今から3年程前。16歳で社会に飛び出し、コロポックル村に住み込みで一ヶ月ほど
農業を、田舎暮らしを体験していったDAISUKEが遊びに来た。
「行ってもいいですか?」のDAISUKEからの電話の声は明るく、数年前に比べると
迷いがないように感じる。
一度は社会に飛び出したが、もう一度学生に戻り、再び社会に出る事を決めてきた。
そしてこの春から東京での一人暮らしも決めてきたようだ。
北海道、赤井川まで、わざわざ報告に来てくれたのだと私は思う。嬉しい限り。
DAISUKEが赤井川で生活していた一ヶ月間、私はあえて彼に合わせる生活はしなかったし
当然のように働いてもらった。当時彼があえて選んだ社会人の道なのだから。
当時の一ヶ月間は忙しい時期でもあったので朝から晩まで私と畑に出ていた。
今でもはっきり覚えているほど辛かったらしい(笑)!
私の家にはテレビがないが一週間で耐えられなくなったらしい(笑)!
軽い気持ちで「自転車で旅をしようかな」って言ったら、ゴミ捨て場に落ちていた
自転車をなんとか乗れるように修理して、「これで帰りな」と言われた時は本当に
驚いたらしい。(本当に赤井川から関東までママチャリで帰った!!)
何から何まで初めての体験をして、赤井川での生活が少しでも彼の経験値として
活かせたのだろうか…。いや、活かせたのだからまた赤井川に来てくれたのだと
思い込む!!
DAISUKEがなんで「俺は農業をやりたい!!!」って言わないのかは不思議だけど…、
やりたい事に向かって勉強し、目標を持って追いかけている姿はちょっとカッコイイ!
都会には誘惑が多いけど…、「自分の未来」を想像しながら都会で頑張って欲しい。
だけどDAISUKEは遊びに来た次の日から38度5分の熱を出して寝込んでいます
初めて見た大雪に浮かれすぎたのだろうか
早く良くなればいいねぇ………。。。