うちとうちのまわりとうちのなかのことたち。

まぁ気がむいたときにのんびりかきますー。

JR西日本の車窓から

2011-07-17 10:23:35 | Weblog



ここ一年中くらいで、一人の電車、ってシチュエーションがいつのまにか色々と思い巡らせて考え込む場になってる。
わけもなく泣きそうになるのも、なんか電車。


知らない人達がそれぞれの世界で動いてて、その「街ごと」どんどん通りすぎていくパノラマが好き~


毎日見てたら、工事のクレーンの位置が少しずつ変わってたりして「あぁー、人が動かしてんねんなぁ」ってわくわくする(^^)
なんかそうゆう、すごく無機質で機械的なんやけど「人が動かさな何も変わらん」ってゆうとこが好き


あと、周りにいろんな人がいっぱいいてて、でも自分は限りなくぽちんと一人、っていうこの車内の感じが好きで、たまらなく哀愁にかられるというか。
やから呟きも増えるんか


最近では、月があまりにきれいで圧倒される

夕刻のくすんだ水色の空に、うすく白く浮かんでるのとか、
ちょと遅い時間やったら、もう少し暗い濃い青の中に、くり抜いたみたいにぽかんと明るく・黄色く浮かんでるのとか


今は帰宅時間が絶妙なので、右に夕焼け、左に月、みたいな景色が見れたりして首が忙しかったりします
まるい環状線に至っては、さっきまで背中にあった夕陽が、気付けば前の方に来てたりするのがたまらん


その下にはやっぱり街があって、街は過ぎていって止まらないけど月は止まったまんまで、それを眺める車窓はなんだか最高な気がしてくる
「同じ月を見てる」とかよく歌詞やらドラマやらでくっさいこと言うてるけど、ほんまにそうやよな…ってすとんと納得する。笑



そいえば、3/11から月曜日で4ヶ月やった。前日までは「明日で4ヶ月やなぁ」なんてしばしば思い出してた。

そう思ってたのに、いざその日になったら変わらぬ1日を普通に過ごしてて、
そして自分の仕事が終わって、思考に空白ができた途端に思い出す。
黙祷の時間とか知らん間に過ぎている。



そんなもんなんでしょう。

ってか、そんなもんでもないと、やってられないんでしょう。


結局は今の自分にとって、何が最優先か、何が生活に影響するか。
それ以外のことは忘れてないと、日々がたちゆかなくなるから。


しかし、「忘れる」とゆうことは「限りなく薄くなる」てことで、決して「なくなる」のではないのやと思う。
どんなに薄まってても、必ず奥からえぐり出てくる時や瞬間がある。


根本的に自分の奥深くにザックリ刻まれた衝撃や感情は消えるわけもなく、絶対ことあるごとに、色褪せないままの姿で顔を出す。


何年たっても思い出してしまうなー、なんやろなー。
それでも、やっぱり「忘れて」はいても「失くし」たくはないんやぁ
人生てそゆことの繰り返しで積み重ねなんやろな。


相手の思考や感情なんて結局想像しかできなくて、思いを馳せることしかできないし、
自分が行動に起こそうが起こすまいが、それに果たしてどんな意味があるのか。
って思うことが色々とある。


仕事の面でも、ちょうどそゆことで行き詰まり感満載な最近↓↓
また書いて落ち着けそうなら、「あぁ、また悶々としてはんねやな~」て感じの日記書こうっと。



「エイプリル」


振り返らずに歩いて行った その時僕は泣きそうになってしまったよ
それぞれ違う方に向かった 振り返らずに歩いて行った


「クロニクル」


君は僕のことを僕は君のことをどうせ忘れちゃうんだ
君に会えたことは君のいない今日の人生でかけがえのないものであり続けます