前回は映画の話でしたが、映画を見ているとよく思う事があります。
それは、自分の知識の無さ・・
特に外国の歴史ものを見ていると、さっぱりわからない事があります。
ちょっと前のことですが、「エリザベス」という16世紀のイギリスの話を描いた映画のDVDを借りて見たのですが、すごい映画だなあ!と感心はするものの、まったく判らないんですよ。
その時代のことをまるで知らないことを痛感させられました・・
続編の「エリザベス:ゴールデン・エイジ」もすぐに見ようと思っていたのですが、これでは全然ダメだなと思い、そのあたりの歴史を勉強してから見ることにしました。
そんなに昔の話の映画だけではありません。
戦後の映画、特に冷戦あたりの時代の映画はわかったようなわからないような・・
ベトナム戦争ものの映画は沢山見ました。
プラトーン、地獄の黙示録、7月4日に生まれて、フルメタルジャケット、カジュアリティーズ、前回御紹介したディアハンターなどなど・・
戦争の悲惨さ、虚しさはしっかり伝わってきます。
戦争は絶対してはいけない、という思いも強く感じました。
しかし、ベトナム戦争をするに至った過程、アメリカはなぜあんなに遠い国の戦争に加担しなければいけなかったのかという背景が、いま一つ分っていない為にどうしても理解に限界を感じるのです。
ある程度はわかるんだけど、わからない。
そういうヒトは私だけじゃないんじゃないでしょうか?
で、最近読み始めた本がこれです。

池上彰さんの「そうだったのか」シリーズです。
第二次世界大戦以降の世界の現代史をとってもわかりやすく解説しています。
高校の時、社会科で歴史は習いました。
しかし、石器時代からはじまって第二次世界大戦あたりの近代までが範囲でしたから、戦後~現代はよく知りません。
特に私は理数系ですので、その辺を勉強する必要(苦笑)がなかったのです。
親が見ているニュース(ホントはアニメが見たかったんですが、チャンネル決定権は父親にありましたからね)は横で見ていましたが、ま~るで興味なく、現代社会の知識が欠如したまま大人になってしまいました。
しかしいろいろと疑問は沸いてきます。
たとえばオイルショック。
我が家でもトイレットペーパーが貴重品になりました。
当時はウオッシュレットなどありませんから、新聞紙を柔らかくなるまでもんでトイレで使っていた頃があります。
でもなぜ石油が不足し、なぜ紙が不足したのか?
漠然とした疑問だけが残りました。
たとえばベトナム戦争。
なぜわざわざアメリカは自分の国とはまるで関係ない(なさそう)なところまで行って戦争しているの?
だれかに聞きたくても聞けるヒトが身近にいませんし、当時はインターネットなどという便利な物もなく、すぐに疑問を解決する方法がなかったわけです。
「そうだったのか」シリーズはとってもやさしくこういった疑問に答えてくれています。
ベトナム戦争、朝鮮戦争、キューバ危機等の冷戦構造、インドとパキスタンの対立、中国やソ連などの社会主義国に起こった悲劇、湾岸戦争はなぜ起こったか・・・などなど自分が生きてきた時代に起こった、名前や表面的なことだけは知っていてもまるで理解していなかった世界の歴史がみるみるわかってきます。
それは快感と言っても過言じゃない感じです。まさに「そうだったのか」ってところです。
まあこんな基本的なことを知らなかったんだなあ・・という恥ずかしい思いにもなりますが・・
「キリング フィールド」って映画見たことがありますか?
カンボジアの話です。
でも私はどこの国の話かよくわからずに見ていました。
ポルポトという名前はニュースで聞いたことがありました。
どっかの国の偉い人なんだなあという認識はありました。
でもどんな人か全然知りませんでした。
そうだったのか現代史では、ポルポトがカンボジアでいかにひどいことをしてきたのか、ということが書かれています。人間は人間に対して、しかも同胞に対してなぜここまで残虐になれるのだろうと考えさせられます。
こういう知識を持って再度キリングフィールドを見たら、また新たに感じることが沢山あるだろうと思います。

~現代史があまりによく出来た本だったので、日本現代史とアメリカ史についても読んでみました。
中でも水俣病の話は心をえぐられるような思いでした。
な~んとなくは知ってた話でも核心はまるで知らなかったことを痛感させられました。

今読んでいるのは、現在の情勢についての話。
昨年書かれた本ですが、2009年に起こっている事が結構予想どおりに進んでいることに驚きます。

次に読もうと買ってきたのは中国史。
今世界を牛耳ろうとしている国の歴史は良く知っておく必要がありますよね。
この現代史シリーズが終わったら世界の古代から中世について勉強していくつもりです。
子供の頃は嫌だった勉強が今ではとても楽しいものに思えます。
本来は勉強ってそういうものなんでしょうね。
それは、自分の知識の無さ・・
特に外国の歴史ものを見ていると、さっぱりわからない事があります。
ちょっと前のことですが、「エリザベス」という16世紀のイギリスの話を描いた映画のDVDを借りて見たのですが、すごい映画だなあ!と感心はするものの、まったく判らないんですよ。
その時代のことをまるで知らないことを痛感させられました・・
続編の「エリザベス:ゴールデン・エイジ」もすぐに見ようと思っていたのですが、これでは全然ダメだなと思い、そのあたりの歴史を勉強してから見ることにしました。
そんなに昔の話の映画だけではありません。
戦後の映画、特に冷戦あたりの時代の映画はわかったようなわからないような・・
ベトナム戦争ものの映画は沢山見ました。
プラトーン、地獄の黙示録、7月4日に生まれて、フルメタルジャケット、カジュアリティーズ、前回御紹介したディアハンターなどなど・・
戦争の悲惨さ、虚しさはしっかり伝わってきます。
戦争は絶対してはいけない、という思いも強く感じました。
しかし、ベトナム戦争をするに至った過程、アメリカはなぜあんなに遠い国の戦争に加担しなければいけなかったのかという背景が、いま一つ分っていない為にどうしても理解に限界を感じるのです。
ある程度はわかるんだけど、わからない。
そういうヒトは私だけじゃないんじゃないでしょうか?
で、最近読み始めた本がこれです。

池上彰さんの「そうだったのか」シリーズです。
第二次世界大戦以降の世界の現代史をとってもわかりやすく解説しています。
高校の時、社会科で歴史は習いました。
しかし、石器時代からはじまって第二次世界大戦あたりの近代までが範囲でしたから、戦後~現代はよく知りません。
特に私は理数系ですので、その辺を勉強する必要(苦笑)がなかったのです。
親が見ているニュース(ホントはアニメが見たかったんですが、チャンネル決定権は父親にありましたからね)は横で見ていましたが、ま~るで興味なく、現代社会の知識が欠如したまま大人になってしまいました。
しかしいろいろと疑問は沸いてきます。
たとえばオイルショック。
我が家でもトイレットペーパーが貴重品になりました。
当時はウオッシュレットなどありませんから、新聞紙を柔らかくなるまでもんでトイレで使っていた頃があります。
でもなぜ石油が不足し、なぜ紙が不足したのか?
漠然とした疑問だけが残りました。
たとえばベトナム戦争。
なぜわざわざアメリカは自分の国とはまるで関係ない(なさそう)なところまで行って戦争しているの?
だれかに聞きたくても聞けるヒトが身近にいませんし、当時はインターネットなどという便利な物もなく、すぐに疑問を解決する方法がなかったわけです。
「そうだったのか」シリーズはとってもやさしくこういった疑問に答えてくれています。
ベトナム戦争、朝鮮戦争、キューバ危機等の冷戦構造、インドとパキスタンの対立、中国やソ連などの社会主義国に起こった悲劇、湾岸戦争はなぜ起こったか・・・などなど自分が生きてきた時代に起こった、名前や表面的なことだけは知っていてもまるで理解していなかった世界の歴史がみるみるわかってきます。
それは快感と言っても過言じゃない感じです。まさに「そうだったのか」ってところです。
まあこんな基本的なことを知らなかったんだなあ・・という恥ずかしい思いにもなりますが・・
「キリング フィールド」って映画見たことがありますか?
カンボジアの話です。
でも私はどこの国の話かよくわからずに見ていました。
ポルポトという名前はニュースで聞いたことがありました。
どっかの国の偉い人なんだなあという認識はありました。
でもどんな人か全然知りませんでした。
そうだったのか現代史では、ポルポトがカンボジアでいかにひどいことをしてきたのか、ということが書かれています。人間は人間に対して、しかも同胞に対してなぜここまで残虐になれるのだろうと考えさせられます。
こういう知識を持って再度キリングフィールドを見たら、また新たに感じることが沢山あるだろうと思います。

~現代史があまりによく出来た本だったので、日本現代史とアメリカ史についても読んでみました。
中でも水俣病の話は心をえぐられるような思いでした。
な~んとなくは知ってた話でも核心はまるで知らなかったことを痛感させられました。

今読んでいるのは、現在の情勢についての話。
昨年書かれた本ですが、2009年に起こっている事が結構予想どおりに進んでいることに驚きます。

次に読もうと買ってきたのは中国史。
今世界を牛耳ろうとしている国の歴史は良く知っておく必要がありますよね。
この現代史シリーズが終わったら世界の古代から中世について勉強していくつもりです。
子供の頃は嫌だった勉強が今ではとても楽しいものに思えます。
本来は勉強ってそういうものなんでしょうね。
凄いですね。
確かにそのほうが面白いかもしれません。
戦争は・・・。
結局主義主張が違うもの同士譲れない矜持があって起こるものだから、どこまでいっても終わりはなくて救いようがない。
ベトナム戦争もきっかけについてはいろいろと言われていますが結局のところ、共産主義と資本主義の争いにベトナムが巻き込まれたのだと私は思っています。
大国の大儀名分と利権争いにかき回されたと言うか・・・。
資本主義による植民地支配、それはそれで享受できないことでしょうが、独立支援したのが共産主義国でなかったらああまで悲惨な結果にはならなかったのではないだろうかと・・・。
最近ではイラク戦争も・・・。
宗教関係の戦争はもっとも思想的にどうにもならないものなのに下手に介入するから大事になるのだと。
まあ、”報復”という大儀は立つのでしょうが・・・。
いえ、歴史に疎い私の単なるたわごとです(笑)
歴史、教えて下さい(爆)
充分お詳しいじゃないですか!
私にはなんにも教えて差し上げることはありませんが、映画はいろんなことを教えてくれるいい先生だと思いますよ。
冷戦は少しはわかっているつもりになっていたんですが、それはアメリカ側の正義にのっとったものであり、真実は異なるところにあるんだろうなあと思っています。
とかく悪者扱いされがちな共産主義ですが、そこにも(きっと)正義があったという観点から見なければ正確な歴史はわからないのだろうなぁというのが最近の僕の見方です。
歴史は何でも教えてくれるもので、「兄ちゃんが先にやったもん!」「弟が初めにやったから・・」と、報復の嵐の兄弟げんかを宗教戦争を例に出して諌めております。
しかし、宗教戦争には終わりが無いように、兄弟げんかにも終戦の日はなかなか来ないようです。(ため息)
こんな適度の認識で社会人として大丈夫ですかね????
確かベトナム戦争のきっかけになったのはフランスの介入だったと思うんですけど当事者の名前とか全然覚えてないんですけど(苦笑)
私の歴史の知識なんてどの時代も大体そんな程度ですよ。
流れしか覚えていないんで・・・。
それにしても宗教戦争を引き合いにだして兄弟げんかの仲裁とは。
なんてインテリジェンスの高い叱りかたでしょう!
兄弟それぞれに信仰も違うでしょうからなかなか和解はむずかしそうですね。(笑)
流れを知ることが一番大事ですよね。
私は細かいことを単純に暗記するというのが大の苦手で、こんなの憶えなくってもいいや!と、勝手に判断して切り捨てたものが多いので、この年になって「俺ってこんなことも知らなかったのね・・orz]となることが多いのです。
でも、40の手習いの悲しさかな・・
覚えた先からみ~んな忘れちゃうんですよぉ~(号泣)
宗教戦争を引き合いに出したのは・・単なる苦し紛れでゴザイマス。(バチが当たるかも)
もっと威厳のある父親なら「こらっ!」のヒトコトで済むのでしょうが、あんまり言うことを聞かないと、「もう一生アイスクリーム買ったらへ~ん!」とか言っちゃう有様です。(恥)