若隠居さん、settaiさんとの楽しいオフ会から一夜明け、久しぶりに二日酔い
の朝を迎えました。
アポイント先はホテルから歩いて5分程の位置、時間ギリギリまで水を飲んだり、ミ
ントの粒を口にし臭いを消す等して、何とか午前の予定を消化。午後には体調も戻り
次の目的地岩手県・花巻市へ向かいます。
常宿に到着したのは20時前、雪ではなくこの時期には珍しい雨の夜で夕食を取り酒
を飲まずに就寝。
翌朝風の音で目が覚め、窓の外を見ると一面の雪と猛烈な風。今日の仕事先である釜
石市へ向けて予定より早めに出発するため相棒のプリコを迎えに行くと雪まみれにな
っていました。
途中、”かっぱ伝説”や”民話の里”で有名な遠野市を通過。この辺りも雪で、釜石
までの道中はほとんどが雪道であった。
釜石の客先で午前中の用務を終え、昼食とお土産を求めて釜石駅前の商業施設へ。
ふと、駐車場から駅構内を見ると普段は見慣れない青色の車両が「そろそろ」とホー
ムに移動しています。
しばらく??と考え、「あ~~!」とひらめき、すぐさまJR釜石駅の改札に向かい
入場券を購入し、ホームにダッシュ。
停車していたのはこの春から運行を予定している「SL銀河」が牽引する客車でし
た。
JR東日本では盛岡市に保存されていたSL-C58型239号機を復元し、”銀河
ドリームライン”の愛称が付けられた「花巻-釜石間の釜石線」を中心に運行する
ことが決定しています。
SLが牽引する予定の青い客車はJR北海道から購入したキハ141系を改造した4
車両編成。このキハ141系はとても変わった経歴を持っています。国鉄末期に東北
・山陰・九州地方の普通列車用として赤い車体の”50系客車”が製造されます。
50系客車
ところが国鉄からJRに移行後は客車普通列車の廃止が進み、50系客車は余剰にな
ります。JR北海道はこの余剰になった50系客車を改造しディーゼルエンジンと運
転台を搭載、気動車(ディーゼルカー)キハ141系が誕生、札沼線(学園都市線)
を中心とした札幌圏の輸送力増強を目的として1990年から投入されました。
(キハの”キ”は気動車を表します)。
札沼線時代のキハ141系
2012年(平成24年)の札沼線(桑園駅–北海道医療大学駅間)の電化および全電車化
に伴い多くが余剰となり、その内の4両をJR東日本が購入、本州に再び戻り今度は
珍しい「ディーゼル客車」としてSLに牽引されて運行されることになりました。釜
石線は山間部を走行するので急勾配区間走行時はSLの牽引力だけでは力が不足する
恐れがあります。よって急勾配区間を走行する時はSLと客車のディーゼルエンジン
とが強調して走行する珍しい運行形態になる様です。
1号車:車体色は濃い紺色。
サイドは前部に”白鳥座”と「SL銀河」
後部には”ふくろう”等動物達のシンボルマーク。
2号車:シンボルは”おおわし座”(?)
3号車:シンボルは”いて座”のペガサス
4号車:”さそり座”のシンボルと”SL銀河”のエンブレム。
4号車の車体色は明るめの青色。1号車から4号車にかけて車体が徐々に明るい青色
に変化するグラデーションな塗装です。
花巻駅:チェールアルコ(Cielarco)、遠野駅:フォルクローロ(Folkloro)、釜石駅
:ラ オツエアーノ(Laoceano)等エスペラントの愛称が付けられた銀河ドリームラ
イン・釜石線にこの春SL銀河鉄道の汽笛がこだまします。宮沢賢治さんはどんな
気持ちで天国からご覧になるのでしょうか。
いゃーまずブログの画面に電車が走ってるのに驚きました。
1号車から4号車までだんだん明るい色になってるんでしょうか?
SL銀河も一種のハイブリッド車なんですね?
それにしても「タフ」の一言。
鉄道博士だ。
道内のローカル線の情報まで正確に知っている。
驚きです。
これ以上、趣味は増やせない。
次の日のお仕事心配しておりましたが何とか乗り切りお目出度うございます。
いつもながら鉄道の知識はピカイチですね。
ついでながら車内の様子も興味が湧いてきました。
SLの方もテスト走行が始まったようですね。
ところで下に流れるテロップ(?)は、はやこさんらしくてGoodです。
画面を走っているのは、「じぇじぇじぇ」が流行した「あまちゃん」にも登場する三陸鉄道で、フリーのブログパーツを使わせて頂いてます。
車両は1号車から4号車にかけて青色が明るくなる様に塗装されてます。
飲兵衛は自認してますが、ロマンティストにはほど遠い気がします(笑
タフに見えますが、段々無理が効かなくなりつつあります。酒も少し控えめにしないと、反省です。
もう見られたんですね。\(^o^)/
ネットニュースで先日知ったばかりなんです。
さすがですねェ。偶然とはいえ、しっかり撮影されて、また詳しい解説まで
ほんとありがたいことです。
プチ鉄ちゃんなので興味深々です。(*^。^*)
ほんとにごくろうさまでした。
私のような隠居は寝ていれば良いのですが、
バリバリの現役、しかも花巻経由で、
釜石まで移動しなければならない
はやこまさんのことが気がかりでした。。。
今後は飲み過ぎないように気をつけましょう〜
私も昔、
車で遠野経由で釜石へ行きましたが、
遠野は独特の雰囲気がありますね〜
赤い車体の客車、
仙石線でも見たような気がしますが???
あり得ますか〜?
新幹線だけでなく、
在来線にも詳しい
本格的な鉄ちゃんなんですね〜
札沼線(学園都市線)の電化は鉄道雑誌でも詳しく特集されていたので知ってましたが、年号等はネットからの情報のお世話になってます。
JR北海道にはイイ車両がたくさんありますよね、快速エアポートに連結の「uシート」に二回乗ったことがありますが、あの快適さが¥300はお値打ちだと思います。
ごく軽〜い鉄ちゃんです。
以前大阪駅で撮影していたら小学生が話しかけてきて、その子の大人な顔負けの知識に驚いたことがあります。
車両の運転は無理ですが、春に貴重な鉄道体験に申し込んでいますのでまたご紹介しますね。
SL銀河はこの春から運行される予定の観光イベント列車です、東北復興応援の目的もあるかと思います。
車と同じくらい鉄道の世界も奥が深いですよ〜、車両連結部の「転落防止ほろ」に目が行くなんて。もう鉄道ファンの、入口に立っているかも〜?です。
ご心配おかけし申し訳ありません、翌日は午前は少ししんどかったですが午後は絶好調でした。
SLの方も試運転始まったんですか、順調に進めば写真の客車を連結しての試運転も釜石線で見ることが出来るかも知れませんね。
ぜひ、機会があれば乗ってみたいと思います。
プチ鉄でしたか!(^^)!
一年の間に2~3回しか釜石に行く機会がないにも関わらず本当にラッキーでした。
SLに牽引されるところを見たいし乗りたいのですが、当分釜石に行く機会がないので相当先になりそうです。
ご心配かけて申し訳ありませんでした、出張中なので本来ならばきちんと自己管理をしないといけないのに、お二人との宴が楽しいせいか、つい忘れて飲み過ぎてしまいました。今後は気を付けます。
赤い客車、仙台周辺ではかつて東北本線・常磐線・仙山線では運行されていたと思います仙石線は東北本線等とは供給電気方式が違い、牽引する機関車がないので不確かですが、多分走ってないと思います。(東北・常磐・仙山線:交流20000V,仙石線:直流1500V)
祖父母宅のある山形県・奥羽本線でも走ってましたので乗ったことがあります。