HCI高橋直樹ブログ

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HCI視察ツアーでアマゾン・フレッシュ・ピックアップを見てきました!

2017-06-07 13:52:19 | 海外情報
5月25日に一般公開されたアマゾン初のピックアップストア「アマゾン・フレッシュ・ピックアップ」。その1号店と2号店を、先週開催したHCIの米国視察ツアーで見学してきました。
オープンしてまだ1週間とたっていない全米注目の新業態。やはり現地を視察すると、報道されていないいろいろなことに気が付くものです。見学記の速報を「HCI経営月報」6月号に、写真報告中心の報告記を「月刊需要創造(月刊ホームセンター)」7月号に掲載します。お楽しみに!




今回もホームセンターが頑張った

2016-06-03 18:19:19 | ホームセンター
地震の夜が明けた朝に

 2016年4月、熊本地震。ホームセンター(HC)は、小売業は、どのように対応しただろうか? 翌5月、現地に入った。

 思った通りだった。筆者が確認したほとんどすべてのHCの店舗は、4月14日夜の前震の翌日(15日)の朝も、16日未明の本震の当日の朝も、店を開けていた。

 いや、実際には店を開けてはいない。店内は天井が崩落したり、什器が転倒したり、商品が落下したり、とても入れる状況ではなかった。余震も続いていた。危険な状況だった。

 それでも、ほとんどのHCの店舗は、掻き集められる限りの商品を掻き集めて、店頭で販売した。実際に、十数店舗の店長に直接会って、直接聞いた。地震の夜が明けた朝、ほとんどのHCは、営業していたのだ。屋外の仮設の売場で商品を販売していたのだ。考えていた以上だった。

 HC以外の業態の店舗も、同じように努力したことと思う。だが、現時点で筆者が確認して認識している限りでは、HCの対応がずば抜けていた。他店が営業できない状況の中で、HCは営業していた。当たり前のように。当然のことのように。いったいこれは何なのだろうと思う。


HCのアイデンティティ

 いったいこれは何なのだろう? 店舗は激しくダメージを受けている。店長以下従業員の住居も程度の差こそあれ傷付いている。家族も心配だろう。水道も電気もガスも止まっている。余震の恐怖も続いている。第一、食べるものも手に入るかどうかわからない。でも、彼らは、営業したのだ。顧客に商品を販売したのだ。これは何なのだろう?

*この記事の続きは、「月刊需要創造」6月号「主張」に掲載します。また、より掘り下げた記事を、「HCI経営月報」6月号に執筆・掲載する予定です。どうぞお読みください。

アマゾンのリアル店舗1号店

2015-12-09 13:49:31 | 新店・注目店
11月に開店したアマゾン初のリアル店舗をシアトルで見てきました。詳しくは「月刊需要創造」12月号で報告します。お楽しみに!

ジョイフル本田、瑞穂店に農産物直売所開業

2015-07-08 09:57:33 | 新店・注目店
(株)ジョイフル本田は7月1日、ジョイフル本田瑞穂店(東京都西多摩郡瑞穂町)のガーデンセンターの一角に、農産物直売所の「ジョイマルシェ」を開店した。

7月4日(土)の正午少し前に見学した同店は、売場面積は200坪くらい。今のところ農産物は、そこそこ集まってはいるが、まだ豊富とは言えない状態だった。通り掛かった顧客が珍しそうに果物などを眺めていた。

地元と言っても、少なくとも10キロ以上の範囲から生産者を集めてきて開店に漕ぎ着けた様子。その上で、山梨県の桃など、特別に依頼して持ってきてもらっているものもあるようだ。

今後どのように強化していくのか、ジョイフル本田のお手並みに注目したい。


*詳しくは「月刊需要創造」7月号(7月10日発行)で、より踏み込んだ考察は「HCI経営月報」7月号(7月20日発行)で報告します。


ジョイフル本田・本田昌也さんを悼んで

2013-10-28 16:32:33 | ホームセンター

 2013920日、(株)ジョイフル本田の代表取締役会長・本田昌也さんが亡くなりました。

 1976年に荒川沖店を開店して以来、一貫して「徹底的に顧客の立場に立ったホームセンター(HC)」を追求してきた方でした。筆者には、新田店の売場でたまたまお会いした時に、「DIYの文化を作っているんだよ」と語っていただいたことが忘れられません。謹んでご冥福をお祈り致します。

 本田昌也会長の功績を振り返るために、私どもでは、「月刊需要創造」11月号で、親交の深かったアークランドサカモト(株)の代表取締役会長(CEO)・坂本勝司さんに、思い出を語っていただきました。発行まで、もうしばらくお待ち下さい。