○○車、●車、●〇車。クルマじゃないけど車あれこれ。

​ある日のこと、自宅からは少し離れたショッピングモールに買い物に行った。

ここはとても大きなモールで一日では見て回れないほどの規模、ショッピングモールなのに、トヨタ系の全ディーラー

（カローラ店、Netz店、オート店、トヨペット店）がテナント入りしており、多くのトヨタ車を見て触れ、実際

に購入可能なエリアもある。

その中にあるテナントの模型店にふらりと立寄ったところ、あるコーナーに陳列された品物に目が止まった。

傷も少なく状態もイイ、発売当時は限定品だったから滅多にお目にかかれないセット品で価格も十分手が届く。

少し迷った末に購入したのは。

 

もちろん本物ではありません（笑。　＊これは以前新大阪駅で撮影

一般に”Ｎゲージ”と呼ばれるの鉄道模型。東海道新幹線923形電気軌道試験車、通称：「ドクターイエ

ロー」の中古車です。

 

早速お店のレンタルジオラマで試験走行、一両は手のひらにのるサイズの模型ですが７両編成が線路を疾走す

る姿はなかなかの迫力です。

このドクターＹ購入以来、鉄道模型の魅力に取りつかれてしまった。

次に購入したのは、これも偶然立寄った別の模型店に陳列されていた限定品「特別なトワイライトエクスプ

レス」。

 

大阪～札幌間の運行を終了した後、3編成からスイート個室を4両集めて1本の特別編成を組成し、車両の

車検切れまで西日本各地を走行した編成をモデル化したもの。実際に乗る事は叶わなかったが、豪華寝台特

急の先駆けとなった名車「トワイライトエクスプレス」をこの手元に置けるのは大変うれしい。

 

3番目に購入したのは新在直通（ミニ）新幹線の先駆けとなったＪＲ東日本・山形新幹線「つばさ」用の初

代車両400系新幹線電車。

 

幼少の頃、当時の在来線特急・急行列車を利用し６～10時間かけて山形県の祖父母宅へよく遊びに行っ

ていたが、山形県に、ミニではあるがまさか新幹線が開通するとは思いもよらなかった。

これはオークションで購入、説明には長い間お店の不良在庫となっていた古いモデルながら新品との事。車で言

えば新古車の様なものだろうか。長い間動かさなかった影響か？初走行の時は通電してもすぐには動かず、少

しづつ指で押し低速で慣らし運転をしながらスムーズに動くようになった。(機械は動かさないとダメですね）

先頭（11)車には東京～福島間を東北新幹線「やまびこ」と併結して走行するための連結器も装備している。

（実際に「やまびこ」の模型車両と連結走行できます）

 

4番目は私鉄。阪急電鉄・京都線用特急車両6300系。

 

阪急自慢のマルーンボディに2ドアの車体、車内は2列のクロスシーとが並ぶ。追加の特急料金不要でこんな

高級車に乗ることができるなんて、横並びのロングシート車だけが走る関東の私鉄では考えられず、関西

在住時に驚いたことがありました。

このモデルは、現在のデザインとは異なる「Ｈ」を模した古い社紋を付けていた時代の車両です。

 

引退した車両や廃線になった路線の列車、過去に乗ったことのある車両、等懐かしさを感じる事ができるのも鉄

道模型の魅力。

ただ、調子に乗るとお金は無限につぎ込むことができるのが難点（笑) これはクルマも一緒かな？

例えば、前述の400系を東北新幹線「やまびこ」と連結させてみたいな～とか、トワイライトと肩を並べた豪華

寝台特急で上野～札幌を結んだ「寝台特急・北斗星」（一度乗ったことのある思い出の列車）も欲しいな～

、と。

当然、このブログにもデザインされている東北新幹線「E2系はやて」と「Ｅ3系こまち」を併結してフル16両編成で

走らせてみたいなど、欲望のムズムズ感が止まらない日々が続いています。

各車両の走行シーンを簡単に動画にしてみました。私鉄車両（阪急）が山形新幹線を追い抜く、実際にはあ

りえないシーンを演出できるのも魅力の一つです。