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アラビア語に興味があります。

 イランはペルシア語の国です。トルコはトルコ語で、現代トルコ語はローマ字で表記されます。

エル・サラーヤの二晩限定復活

2004年12月12日 13時05分48秒 | アラブ料理その他
 昨日は、6月末に閉店してしまったエジプト料理店エル・サラーヤの、二晩限りの復活企画の第一夜の方に行って参りました。既に渋谷の店舗は引き払ってしまったため、復活編は四谷3丁目のシェヘラザードという「ベリーダンス&ライブの店」というお店で催されました。しかし、お料理は、お手伝いの女性のマンションで作りだめし、それをお店に運び込んだとのことで、苦労なさったようです。個人宅で、業務用の調理器具がないわけですから、一度に大量に作れませんし。
 それでもご苦労の甲斐あって、懐かしい味が再現され、超満員の店内は、ベリーダンス、そしてまた少々趣向の変わったオリエンタル風ダンスで盛り上がり、楽しい夜となりました。さらにクイズ大会では、私、第4位となりまして(エジプト大統領のフルネームを答えただけ)、賞品として、小さい蝋燭立て(クレオパトラ像の頭にくぼみができており、そこに蝋燭を立てろということらしい)をゲットいたしました。

ハラールであるパン3

2004年12月11日 09時23分13秒 | アラブ料理その他
 ずいぶん前に、ショートニング(獣脂が含まれる)などの使われていない、完全にハラールなパンについて、パスコの麦のめぐみがそうであるとか、でもそのシリーズでもプチロールは獣脂が使われているとか、イースト菌の出すアルコールは問題なしとかいう話を書きましたが、水曜日に、「肉のハナマサ」のオリジナルのパンも、ハラールだという話を伺いました。
 お台場にある寮(基本的には、留学生が住む国際交流会館だが、チューター役の日本人学生も少数居住している)に住む、アルジェリア史専攻の学生さんがおっしゃるには、その寮にアラブ人のイスラーム教徒の留学生がいて、お友達になったのだそうです。その留学生が、お台場近辺にはハナマサの支店がないので(というより、お台場にはスーパーマーケットの類がほとんどないようです)、新橋にあるハナマサの支店で、パンを買って欲しいと良く頼まれるとのことです。

珈琲マシン

2004年12月08日 12時58分18秒 | アラブ料理その他
 温泉旅行から帰ってきました。温泉旅行といっても、アラビア語専攻の1年生のオリエンテーション合宿です。4月に入学した学生のオリエンテーションを12月に催すって、オリエンテーションの意味をなしていないような気がしなくもありませんが、深く詮索するのはやめましょう。さらに、1年生でも教授でもない私が、なぜ専攻のオリエンテーション合宿に便乗したのかも、深く考える必要はございません。
 帰り道、港北(横浜)のパーキング・エリアで休憩を取りました。珈琲が飲みたくなり、自動販売機に近づくと、皆、妙に盛り上がっています。お金を入れてボタンを押すと、自動販売機から、なぜかコーヒー・ルンバ♪が流れ、よく見ると、機械の上部にはめ込まれたモニター画面に、機械の中を移動していく紙コップの姿が映し出されています。そして、泡だった珈琲豆が映ると、「あなたのためにドリップ中」とピンクのハート・マーク付きの字幕が出ます。抽出が終わると「熱いお飲み物の場合はお気を付けください」(アイス珈琲もできるので)とウェイトレスさんのイラスト入り画面で終了を知らせます。面白いけれど、果てしなく無駄なシステム。

 ところで、トルコ珈琲の自動マシンもあるんですよ。画面は付いてませんけど。エジプトでいくつか見ました。トルコ珈琲って、斜めに長い柄の付いた小鍋(お鍋というのに違和感を感じるほど小さい。デミタスカップ1~2杯分程度のお水しか入らない程度の大きさ)、カナカという名前なんですが、それに挽いた珈琲豆とお砂糖とお水を入れて、直火で煮出すのです。最初は、
「こんなドロドロの珈琲、何が面白いの?」
と悲しくなっていましたが、慣れれば病みつきに。
 留学先の学食で、トルコ珈琲がメニューにあったので、注文してみました。カウンターの向こうのおじさんが、小さな紙コップを機械にセットすると、珈琲がちょぼちょぼと出てくるのです。一応、ドロドロしてましたけど、飲みながら情けな~い気分になりました。

“ア”洋折衷

2004年12月05日 13時08分08秒 | アラブ料理その他
 母が、「私流、珈琲の淹れ方」と言いながら、マグを持って現れました。表面にミルクが泡立っています。わーい、カプチーノだ!「いただきます」と大喜びで口を付けたら、まず牛乳が冷たいまま。ちょ、ちょっとこれは…。次にくぴっと飲んだら、牛乳の下にあったのは、カルダモンの香を含んだアラビア珈琲でした。何とも不思議な組み合わせです。

ザクロとザムザム

2004年11月19日 14時04分22秒 | アラブ料理その他
 たびたび足を運んでおります日暮里のザクロですが、昨夜も誘っていただき、行ってまいりました。そうしたら、地下は「ペルシャ・トルコ料理 ザクロ」で、2階が「ペルシャ・ウズベキスタン料理 ザムザム」と名前とお料理が分かれていました。とすると、やはり本当にパレスチナ料理は断念されたわけでしょうか。早く食べに行けば良かった…。
 さて、サービスと言って、ワイン・ボトルが3本も出てきました。昨日はボジョレ・ヌーボーの解禁日ではありましたが、ちゃんとトルコ・ワインでした。
 初対面の方ばかりでちょっと不安でしたが、気さくに声を掛けてくださり楽しいときを過ごさせていただきました。また、思いがけず、東アラブ地域で活躍していらした日本画家の方と何年ぶりかで再会することができ、驚くやら嬉しいやら。その方から、知人の悲しいニュースも耳にすることとなりましたが、禍福はあざなえる縄の如し。いつものように、お腹一杯で帰路につきました。

ボジョレ・ヌーボー解禁前夜 ―ワインの思ひ出

2004年11月17日 23時55分52秒 | アラブ料理その他
 明日がボジョレ・ヌーボーの解禁日。解禁前夜によせて、エジプトでのワインの思い出話を。
 そもそも、ワインは葡萄から作るもの。そして、葡萄の栽培に適しているのは地中海性気候の地域、などという知識は、中学の地理の時間に既に頭に入れられる常識です。その常識に基づけば、地中海沿岸に位置するエジプトは、おいしい葡萄がとれ、必然的に良いワインができそうなものですが、エジプト・ワインを誉める日本人に会ったことがありません。強いて言えば、安いので気楽に飲めて良い、という程度でしょうか。
 ある日、カイロの日本人の先生のお宅にお邪魔して、夕御飯をご馳走になっていたとき、別の留学生が傾けたエジプトの赤ワインの瓶の底に、何やら白い沈殿物が。先生が、瓶を明かりに透かしながらご覧になっておっしゃるには、
「お砂糖だ」
甘口ワインにするためにでしょうか、お砂糖が混ぜられていたのです。ひどい話だ、というのがその場にいた日本人の感想でしたが、帰国後、フランス語科のご出身でソシュールの研究をなさっている先生に、その話をしたところ、涼しい顔でこう言われてしまいました。
「フランスでもやりますよ。気温が低くて、ワインがよく発酵しなかった年は、ワインの委員会が開かれ、ワイン何リットルあたり何キロのお砂糖を混ぜるかを決めるのです。そして、その委員の立会いのもと、規定の量の砂糖をワインに入れるんですよ」
 個人的には、エジプト・ワインのケースは、そんな高等な話ではないと思うのですが。
 そんなエジプト・ワインですが、どうも憎めません。やっぱり行くと、さほど美味しくないと思いつつ、1本買ってしまうんですよね。

アラクは「少量の水」

2004年10月23日 11時57分39秒 | アラブ料理その他
 先日、アラクについて、原典を確かめずに、あやふやな記憶に基づいて、不正確な記述をしてしまいました。失礼致しました。
 さて、『新イスラム事典』(平凡社)の70頁左の「アラク」の項(執筆は池田修先生)です。
  語根 c-r-q は「少量の水」を表し、派生動詞 carraqa,
  tacarraqa は「酒に水を少々混ぜる」の意味を示す。
  ・・・・(以下略)

 うーん、やっぱりではないのでしょうか。

 また、上記の続きに「アラクはナツメヤシの実またはブドウを原料としてつくられる」との記述もありますが、トルコ料理レストランの方のお話ですと、ナツメヤシが原料のアラクは、ブドウが原料のものより、質が落ちるとのこと。
 夏休みに、カイロの街角でナツメヤシ酒らしきものを見つけ、沈没バックパッカーさんと味見をしたのですが、お互い、コップの底に2センチずつくらい飲んで、おしまい。アラクの系統の味ではあったのですけれどもね。味見を終えて、テーブルに酒瓶を置いて帰ろうとしたら、バックパッカーさんはとても迷惑そうでした。ごめんなさい。
 申し訳なかったので、ギリシアでウゾを仕入れて進呈しておきました。(あと、メタクサ。しかし、メタクサの等級を星の数で表していることを知らず、安メタクサを買ってしまいました。)

トルコ料理店にてフランス産のアラクを飲む

2004年10月22日 13時23分39秒 | アラブ料理その他
 昨夜、神楽坂の毘沙門天の横にある、ソフラというトルコ料理レストランに行きました。最近、イランとかトルコとか、アラブと微妙にずれたところのお料理を食べる機会に恵まれております。アラブ料理も食べたいのだけれど、エル・サラーヤも閉店してしまったしね…と思っていたら、ソフラを予約してくれた友人いわく、
「毘沙門天の反対側に、モロッコ料理店がある。今度行きましょう」
今から楽しみです。

 さて、昨今のマイ・ブーム、アラクですが、トルコでは「ラク」と呼ばれており、お店でも飲むことができました。…否、正確に申しますと、現在、トルコのラクは輸出されておらず、お店で出しているのは、フランス産のペルノ(名称は異なるが、同種のお酒。葡萄から作られ、アニスの香りがする)とのこと。
 ラクが社会問題となり(朝からラクを飲んで、出勤してこない人がたくさんいる、など)、生産量や度数を抑えた(本来、45度くらいだが、トルコ国内のラクは現在37~8度程度)ため、輸出に回す分がなくなったということのようです。
 フランス産のペルノなら、製法も品質も変わらない、あるいはトルコよりも品質管理は行き届いているので、日本人客に出す分には、まったく問題ないそうですが、やはり、故郷の味を求めて来店する在日トルコ人の皆さんには、大変不評だそうです。

アラク、その後

2004年10月21日 14時34分44秒 | アラブ料理その他
 さて、書きそびれていたのですが、アラクについて。先日、徒然なるままに『イスラム事典』を読んでいたところ、新版では、アラクの説明が少々異なっており、c-r-q の語根は、アラビア語で「少量の水」を意味し、その派生形2形と5形が 「酒に少量の水を加える」の意味だとのことです。アラクは汗だと、単純に思い込んでいたのですが。
(青字部分 2004/10/23 に追記)

豚肉の入手

2004年10月17日 21時23分36秒 | アラブ料理その他
 カイロのゴミ屋さんの話で、「生ゴミをえさにして、黒豚を飼育する」とか、「カイロで豚肉が出てきても、全く問題なくぱくぱく食べてしまいます」とか書きましたが、もちろん、イスラームでは、豚肉はハラーム(禁忌、タブー)です。でも、キリスト教徒(多くはコプト教徒)のお店に行けば、そんなことは関係ありませんから、豚肉が買えます。
 ところで、未確認情報ですが、カイロの庶民地区タウフィーキーヤの某豚肉屋さんの2階が、ムスリム同胞団のオフィスらしいという話を聞きました。ほんとかな? タウフィーキーヤ在住の日本人に問い合わせてみましたが、いまだ確認が取れません。

イラクのコーラの話

2004年10月16日 08時03分35秒 | アラブ料理その他
 イラク・コーラがあるなどという話を書いておりましたが、ないのだそうです。過去にもなかったそうです。(わざわざ知らせて下さって有難うございます。)
 どうも、くだんの偽物ペプシ(フセイン大統領のせがれ、ウダイ氏が事実上の経営者だったバグダッド・カンパニーで生産していたそうです)が、クウェートなんぞのペプシより美味しかった!主張する人などがいたりして、勘違いしていたようだ、とのこと。
 しかし、メイルによると、アラブには、まだまだ他にもコーラの種類があるようです。
 とまれ、そこまでして人間は、コーラを飲みたいんですね。生搾りオレンジ・ジュースの方が、よほど安価で美味しくて栄養もあるのに。
 逆に日本だと、果物を搾っただけのジュースの方が、瓶詰め/缶詰めの人工飲料より高価、高級だったりしますよね。何か変だな…。

梅干しナツメヤシ

2004年10月15日 13時51分05秒 | アラブ料理その他
 おとといの授業で、受講生の一人が、みんなにドバイ土産を持ってきてくださいました。ドバイで売られているアール・グレイとナツメヤシの実です。アール・グレイは香りが高く、いただくのが楽しみですが、さらに楽しみなのがナツメヤシ。
 黒いナツメヤシですが、エジプトで口にしていたナツメヤシは、しわしわで、かじれば歯がすぐに種に当たり、まあナツメヤシなんてそんなものだと思っていたのですが、いただいたナツメヤシは、まるで梅干しのようにふっくらと丸いのです。こんなに果肉の多いナツメヤシがあったんですね。ところどころ、白いまだらがあるので、何かと思ったら、糖分が浮き出ているのだそうです。
 楽しみに、ちびちびと頂きたいと思っています。

イラクの甘味料抜きのコーラの話

2004年10月12日 21時56分27秒 | アラブ料理その他
 コーラついでに、もうひとつ。2004年1月13日の夕刊に「イラクでペプシ」という写真と記事が掲載されたとき、イラクに長くいらした方からメイルをいただき、イラクのコーラ事情を教えていただきました。
 まず、その記事というのは、イラクでは、経済制裁で契約が無効になったため、90年以降製造のペプシは本当は偽物なのだが、大量のペプシのボトルを保持して製造を続けていたこと、ペプシ・コーラがイラク国民に愛されていること、などに感銘を受け、ペプシ・コーラ側は、イラクの長年の無許可製造を不問にした、といった記事だったそうです。
 イラクに限りませんが、コカ・コーラはユダヤ資本ということで、アラブでは(エジプトは別として)ボイコットの対象になります。そんなわけで、ペプシは良く飲まれていたのです。

 そして、イラクのコーラの話ですが、イラクでは、1990年のクウェート侵攻と同時に、お米、小麦とともに、お砂糖も配給制になってしまったそうです。すると、お菓子とともに、ペプシ・コーラまで街角から姿を消してしまったとのこと。
 湾岸戦争が終わって、日常生活もほぼ正常に戻りつつあった1991年の夏、ペプシ・コーラがまた売り出されるようになったそうですが、その戦後初のペプシは、甘味料が一切入っておらず、まったく甘くなかったというのです。試しに、配給のお砂糖を入れてかき混ぜてみると、しゅわしゅわ言いながら、炭酸が飛んでしまったそうな。
 甘味料抜きのコーラは、ほんとうに一時的に出たもので、その後はきちんと甘くなったそうです。

追記: なお、イラクにイラク・コーラがあるという話もあります。 …という話をこの末尾に書いておりましたが、その話を教えて下さった方(上記の「イラクに長くいらした方」とは別人)から、訂正メイルが入りました。イラク人に直接確かめたところ、イラクで「イラク・コーラ」という名のコーラは昔も今も売られていないとのことだったそうです。
 詳細は、これから新しい記事を書きませう。

ひよこまめ

2004年10月07日 01時21分41秒 | アラブ料理その他
 今日、といっても12時を過ぎてしまったので、正確には昨日ですが、来月の外語祭のアラブ料理店に備え、1年生に、ひよこ豆2キロ、レンズ豆2キロ、コーヒー豆1キロを寄付してきました。
 そこでハタと思いついて、Hans Wehr の辞書で、ひよこまめ حمّص を確認したところ、実はこれを「ホンモス」というのは口語発音であり、正しくは、ヒンミス、あるいはヒンマス、とありました。ずっと「ホンモス」だと思っていたので、「ヒンミス」なんて、非常に貧相な響きには拒否反応が出そう。