さすらいのぱるら~

旅と酒とジャズが大好き!
“旅行貯金”を通しての旅の楽しい思い出話集など・・

147.近江八幡:水郷巡りと近江牛

2009年07月22日 | Weblog
夏の1日。江州・近江八幡を巡って来ました。
伝統的な建築物が保存されている市内や琵琶湖に抜ける水郷巡りなどを楽しんできました。




旧八幡郵便局(写真上)は歴史的建造物。
ウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計によって1921年に竣工して以来、1960年まで郵便局の局舎として使用されていた。

勿論、この地の名産品“近江牛”のステーキもしっかり味わってきました。

1585年(天正13年)豊臣秀次が八幡城を築城し城下町を建設したことが契機となって現在の文化的景観が形成された。
豊臣秀次は安土城下などから商人・職人を呼び寄せるとともに、西の湖を経て琵琶湖に至る八幡堀を開削した。
そののち、この地を根拠地とした近江商人は八幡堀の地の利を活かして商業を行い、町は江戸時代を通じて繁栄した。
なお近江八幡の商家町は、近江八幡市八幡伝統的建造物群保存地区として国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。

近江八幡開町以来の歴史と伝統を受け継ぐ豊年橋から、手漕ぎ舟で「水郷めぐり」も楽しみました。
乗船場から船頭があやつる手こぎ舟に乗り、水を切る櫓の音に耳を傾けながら、水と緑に恵まれた水郷をしばし遊覧しました。

146.祇園祭りと中京郵便局

2009年07月14日 | Weblog
祇園祭も近い今日。友人との会合に京都に出た。

京都は、被災して疎開をした終戦直後から、奈良に移り住むまでの約15年間住み慣れた故郷でもある。

各鉾町では、鉾の組み立ても終わり、コンチキチンのお囃子が始まっている。
夕方から夜ともなれば、四条通りをはじめ、多くの通り筋が歩行者天国となり人出が始まる。
15日の宵々山。16日の宵山には人でもピークになります。

せっかく京都に来たのだからと(京都市内の郵便局は全て訪問済みですが)中京郵便局(写真下・右)から、郵趣の友人に暑中見舞い状を発送した。

中京郵便局は、近代京都における経済の中心地であった三条通に位置し、旧庁舎の外観は当時の雰囲気をよく伝えています。
中京郵便局の庁舎は、京都郵便電信局として明治35年(1902)8月に竣工しました。

ネオルネッサンス様式の旧庁舎は、当時の代表的郵便局で、日本の近代建築史においても重要な位置を占める建築物でありました。
昭和51年3月から同53年4月に中京郵便局の改築が行われましたが、このとき旧庁舎の南面及び東西側面の一部の外壁と屋根が保存されました。
その意匠は三条通の景観保存にも寄与しており、昭和61年6月2日、京都市登録有形文化財に登録された。