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カラーと白髪染め

2009-02-25 09:55:49 | Weblog
 基本的には同じですが

昨日 こんなお客様がいました

先週 ご来店になったお客様で

白髪染めを、なさったのですが

昨日 再度ご来店になって「白髪が染まっていない..」

と!おしゃったのですが


私が確認すると染まっているんですよ

しかし、お客様の「染まっている」と私どもが染まっているの

感覚が違うんですよね

そのお客様は明るめの白髪染めのリクエストで

8レベル(明度)のマット系(色味)で染めました

基本2~5レベルくらいが白髪が綺麗に染まりますが

他の黒い部分の髪は明るくなりません


逆に6レベル以上から明るく染まりますが

白髪の部分も明るくなるので

黒い部分より明るくなる

要するに見た目がもともと黒かった部分より

やや浮いてしまうんですよ

なのでお客様は染まっていないと判断なさったのだと

思います


とくに8レベルというと尚更 白髪部分は色が薄くなってしまいます


じゃ~明るい白髪染めってどういう理論なのかというと

白髪でない黒い部分を明るくしてして白髪の部分に少し色が入る事で

目立たなくするといった考え方なんです 私の持論ですが (^_-)-☆

もちろん他に白髪の部分に濃い色を入れて明るく染める方法もありますが

手間を掛ける分、お客様にも負担を掛けます

一度で染めるとすれば

黒髪を明るく染めて白髪を目立たなくするか

5レベル以下でしっかり染めるか(その代わり明るくならない)


その際 白髪が多ければ多いほどレベルを下げないと(暗く)

より明るくなってしまいます


白髪の多い人(30%以上)→3レベル~6レベル

少ない人(チラホラ)→7レベル~9レベル

こんな感じがオススメです


白髪染めを前提のヘアーカラーをやる時は

必ずサロンスタッフと相談して

明度、色味を決めましょう

ちなみに色味は暖色系の方が白髪は染まります

暖色系→基本色としてはレッド オレンジ系

寒色系→基本色としてはマット アッシュ系


寒色系は日本人の場合 色が抜けやすいです

ようするに長持ちはしません


このように、今では白髪染め、ヘアーカラーも

ドラックストアーで他社多彩に出ていますが

明度と色味の選択を間違えると結果が得られません

やはり専門技術なので、お近くのサロンで施行する事を

オススメします

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