こんにちは!
10月に入っても30度超えるなど、季節は夏へ逆戻りという感じです。
でも、朝晩は秋風を感じるので秋の味覚など、秋を楽しみたいですね。
さて、国内金先物相場の話です。
本日4日付の取引では、先物8月限の終値が12554円となり前日比24円高
と小幅ながら続伸しました。
石破首相による追加利上げ慎重発言を受けた円安地合いが保たれるなか、
昨夜23時に発表された米ISM非製造業景気指数は予想や前回を大きく上回り、
3か月連続で上昇したことを受け、米景気の底堅さが示されたとして、
ドル円相場は再び147円台を付ける円安へ傾いたことが国内金を押し上げた
格好です。
また、ドル円相場の円安は一服となったものの、一方のドル建てゴールド
は、米経済指標の強さでFRBの大幅利下げ観測は後退するとしても、FRBは
利下げ継続による緩和政策へ転じたこと自体が支援材料となっていること
と、中東情勢においては大規模なミサイル攻撃を受けたイスラエルは、
近くイランに報復し、石油施設や核施設を標的にする計画が報じられている
ことや、イスラエルはレバノン南部への地上攻撃も強めているだけに、
イスラエルとイランの対立激化や周辺地域での紛争など中東の地政学リスク
の高まりが、安全資産とされる金には買い優勢となって2660ドル台後半へ
上昇したため、国内金は本日の高値圏を保つことができた模様です。
とはいえ、戻り高値を更新した昨日3日付の12610円を上抜くことは出来ず、
足元では12600円超えにはやや上値抵抗も意識されている印象も受けます。
こうした中で、今夜は今週最大のイベントである米雇用統計の発表があり
ます。
FRBの2大命題は物価の安定と雇用の最大化ですが、物価においては鈍化が
みられる中にあるだけに、今後の金融政策動向のカギを握る指標として
雇用統計には注目されそうです。
また、結果内容次第で戻り高値更新から史上最高値を試す動きが見られる
のかも注目したいところです。
米雇用統計の予想は、失業率は前回と同じ4.2%、非農業部門雇用者数は
前回から小幅減少ですが14万人と見込んでいるため、ともに前月並みとの
見通しです。
今週に入ってからの雇用関連指標をみても、雇用動態調査JOLTS求人件数は
大きく増加、ADP雇用者数も予想を上回る増加となった一方で、ISMの製造業、
サービス業の雇用指数はともに大幅低下しており、失業保険申請件数も3週
ぶりに悪化しているなど、強弱まちまちであるため、市場は予想より良いの
か悪いのかで、素直に反応しそうな印象です。
そのため、予想より強い結果となった場合にはドル買い円売り反応で円安進行
によって国内金は一段高へ押し上げられる可能性がありそうですが、予想より
弱ければ、円高反応で下押し圧力が掛かるかもしれません。とはいえ、現状の
ゴールド市場は、FRBの金融緩和入りと中東リスクなどによって先高期待は
根強いとの見方もあるため、円高に勝るゴールド高となるのかも注目どころと
感じます。
このように、国内金先物は、ドル円相場とゴールドの反応に神経質になら
ざるを得ないところがありますので、金相場の行方は悩ましいと考えている
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