うちとうちのまわりとうちのなかのことたち。

まぁ気がむいたときにのんびりかきますー。

そばにいたこと

2013-07-28 15:38:09 | Weblog

『震災で消えた小さないのち展』
http://chii-ten.blogspot.jp/

母に誘われて熊取まで行ってきた。絶対つらいし泣いてまうわ…と思いながら、案の定泣いちゃった(´・_・`。)

色んな絵本作家さんが、飼い主さんのために震災で犠牲になった動物達を描いた小さな展覧会。
ペットや福島の牛の絵の中に知ってる作家さんの絵を見つけたり、こないだ仙台行ったときに友達から19頭が流されたって聞いた、乗馬クラブの馬の絵もあった。

ただの動物画じゃなくて、全部の絵にその子だけの名前があって表情があって。
愛されてたんやなぁって思ったし、人間なら救えてたケースもいっぱいで、ほんとにつらくなった。
うちものりおおるし。

大阪は今月いっぱいで終わりだそうです。
色んなとこで開催してるみたいやけど、受付の方が「ほんとは早く飼い主さんに返してもあげたいんですけどね。」って言うてたのが印象的でした。


大切な存在を失うつらさって、身をもって体験した者以外にはわからんやろうし、
何か良い事があったからって、解決したり消えたり代わりがきいたりするもんじゃない。

どんなに前向きになったってどんなに物事が進んだって、何年経ったって、
その悲しみとかつらさとか、その存在があったこと自体は一生消えることはないから、
普段どおりの日々を過ごせるようになっても、ことあるごとに思い出してはこれからもその感情を感じて受け止めて消化していかなあかんのやろうと思う。


何ができるわけではなくても、周りがその当事者の気持ちを思って、寄り添っていくような行動は大きな拠り所になるやろなぁと、今日の小さな展覧会で思いました。