~晴寿々月~

日本舞踊、着物、歌舞伎、気になることを徒然に…
奈良の芸妓さんに地唄舞を習ってます♪

お稽古日記(12/21)

2008年12月23日 10時08分54秒 | 日舞お稽古日記
今日は、お稽古の後、検番のお掃除があります。
お師匠さんの所にお伺いすると、丁度、由紀ちゃんと晴寿々菊ちゃんが休憩中でした。
休憩に参加(早すぎ!)後、由紀ちゃんの奈良囃しのお稽古を見学してました。
奈良囃しは、宴会で踊るので、うちの社中では必須なのです。
4番をお稽古されてるのを見て、こちら側では鏡踊り(振りを左右逆で踊ること)を練習していました。
中々できないものですね

いよいよ私の番です。
”香に迷ふ”をさらっとお浚いしました。
お師匠さんからは「大丈夫」とお墨付き(?)を頂いたので、2曲目に集中です。

2曲目は”奈良小唄”です。これは相舞(あいまい:二人で踊る舞)なので、晴寿々菊ちゃんと一緒に1番、2番をおさらい。
う。やっぱり所々抜けてる。ダメダメですー
1,2番のお稽古の後、二人で自主練。
たま(?)に左右逆になってしまうことがあって、冷汗ものです。
相舞は当然ながら、二人が揃わないと綺麗にみえません。
なので、揃うように動かないといけないのですが、まだまだそこまでいってません。
また、二人の距離や、目線が合うようにしないといけません。
あと2回のお稽古プラス1/2の直前お稽古で何とかしなくちゃ!

康子さんが来られて、全員で検番へお掃除しに行きました。
ホコリを取り、窓を拭き、床を拭き、清々しくなった検番で、お稽古をさせて頂きました。

お師匠さんが三番叟を舞われるのを拝見。

次に、康子さんが”初うぐいす”をお稽古されました。
今年の正月に奉納させていただいたので懐かしく拝見していました。
この曲は本当に春らしくお目出度いのでいい曲です。

さて、いよいよ”奈良小唄”の3番と最後のちらし部分のお稽古です。
教えていただきながら、少しずつ思い出して行きます。
まずは、振りを覚えること、体に叩き込むこと。
最後にきまるポーズは、元林院の紋「福良雀」を表すために、扇の要同士を近づけます。
丁度、二人の扇で蝶々の形を作ると言ったら分かりやすいでしょうか?
この形を作るために、私は左手での要返しをする必要があるのですが、
最近していなかったので、下手になってる
ま、まぁあと2週間あるから、なんとかなるかな?ガンバレ私!

康子さんと由紀ちゃんの奈良囃しのお稽古の時には、お師匠さんから言われて私も参加しました。
ある意味お手本(?)なのですが...。
康子さんと由紀ちゃんへ
このお手本はたまに嘘が交じるので、信じちゃダメですよー。


今日のポイント
香に迷ふ
 全体的にゆっくり踊ること。早くなりすぎて、待ってしまう間が出来てしまうため。
奈良小唄
 左右を間違わないこと。
 目を合わせる箇所は合わせていることが分かるようにすること。
 ♪裾模様 の所は右褄を取るが、扇は立てておくこと。
 同じ振りの箇所はお互いに揃えるようにすること


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