、光りますね。特捜らしい、お話しだと思います。

特捜最前線~239話 神代警視正の犯罪!

2005-09-05 | 特捜最前線
(あらすじ)
 神代課長はある娘の里親に呼び出された。その娘は、亡くなった神代の妻によく似ている。その里親は臨終間近、神代をその娘の父親は神代だと告げる。特命課が追っている建設省絡みの殺人事件に、神代の妻と不倫して一緒になった神代の部下が所持していたピストルが絡んでくる。しかし、その部下は神代の妻と一緒に飛行機事故でなくなったはずだった。

(感想)
 スペシャルでじっくりストーリーだてにして欲しかった内容ですね。1時間の内容だと唐突な場面が幾つかありました。しかし、その中で神代課長と特命課の課員達の信頼関係、特におやっさんの心情的なサポートが印象的でした。また、神代の昔の経緯を語らすために、蒲生警視(長門裕之)を登場させるという豪華振り。わたしは、蒲生さんの大ファンなのでこれだけで満足してしまいます。
 普段から冷静沈着な神代が、自分の過去を振り返り、自分の心情をおやっさんに吐露する場面、名シーンでした。

特捜最前線~235話 少女売春・夢を掘る男! 

2005-09-03 | 特捜最前線
(あらすじ) 
 売春・覚せい剤の少女が殺害された。容疑者として、財宝探しに夢をかける男がうかんできた。かつて、その資金を出した出資者から宝が出なかったため、詐欺罪として訴えられた際、桜井刑事がかかわった男とだった。彰義隊の隠し財宝の一部が見つかった矢先に詐欺罪容疑で逮捕されたため、宝探しを断念せざるを得ず、その結果出資者が娘ひとりを残して無理心中をしてしまったという過去があった。その罪悪感に苛まれる男は、その娘を引き取ったのだった。

(感想)
 犯人かわいそうパターンです。その男は人生をかけて宝を探しつ続けてきた男で、人のいい、といって、芯の通ったキャラ。その俳優さんの配役がぴったりの風貌です。その男の夢が、無理心中事件によって変わってしまう、その辺りが見所ですね。
 桜井刑事の演技がいいですね。彼は男同士の友情がよく似合います。僕は紅林刑事とか、おやっさんが好きなのですが、最近、桜井が好きになってきました。

特捜最前線~225話 チワワを連れた犯罪者

2005-09-01 | 特捜最前線
(あらすじ)
 手形パクリ事件のこやま社長は、手形パクリの事実を認めなかった。そこで特命課は秘書に目をつけたが、謎の転落死を遂げてしまう。特命課は殺人事件として立件するが、裁判で秘書の娘に証言を覆られてしまい敗訴してしまう。
 それを受けて、パクられた手形が動き出し、社長の共謀者も消されてしまう。そこで決め手になるのが、社長のどんな狂暴な犬でも30分でなつかせてしまうという発言だった。

(感想)
 いまいち、つめきれてない話ですね。たまに、特捜最前線にはこういう場当たり的な話がでてくるんですが。犯人役の西田健のキャラもいまいち生かされていないような気がします。その中で、橘刑事の執念の捜査が唯一光ったところかな。なぜ、橘刑事がこの事件に固執するのか、叶刑事のナレーションで進められていく。長崎県警時代での手形パクリに端を発した無理心中の場面、橘の人間味が十分に発揮される話ではありますね。

特捜最前線~222話 亡霊が見舞いに来る夜!

2005-08-31 | 特捜最前線
(あらすじ)
 船村刑事はかつて所轄警察署にいた時に逮捕した犯人の姿を見かける。しかし、その犯人は刑務所で死んでいるはずだった。その時、一緒に逮捕した同僚の刑事が病院で飛び降り自殺を図って死んだ。不審に思った船村刑事は同僚刑事が入院していた病室を同じ部屋に入院し、真相をあばいていこうとするのだった。

(感想)
 まじでこわい話です。病院の死体安置室でろうそくがいっぱい立っている映像が出てきて、ほんとこわいです。船村の一つ一つ、解き明かしていく過程は見事。途中出てくる、子供姉弟の設定も納得がいくものです。
 しかし、特捜最前線に出てくる女優さんって、むかしの女優さんって感じで端正な顔つきの人が多いですね。。ここにでてくる、看護婦役のひとも美形です。船村刑事の役を紅林がしても、おもしろかったかもしれません。

特捜最前線~206話 アイドル歌手恐喝殺人事件

2005-08-30 | 特捜最前線
(あらすじ)
 サラ金強盗が3件連続しておきたが、いずれも特定の2人を名指しする、電話や証拠物件が何ものかによって提示された。そのうち、証拠物件の提供は吉野刑事の昔の知り合い(りゅうじ)から提供を受けたものであり、船村刑事の忠告を受け不審に思った吉野刑事が問いつめたところ、養護施設でりゅうじとともに育った、とあるアイドル歌手が恐喝されていることがわかった。しかし、そのアイドル歌手もマネージャーも恐喝されていることの事実を認めず、吉野は立件できず苦悩するのだった。

(感想)
 見ている途中で、いつものハッピーエンドのテーマ曲が流れてこのまま終わるかなと思っていたら、恐喝事実の否認という事態。結構、どんでん返しの展開。途中、施設ネタで登場する叶刑事のセリフがあとあと伏線として効いてきて、悲しいエンディングとなる。なかなか、女性受けする話ではないでしょうか。
 このアイドル歌手は、風祭ゆきという女優さんが演じているのですが、おきれいなんですが、んー、なんか、アイドル歌手というよりは演歌歌手といった感じで。。スキャンダルを恐れるのはやっぱりアイドル歌手という設定じゃなきゃ、説得力がないのでしょうか。あと、梅津栄さんも脇役を固めてます。



特捜最前線と私

2005-08-29 | 特捜最前線
今日は感想じゃなくて、特捜最前線の回想を。。

高校生の時、特捜最前線を見ていて、人生が
変わりました。当時、私は大阪にいたのですが、
大阪人らしく東京への対抗意識だけがあり、
大学受験も在阪大学を考えてました。

特捜最前線を見ていて、犯罪を通して、東京と
いう大都会に住む人々の様々な矛盾を感じ、
その矛盾の中にある、東京の魅力に引き込まれた
のです。

それ以来、大学も在京の大学に志望が移ってしまい
ました。私の高校で在京大学志望の人は珍しかった
です。

いま、社会の現実も少しづつ理解できるようになって
きた30半ばに、もう1度違った視点でこの特捜を、
東京で見れていることに、また考えるべきことがあると
考えています。

特捜最前線~226話 太鼓を打つ刑事

2005-08-27 | 特捜最前線
(あらすじ)
 警視庁の楽隊で太鼓を打っている警官が殺人事件の被害者と直前まで一緒にいることがわかった。その警官は、かつて、バス放火事件で妻を殺された岩手県警の刑事であった。事件以降、その犯人を追い続けて、警視庁の楽隊に転籍したのだった。

(感想)
 この話は僕の中では結構上位ランクの話です。太鼓を打つ刑事役は倉田保昭で、Gメン75の刑事役もやってました。執念で放火犯人を憎み続けてきた太鼓刑事は、ホームから落ちた子供を助け瀕死の重傷を負った放火犯人を殺すため、桜井刑事の拳銃を奪う。この状況を至らしめた、桜井刑事の温情と、最終的に太鼓刑事は犯人を撃てないだろうと悟った判断。憎み憎み続けてきた犯人が子供を助け、そんな犯人を十数年追い続けてきた空虚さ、無念さ、それが2人の刑事のやりとりで見事に表現されています。
 ちなみに、楽隊が演奏する音楽は松山千春の「長い夜」。太鼓刑事にとっては、妻を亡くした中で、犯人だけを追い続けてきた、夜だったのかもしれません。。

特捜最前線~229話 夜間中学殺人事件

2005-08-26 | 特捜最前線
(あらすじ)
 卒業を控えた大学生が殺された。その容疑者として、夜間中学に通う中国残留孤児が上がってきた。紅林刑事は夜間中学の先生に頼まれて、事件を洗い直すのだった。

(感想)
 高校生の時には見向きもしなかった話ですが、30半ばにして見てみると味が出てきますね。子供を見捨てることになった母と、その結果孤児となってしまった子供。戦後の数十年を経た時間の隔たりを感じずにはいられない。おかあさんと、最後にいう場面が盛り上がりますね。
 残留孤児ネタとして、同じ阿井文瓶さんの脚本で、212話の「地図を描く女」があります。僕はこっちの方が好きですね。。これも同じ、親子との隔たりがえがかれています。この話は最後の残留孤児である女性が最後に、歌を口ずさみながら父親の元を離れていくシーンがあるのですが、そこが感動的で、やはり紅林とそばにいる神代課長も涙するという場面です。

特捜最前線について

2005-08-25 | 特捜最前線
特捜最前線のカテゴリーを新設しました。

テレビ朝日で放映されていた刑事ドラマです。
大阪では再放送をやっていたのですが、今ではJ-COMの
ファミリー劇場とかでやってます。ありがたいことです。

特捜最前線は高校生のとき、めちゃめちゃはまりました。
3時からの再放送は必ずビデオ録画してて、予約を忘れると、
早退して帰るほどでした。

はまるきっかけになったのは、169話の「地下鉄連続殺人事件」
ですね。地下鉄の各駅で殺人事件が起こるのですが、その事件の
駅をなぞっていくと、人の名前になるというお話しでした。滝刑事の
最終回でもあるんですけど、この話のおもしろさですごくはまりま
した。

いま、ビデオライブラリーは高校時代の録画をためたやつと、
ファミリー劇場の追加録画分ですが、見た感想を綴っていきたいと
思います。