つい最近、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(製作1985年)を見る機会がありました。すっかり忘れていましたが、あの物語の冒頭で、ドックはリビアのテロリストに襲われるんですね。順を追ってみますと、ドックがタイム・マシンを発明したけれど、その燃料は、プルトニウムでした。プルトニウムを手に入れるため、ドックはリビアのテロリストと話をつけて、プルトニウムと特殊爆弾を交換する約束をしました。テロリストは本物のプルトニウムを渡してきたのですが、ドックの爆弾は実は偽物で、それに気付いたテロリストたちがドックに復讐に来るのです。
今もし同じような映画を作るとしたら、テロリスト役はリビア人ではなく、イラク人であるとか、アル=カーイダであるとかいうことになるでしょうが、1980年代半ばのアメリカのイメージとしては、テロリストとは、アラブのそれもリビア人ということだったのでしょう。
その頃の事情を知ろうと探していたら、「リビアのカダフィ大佐って何者?」という、わかりやすいサイトがありました。
上記のサイトによれば、カダフィ政権は、イスラエルで活動をするPLOやその他様々なイスラーム過激派のテロリストへの支援を行いました。そして、「アメリカとの関係は80年代に最悪に達し、81年にはアメリカ軍の航空機がリビアに侵入し、リビア空軍機2機を撃墜。これを契機に、互いに攻撃と報復を繰り返」すようになりました。
また、映画公開より後の事件になりますが、「レーガン大統領による、86年のリビア襲撃」、これは、「カダフィが関与したとするテロに対する報復措置で、リビアに60トンの爆弾を投下し、カダフィの養女を含む101人が殺されたそうです。確かこの頃に、私の先輩が在リビア日本大使館の派遣員としてトリポリに行っていたこともあり、この事件のことは覚えています。
こうした歴史的背景をもって『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は作られたのですね。
今もし同じような映画を作るとしたら、テロリスト役はリビア人ではなく、イラク人であるとか、アル=カーイダであるとかいうことになるでしょうが、1980年代半ばのアメリカのイメージとしては、テロリストとは、アラブのそれもリビア人ということだったのでしょう。
その頃の事情を知ろうと探していたら、「リビアのカダフィ大佐って何者?」という、わかりやすいサイトがありました。
上記のサイトによれば、カダフィ政権は、イスラエルで活動をするPLOやその他様々なイスラーム過激派のテロリストへの支援を行いました。そして、「アメリカとの関係は80年代に最悪に達し、81年にはアメリカ軍の航空機がリビアに侵入し、リビア空軍機2機を撃墜。これを契機に、互いに攻撃と報復を繰り返」すようになりました。
また、映画公開より後の事件になりますが、「レーガン大統領による、86年のリビア襲撃」、これは、「カダフィが関与したとするテロに対する報復措置で、リビアに60トンの爆弾を投下し、カダフィの養女を含む101人が殺されたそうです。確かこの頃に、私の先輩が在リビア日本大使館の派遣員としてトリポリに行っていたこともあり、この事件のことは覚えています。
こうした歴史的背景をもって『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は作られたのですね。
これはとても興味深いですね。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」がむしょうに観たくなりました。1が1番おもしろいのに1回しか見たことがありません。
宿題やらないと。借金返済しないと…