さすらいのぱるら~

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50.楽しきかなジャズ(スリーピー松本)

2006年12月20日 | Weblog
世界的な日本のジャズプレイヤーの一人にテナーサックス奏者“スリーピー松本”こと「松本英彦」がいる。

彼は1926年10月、岡山県に生まれ、2000年2月に73歳で、惜しまれつつその短き人生を閉じた。
1053年、前回ご紹介した(一歳年下の)ジョージ川口らと「ビッグフォー」を結成しジャズ人生をスタートさせた。

その間、彼のダイナミックな演奏や素晴らしいフイーリングは、世界中の多くのファンを魅了した。

とりわけ、還暦をすぎた彼が1987年暮れに調布市グリーンホールで開催したコンサート「Standard Jazz Fesutival」は、原信夫(及びシャープス&フラッツ)、ジョージ川口、同じくドラムスのジミー竹内、鈴木章治、世良譲など多くの共演者とともに、日本のジャズの歴史に残る最高の大饗宴であった。

この模様はLPレコード、CDなどにも収められている。
彼の十八番である「Danny Boy」「Harlem Nocturne」のほか「My Blue Heaven」などは、彼のテナーサックスの重量感ある演奏がファンを魅了する。

モンタレージャズフェステイバルに招かれ名実ともに世界へ羽ばたくとともに、一方では芸術祭大賞や芸術選奨文部大臣賞など数々の大賞を受賞するかたわら、1991年に紫綬褒章、1997年に勲四等旭日小授章を授賞した。

余談であるが、私は(HP・酒談義で紹介している)“スコッチウイスキー”「ガス燈」の発売5周年記念コンサートを1990年に大阪・扇町ミュージアムスクエアーで開催し、この“松本英彦”を招聘し、関西の多くファンに喜ばれた。

    


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