自然学校発 黒松内だより

今雀物語


雨が一時止んだ時に、チュンチュン チュンチュン すずめが鳴いた。

あぁ、元気に鳴いているな、と思って写真を撮った。
拡大してみると



かなり濡れている。

すずめなのだけれど、真っ先に浮かんだ言葉は「濡れネズミ」。
羽毛がボサボサになっている。早く毛づくろいしないと。


しかしながら、目は凛々しい。
学校裏に巣を作っているが、お父さんだろうか?
最近雨だからテリトリー宣言していないが、ここはオレのところだぞ、とでも言っているのかな

実際、声を届かせる場所にいたし、そうかもしれない。



話は変わるが、私(たつみ)は、すずめが好きだ。
キジトラのような色合いに、ほっぺたの黒い模様。冬はモコモコして可愛い。
実に親しみがある。
私以外にもそうお思いの方もきっとおられるのではないだろうか。

そんなすずめは戦後から瓦の屋根が減ることで、巣が作れず激減しているらしい。
実際に数えたわけではないらしいのだが、減少率は50%とも、80%とも言われている。
すずめ好きな私としては、残念な話だ。

ぶな森では十二分に見て聴けるすずめ。
トキのようにならない事を願うばかりである。


(たつみ)
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