【北辰物産D-station】スタッフの声

北辰物産オンライントレードスタッフによるブログ。取引画面の便利な利用方法の紹介など様々な角度から情報発信致します。

金先物は反発!10300円台を回復させ最高値圏を維持。

2024-03-14 18:12:33 | Weblog

商品先物取引のリスクについて



こんにちは!

東京では、週末にかけて気温が上昇し土日には20度に達する予報。
4月上旬の暖かさになるようです。
来週には再び気温は低下するようですが、桜の開花など春本番も
近づきつつあるようですね。

さて、国内金先物相場の話です。

本日14日付の取引では、一時は10331円まで上昇。
終値は10305円となり前日比61円高と反発。また、10300台を回復した
ため、最高値圏を維持した格好です。

前日13日は、米消費者物価指数(CPI)の結果に弱反応となって、
一時は10216円まで下落。終値は10244円となり前日比73円安と3日ぶり
の急反落となりましたが、本日は前日の下落分を取り戻すなど、堅調
地合いも保っている印象です。

先日の米CPIの前年比でみると、総合、コアともに予想を上回る伸び
となったために、インフレ圧力の根強さが示されたとして、FRBの利下げ
開始時期が後ずれするとの思惑から米長期金利が上昇。金利の付かない
金は投資妙味が薄れるとして売り圧力にさらされたことが、前日の下落
要因となったようです。

しかし、そのCPIの総合は僅かな加速に止めたことと、コアは予想を
上回ったとしても、前回から鈍化した事実があり、内容はインフレ圧力
の根強さはあったとしても強弱まちまちであるため、市場では利下げ時期
の前後はあっても利下げ転換の期待は変わらないとして、CPIを受けて下落
した材料は徐々に消化したとの見方になったことが、本日の反発要因と考え
られそうです。

また、パレスチナ自治区ガザでは、イスラム教のラマダン(断食月)が
始まった後もイスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘が続いているため、
停戦合意の見通しが立たなければ、中東地域全体の不安定化につながるとの
見方を背景に、安全資産としての金需要は衰えにくいとの見方も地合いを強
めている一因のようです。

とはいえ、本日は米生産者物価指数(PPI)、米小売売上高、米新規失業保険
申請件数など、重要指標を控えます。

米PPIは、CPIのように総合は加速し、コアは鈍化するとの見通しのため、
CPI発表後と同様の下落反応になる警戒感は一部ではあるようです。

尚、米小売売上高も、前回は予想以上に大きく落ち込んだ反動もあり、
上昇する見通しで、個人消費の底堅さが示される可能性もあります。

足元では、FRBの利下げ転換への期待と中東情勢への懸念などが金相場の
地合いを引き締めているようですが、「反落リスク」と、更なる上値追い
による「置いて行かれるリスク」が混在していることが、高値圏での保ち合い
になっている要因かもしれません。

今夜の指標結果次第で、高値圏の保ち合いから下放れるのか、上放れるのか、
保ち合い継続なのか注目されそうです。


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それでは、また!!

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