さて、実際のフォームを作成する話である。
1. まず、データベースの接続を行う。
接続の追加ダイアログから、指示に従って行う。SqlserverManagementStudioを使用した経験があれば
操作はほぼ同じなので問題なく進められる。2つのデータベースを利用するので、それぞれ行う。
(まあ考えてみれば、1つデータベースに2つのテーブルを含めてもよかったのだが)
追加されると、サーバーエクスプローラ―に追加したMDFファイルが表示される。
2. 次に、データソースの追加を行う。
データベースから、実際に使用するテーブルを選択する。
追加されると、データソースウィンドーにデーブルが表示される。
3. 住所録のテーブルから使用する列をフォームに配置する
テーブルから使用するフィールド(Access的表現なのか、カラムというべきなのか)をフォームにドラッグする。
ラベル付のテキストボックスが作成され、同時にフォームの上部に、BindingNavigatorなるものが配置される。
BindingNavigatorはAccessのレコードセレクターのようなものに、追加・削除・更新ボタンがついたようなもの。
そして、これはにわかには理解しがたいが、データベースとのやりとりを制御するためのしくみである各種の
コンポーネントが、フォーム下部のコンポーネントパネルに配置される。
その内容は
DataSet,BindingSource,TableAdapter,TableBindingNavigator,tableAdapterManagerである。
郵便番号テーブルは後で説明。
テキストボックス等の配置や大きさ、フォントの設定などは適宜行うとして、この状態で実行すればとりあえず
住所録に登録されているデータが表示される。レコードセレクター(名前はこれでいいかわからず)も機能して
いることも確認できる。ここまで、ノーコードである。
細かいコードの設定は次回とする。