今年もキューバ映画祭が開催されます。
語呂にちなんで、9月8日。
今年は土曜日なので昼夜の開催。
場所札幌プラザ2・5(旧札幌東宝プラザ)札幌市中央区南2条西5丁目/狸小路5丁目 TEL011-231-3388
チケット料金(2本セット) ※ペアチケットではありません。
前売券1,500円
当日券1,800円
札幌でのキューバ映画祭に第1回から関わっていて、最初の2回は冬の開催だったから参加できたのですが、
9月8日をキューバの日として映画祭を開催するようになってからはなかなか忙しく、
ブログでお知らせするのと、当日会場で映画を見るだけのスタッフとなってしまっていて申し訳ない。
さて、
その国の文化や国民性を知りたいときにその国の映画を見るのってかなり有効ですよね。
ここからは僕の感想なので、未熟な知識ゆえ間違っていたり不快に感じさせたりしたらごめんなさいなんですが、
僕がキューバ映画を初めて見たときの感想は、なんて自由で、なんて独創性に溢れているのだろう、でした。
キューバで自由?と思う方もいるかもしれない。
社会主義国家では思想がコントロールされているのでは?と日本の周辺の国々を見ると思ってしまうが、
キューバの映画に関しては、とことん自由。
なぜなら、映画という文化・芸術は国民の豊かな感性を育てるには不可欠なものであるから。
そういう視点で考えると、キューバの政治は国民のために働いていることがよくわかる。
キューバの有機農業もしかり。
アメリカの資本主義からカストロやゲバラが独立を勝ち取った時、自由経済から社会主義に変更になり、
資本財産を持った多くの人はアメリカに亡命しました。
普通ならアメリカに多くの国民が亡命すると言う事実は国にとってデメリットであり、
国としては伏せておきたいことなのではないかと思うんだけど、
映画のなかでは国を皮肉ったり、国を批判したりすることが堂々とされていました。
また恋愛の描写も自由。
さすが情熱の国であり、離婚率70%(これは本当なのか・・・)の国。
R指定にしなくていいの?というシーンにめぐり合うことがあります。
ま、今回はそんなシーンはあるのか、ないのか・・・・(たぶんない)
キューバ好きが集まってスタッフ全員ボランティアで運営開催してきて今回が4回目!
まさに無償の愛。それ自体すごいことだと思う。
今回の2作品は比較的気軽に見ることが出来る作品で、
また、おしゃべりが大好きとか歌やサルサが大好きと言ったキューバの国民性を垣間見れる作品。
暑い日が続く札幌ですが、映画を見て、また違うカリブ海の熱を感じませんか。
モヒートでも飲みながら。
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