八幡平の自然 ~アスピーテ日誌~

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焼山トレッキング『ベコ谷地・湯ノ沢 旧登山道を行く』

2011-08-28 10:54:36 | イベント

 8月27日、焼山登山道を行ないました。
天候に恵まれた青空の下、焼山の旧登山道から名残峠まで行き、毛氈峠を抜けて後生掛温泉へ戻るコースです。


 後生掛温泉元山水跡地から登山道に入り、いくつもの小さな湿地帯を抜けるとベコ谷地が見えてきます。ここのリンドウはまだこれから咲き出しそうな様子です。ヌマガヤやアブラガヤをかき分けると、モウセンゴケにびっしりと覆われています。

 ベコ谷地を抜け1時間程歩くと、硫黄の香りと共に川の音が聞こえてきます。お湯の流れる「湯ノ沢」です。
この沢をあっちへ渡りこっちへ渡りと沢をどんどん登っていくと、途中には湯に浸かれそうないくつもの野湯があり、皆さん手を入れたりして楽しんでいました。


 火口湖まで行く手前の小山には、スッとした香りのシラタマノキや黒い実をつけたガンコウランなどの低木類が覆っていました。ナナカマドなどはすっかり紅葉していてきれいでした。
 小山を越えると火口湖が見えてきます。両側が絶壁でクラッとしてしまうところも通り抜けました。


 焼山山荘にたどりつくと昼食タイムです。皆さん思い思いのものを持ち寄り、召し上がっていました。また、今回は希望者のみ「森の癒し弁当」を八幡平レークインさんに詰めていただきました。大変美味しくいただきました!ありがとうございます。


 昼食後は希望者のみ名残峠へ向けて出発しました。途中、いくつもの小さな火口湖(沼?)を見下ろしながら、鬼ヶ城を抜けると、名残峠に到着です。


 午後になると雲が出てきましたが、名残峠では八幡平の方や森吉山などの山々、大館の街など見渡すことが出来ました。


 帰りの鬼ヶ城は行きと趣向を変え、岩登りコースでもどりました。その後は焼山山荘で休憩を入れてから、毛氈峠の方面へ下山しました。
 日中はずっと強い陽射しが差し、暑かったせいもあり、調子の悪くなる方はいましたが、水分などをこまめに補給しながら、脱落者を出さずに全員無事に下山することができました。
 次回イベントは9月11日(日)「茶臼岳・八幡平縦走トレッキング 初秋の湿原探訪」です。締め切りまであとわずか!是非ご参加ください。


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