環境的人種差別というのは、20年前にアメリカで生まれた概念だそうです。要は、マイノリティや低所得者層の居住地域や労働環境に環境汚染や健康被害が集中しがちであるという事だそうです。
そしてその事例としてニューオーリンズを襲ったハリケーン・カトリーナでは低所得層の黒人居住地域ほど復旧の手が届いてない事や、放射性廃棄物の一時貯蔵施設に予定されているのもユタ州のスカル・バレー・ゴーシュート・インディアン居住地である事や、コンピューターの廃棄物に湯汲まれる有害廃棄物の廃棄場がナイジェリア、水銀廃棄物はインドになっている事などをあげています。
この話を聞いて、日本も一緒だと思いました。放射性廃棄物の一時貯蔵施設がある青森県の六ヶ所村は、青森県の中でも辺鄙なところにあり、経済的に弱者です。同じく、原子力発電所が計画されていた(計画は中止になりましたが・・)能登半島の先端の珠洲市も経済的には厳しいところです。このようなところに迷惑なもの(原子力発電所に限らず、産業廃棄物の処分場等、色々あります)が集中し、環境汚染の被害を一番受けています。
東京電力の原子力発電所の立地を見ても分かるように受益者(東京で電気の恩恵を受けている人々)と負担者(新潟や福島など原子力発電所がある地域の人々。いつ事故が起こるかという不安や風評被害を受けている)が分かれているのが現状だと思います。
これが世界がグローバル化する中で、地球的に広がっているようです。この環境的人種差別はやめるべきだと思いますが、問題が大きすぎて一個人としては何をしたらいいのか分かりません。けど「Think Globally Act Locally」という言葉のように、このような世界の現実を常に考えながら、まずは自分の国や地域、街や身の回りから行動することが、解決につながるのではないかと思います。
そしてその事例としてニューオーリンズを襲ったハリケーン・カトリーナでは低所得層の黒人居住地域ほど復旧の手が届いてない事や、放射性廃棄物の一時貯蔵施設に予定されているのもユタ州のスカル・バレー・ゴーシュート・インディアン居住地である事や、コンピューターの廃棄物に湯汲まれる有害廃棄物の廃棄場がナイジェリア、水銀廃棄物はインドになっている事などをあげています。
この話を聞いて、日本も一緒だと思いました。放射性廃棄物の一時貯蔵施設がある青森県の六ヶ所村は、青森県の中でも辺鄙なところにあり、経済的に弱者です。同じく、原子力発電所が計画されていた(計画は中止になりましたが・・)能登半島の先端の珠洲市も経済的には厳しいところです。このようなところに迷惑なもの(原子力発電所に限らず、産業廃棄物の処分場等、色々あります)が集中し、環境汚染の被害を一番受けています。
東京電力の原子力発電所の立地を見ても分かるように受益者(東京で電気の恩恵を受けている人々)と負担者(新潟や福島など原子力発電所がある地域の人々。いつ事故が起こるかという不安や風評被害を受けている)が分かれているのが現状だと思います。
これが世界がグローバル化する中で、地球的に広がっているようです。この環境的人種差別はやめるべきだと思いますが、問題が大きすぎて一個人としては何をしたらいいのか分かりません。けど「Think Globally Act Locally」という言葉のように、このような世界の現実を常に考えながら、まずは自分の国や地域、街や身の回りから行動することが、解決につながるのではないかと思います。