8月5日 晴れ
午前・午後・夜の計3回開催し、のべ28名の方にご参加いただきました。
案内人は、岩手虫の会の片山千賀志先生です。
今回は、大沼に隣接する後生掛(大沼)キャンプ場周辺を歩いて昆虫探し。
周囲をブナをはじめとする針広混交林に囲まれ、湿原があり、サイトは草原になっている環境です。
こどもの目線だと、探すのが早い!先生に見てもらおう。それ、どこにいたの?
避暑中のアキアカネがたくさん飛んでいるので、こどもたちはそれに夢中。
その脇をかすめて飛んでいくアオイトトンボたち・・・(-_-;)
「あっ!トンボ食べられてる!」
オサムシとアキアカネを同じ虫かごに入れていたら、オサムシがアキアカネをむしゃむしゃと・・・。
釘付けになる大人たちの横で、「オサムシは肉食だからねっ」とクールに解説する小学生男子。
ですよねー・・・ということで、他のトンボは慌てて解放。
キャンプ場到着。さて、何がいるかな・・・?
先生、さっそくカミキリムシのなかまを発見。
「せんせい、これはナツアカネですか、アキアカネですか」
サニタリー棟の炊事場には・・・
でたー、スコットカメムシ!
スコットさんは秋になると団体様で管理棟に引っ越してきます。管理人は闘いの日々・・・。
かえるいたよ!
虫たちとの鬼ごっこ・・・というより、かくれんぼですね。
朽ちた切り株の中には?
うひゃー、アリの卵がいっぱい。
葉っぱの裏や落ち葉の中など、いろんなところを捜索。
あ、みつかっちゃった
あ、みつかっちゃった
あ、みつかっちゃった
あ、はさまっちゃった(何故・・・?)
シダについた泡をみつけ、「カマキリの卵?」
これは、アワフキムシの卵!先生に大きさの違いなどを教えてもらいました。
ここのアキアカネはフレンドリーみたいです。
高ーい樹上のオサムシをゲット!
さて、後半は観察タイム。
捕まえた虫はどんな色や形をしてるかな?どこで何してた?
あ、この幼虫はブナの林の下にいたよね。
先生に見てもらおう!
室内にいたアカアシクワガタの特徴を本で調べてくれた女の子。
「目のあいだにてんてんがついてるって」ほんとだ!
さて、怪しげな雰囲気の夜の部・・・。
ブラックライトと水銀灯のライトトラップを仕掛け、集まる虫を観察します。
ちいさくてきれいな蛾類が主でしたが、明るいところに来ずにはいられない性のトンボもちらほら。
わずかでしたが甲虫類も。クワガタ発見~
最終的には管理棟のすみずみまでじっくり探していました。
きみたちの執念と虫博士ぶりには脱帽だよ・・・。
最後は玄関でビンの中の虫たちを放して解散。
と、玄関先に可愛いむ・・・し・・・・
ひいいい、背中に小さいのいっぱい背負ってる・・・(震)
ヒロオビモンシデムシでしょうか?
朝から晩まで沢山のむしたちに出会え、またこどもたちの興味と知識にびっくりさせられた1日でした。
夜の虫は新月の日に集まるとか・・・。次回は新月の日に開催しましょうかね。
(さやね~)
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