2018.05
4月の京都府二輪安全運転技能講習会で、講師の方より
『タイヤに亀裂が入ってます。すぐに替えてください』
とのお言葉に一瞬唖然
『破裂したら大惨事になりますよ 』
と間髪入れずに釘刺され…
『前後ともダメですよ 』
と声大きくトドメを刺されました。
正気に戻ってすぐ確認すると、リア左側ホイル付近がリング状にひどい亀裂
指摘されたその場での写真↓
これは危ない。
指摘されるまで全く気づかず反省しきり…
釘が刺さってないかと接地面は点検してましたがサイドはノーマーク。
後日、洗車ついでに改めてリア左を見てみると
先ほどの写真とタイヤの浮き文字位置が違いますがはっきり亀裂がみられます。
空気圧調整は駆動部分やブレーキアームが邪魔でマフラー側からしていたので見る機会はありませんでした。
その右側から見ると
ほらね。
こちら側から見ると全然大丈夫でしょ。
亀裂が入ったタイヤはピレリのディアブロスクーター
3年前に新車から無交換で13000km弱走って坊主になったので用品店で交換。
当時次男が雨の日も通学に使ってたので、見た目で排水性良さそうなタイヤを選びました。
実際、水たまりに突っ込んでもすっ飛んでいくことはなく、交換後10000km程度走っても溝はまだありました。
同時に指摘されたフロントタイヤは4年間で20000km走ってもまだ大丈夫でしたがブレーキパッドが無くなり
2年前にブレーキパッドと共に同じお店で交換してます。
交換後の走行距離は2500km程度。
改めてフロントタイヤをじっくり見てみます
バリ山で亀裂など見あたらず講師の指摘は半信半疑でしたが思い切って交換します。
フロントタイヤはリアと同一銘柄です。
ちなみに交換したブレーキパッドはデイトナの赤パッド。
講習会後にWEBで履き替えるタイヤを物色。
まず除外したメーカはピレリ。
使い方が悪くて全周に亀裂が出来たのだと思いますがリピートは心理的にありえませんでした。
WEB評価より直接聞いてみたくて京都の用品店数店に電話してみると
『ミシュランなら在庫ありますよ』
がほとんどです。う~ん。ミシュランが人気あるのかなぁ~。
製造国は別にして海外メーカーはこの際除外。
国内メーカー品は取り寄せになるようなので、安心して任せられる主治医にお願いすることにしました。
GW9連休直前に主治医に電話して、何とかGW期間中に交換できそうなので連休2日目にPCX持っていくと
『ありえないヒビ割れですね』
とここでもあきれられました。
MA:『どうしたらこうなるの?』
主:『想像ですが、空気圧低いままで乗っていると、こうなることもありえます』
MA:『2ケツならなおさら?』
主:『そういうことですね。あとはカバーを掛けててもタイヤが露出してて紫外線効果で痛むことも』
MA:『うん。確かにリヤタイヤは少しカバーから出て、西日ガンガンだわ』
フロントは大丈夫そうだけど…と、経緯説明して交換して頂きます。
再点検の時
『ディスクに筋入っているでしょう。赤パッドの影響です。 CB-Fは選びようがないので赤パッドになりますけど、PCXはシンタード系(燒結金属)の方がディスクへの攻撃が少ないので今のうちに替えときませんか?』
『ほ~。赤パッドが良いと思って替えたのに』
『連休中なので部品入ればキャリパー部のオーバーホールしちゃいましょう。入荷しない場合は次回と云うことで』
とPCXを預けて代車カブ90を拝借して帰路に。
お天気良いので朽木経由で ランラン~♪ とRUNしようと思って北に向かいましたが
さすがゴールデンウィーク。
日頃混まないところの車列にうんざりしてUターン
混んでない湖岸沿いの細道を郵便屋さんのようにカブ音響かせ琵琶湖畔で小休止。
良い眺めでした。
カブならではの、ほのぼのとした写真になりました。
さらに南下して川沿いに泳ぐ鯉のぼりと…
路上サイン会していた途中峠下り坂は法定速度でトコトコ走りその日は帰宅。
久々のカブは楽しかったです。
数日後
出来上がったとの連絡受けお店にGO
新品タイヤはバランスウェイト付き、ブレーキは部品入荷しリフレッシュ。
NAGバルブ移植効果をさらに良くする技を教えてもらいこれはMAの宿題となりました。
今回交換したタイヤは前後ダンロップ。
銘柄はD307A/F
特化した性能を持ってないごく普通のスクーター&ミニバイク用タイヤです。
接地面をよく見ると
葉っぱ?
足形マークのタイヤも見たことありましたが癒し系。
ホイルに組み込んだ状態は結構幅がありしっかりした感じ。
切り返し時もグニャ感なくしっかり走れるタイヤでした。
雨の日は基本乗らないので排水性は度外視してます。
ブレーキはオーバーホールした甲斐あってかっちり効きます。
購入して丸5年ノーメンテだったので良い機会でした。
ブレーキパッドはデイトナのゴールドパッド
ディスクに凸凹の筋が付いているので安全なところでググッと効かせて、タイヤと共に馴染ませながら帰宅しました。
スクータタイヤでも寿命はやはり3年ぐらいなのかなぁ。
週末近所用の足なので距離は伸びませんが、サイドもちょくちょく確認するようにします。
さて、今度の講習会では、新たな指摘されるかな。
『カウル割れしているところが数ヶ所ありますね。危ないのですぐ交換してください』
って突っ込まれるかなぁ~。カウル部品はタイヤより高いんですよね~。
(記録簿欄:交換時の走行距離は22500km,リアブレーキシューは新車より未交換)