水俣病未認定患者救済問題で、原因企業チッソ(本社・東京)の後藤舜吉会長は19日、与党プロジェクトチーム(PT)の新救済案に対し「訴訟が継続しており、解決への展望が持てない」などと述べ、新救済案の一時金の負担を拒否する方針を明らかにした。東京都内で記者会見した。
チッソが新救済案への態度を表明するのは初めて。10月にPTが了承した新救済案は、1995年の政治決着に準ずる形で一時金150万円の支払いと月額1万円の療養手当の支給や医療費補助が柱。PTは百数十億にのぼるとみられる一時金をチッソに負担させる方針で検討している。
後藤会長は「95年当時は『全面解決』『最終解決』との言葉が使われた。チッソとしては、清水の舞台から飛び降りた気になって受け入れた」として、補償問題は解決済みと強調。「(国が敗訴した04年10月の関西訴訟最高裁判決後、認定申請者が急増した)問題が再燃しない保証がない」などと述べ、新救済案が最終決着には結びつかないとの見方を示した。さらに、「新たな負担は株主や従業員に説明がつかない」と述べた。
一方で、「何らかの変化があれば、与党からお話があるかもしれない」などと述べ、態度の変更に含みを残した。新救済案実現のためには、与党による訴訟派の説得やチッソ支援策の検討が必要となりそうだ。
また後藤会長は「今、このまま不用意に解決がなされたら、あの地域はどういうことになるか。次から年取った人もお金がほしくなる」などと、更なる認定申請者の増加に警戒感を示した。
後藤会長の会見に対し訴訟係争中の水俣病不知火患者会の大石利生会長は「人をあやめた企業が言うことではない。許せない」と強く批判した。【足立旬子、山田宏太郎】
毎日新聞より
酷いものです。チッソは被害者救済の為に存続したと聞いていました。その企業が救済はしないと言っているのです。水俣病の被害者とは、国に認定された人達だけが被害者なのではありません。国に認定をされていない被害者の方もいらっしゃいます。その方達を救済しないと言っているんです。
チッソの存続が水俣病被害者の方の救済になると思っていましたが、違うようです。存続理由がなくなったとなれば、チッソは退場するしかなくなると思うのですが・・・。
チッソのHPから家庭で使われているチッソ製品を書き出しました。
●カレンダー ・カルレ(合成紙)
●おむつ ・チッソポリプロES(熱接着性複合繊維)
●CDジャケット ・カルレ(合成紙)
●パン包装 ・ポリプロピレン
●シャンプー ・ボディーソープ ・マリンコラーゲンオリゴ(魚鱗由来コラーゲンペプチド)
●ノートパソコン ・リクソン(液晶)・リクソンアライナー(配向膜)・リクソンコート(ポリイミドワニス、感光性材料)・リクソンコート(オーバーコート)
●ウエットティッシュ ・チッソポリプロES(熱接着性複合繊維)
●液晶テレビ ・リクソン(液晶)・リクソンアライナー(配向膜)・リクソンコート(ポリイミドワニス、感光性材料)・リクソンコート(オーバーコート)
●食品 ・ε-ポリリジン(ポリリジン) ・香料類
●化粧品 ・マリンコラーゲンオリゴ(魚鱗由来コラーゲンペプチド)
●瓶ラベル ・カルレ(合成紙)
とりあえず、家電メーカーは環境に対する意識が高いと思うので、チッソ製品の使用の有無を問い合わせてみようと思います。
今の時代、知らぬ間に環境を破壊している企業の製品を買ってしまっているという事があります。紙を使えば、熱帯雨林を違法伐採したものでつくられている可能性があります。家のまわりにもチッソ製品がはいり込んでいるかもしれません。消費者の責任として、これらの企業の製品は買ってはいけないと思います。
今までは、製品を買いチッソに行くお金が被害者救済につながると思っていましたが、つながらないならチッソ製品なんかは買いません。チッソが態度を改めなければ、退場をしていただく行動を取りたいと思います。
チッソが新救済案への態度を表明するのは初めて。10月にPTが了承した新救済案は、1995年の政治決着に準ずる形で一時金150万円の支払いと月額1万円の療養手当の支給や医療費補助が柱。PTは百数十億にのぼるとみられる一時金をチッソに負担させる方針で検討している。
後藤会長は「95年当時は『全面解決』『最終解決』との言葉が使われた。チッソとしては、清水の舞台から飛び降りた気になって受け入れた」として、補償問題は解決済みと強調。「(国が敗訴した04年10月の関西訴訟最高裁判決後、認定申請者が急増した)問題が再燃しない保証がない」などと述べ、新救済案が最終決着には結びつかないとの見方を示した。さらに、「新たな負担は株主や従業員に説明がつかない」と述べた。
一方で、「何らかの変化があれば、与党からお話があるかもしれない」などと述べ、態度の変更に含みを残した。新救済案実現のためには、与党による訴訟派の説得やチッソ支援策の検討が必要となりそうだ。
また後藤会長は「今、このまま不用意に解決がなされたら、あの地域はどういうことになるか。次から年取った人もお金がほしくなる」などと、更なる認定申請者の増加に警戒感を示した。
後藤会長の会見に対し訴訟係争中の水俣病不知火患者会の大石利生会長は「人をあやめた企業が言うことではない。許せない」と強く批判した。【足立旬子、山田宏太郎】
毎日新聞より
酷いものです。チッソは被害者救済の為に存続したと聞いていました。その企業が救済はしないと言っているのです。水俣病の被害者とは、国に認定された人達だけが被害者なのではありません。国に認定をされていない被害者の方もいらっしゃいます。その方達を救済しないと言っているんです。
チッソの存続が水俣病被害者の方の救済になると思っていましたが、違うようです。存続理由がなくなったとなれば、チッソは退場するしかなくなると思うのですが・・・。
チッソのHPから家庭で使われているチッソ製品を書き出しました。
●カレンダー ・カルレ(合成紙)
●おむつ ・チッソポリプロES(熱接着性複合繊維)
●CDジャケット ・カルレ(合成紙)
●パン包装 ・ポリプロピレン
●シャンプー ・ボディーソープ ・マリンコラーゲンオリゴ(魚鱗由来コラーゲンペプチド)
●ノートパソコン ・リクソン(液晶)・リクソンアライナー(配向膜)・リクソンコート(ポリイミドワニス、感光性材料)・リクソンコート(オーバーコート)
●ウエットティッシュ ・チッソポリプロES(熱接着性複合繊維)
●液晶テレビ ・リクソン(液晶)・リクソンアライナー(配向膜)・リクソンコート(ポリイミドワニス、感光性材料)・リクソンコート(オーバーコート)
●食品 ・ε-ポリリジン(ポリリジン) ・香料類
●化粧品 ・マリンコラーゲンオリゴ(魚鱗由来コラーゲンペプチド)
●瓶ラベル ・カルレ(合成紙)
とりあえず、家電メーカーは環境に対する意識が高いと思うので、チッソ製品の使用の有無を問い合わせてみようと思います。
今の時代、知らぬ間に環境を破壊している企業の製品を買ってしまっているという事があります。紙を使えば、熱帯雨林を違法伐採したものでつくられている可能性があります。家のまわりにもチッソ製品がはいり込んでいるかもしれません。消費者の責任として、これらの企業の製品は買ってはいけないと思います。
今までは、製品を買いチッソに行くお金が被害者救済につながると思っていましたが、つながらないならチッソ製品なんかは買いません。チッソが態度を改めなければ、退場をしていただく行動を取りたいと思います。