プロ野球日本ハムファイターズの新庄剛志選手が、今季限りの引退を発表しました。
以前、3年契約終了と同時に引退と言う噂を耳にしたことはありましたが、本当だったんですねえ。でも新庄選手らしい引き際ではあると思います。
日本とアメリカで自分自身の野球人生を悔いなく楽しんで、最後は日本球界のために一役買って、WBCで野球人気が復活したのを見届けて安心したのかなという気もします。
アメリカから帰ってきてのパフォーマンスは、野球人気を盛り上げるための彼の演出ですよね。本場の盛り上がりを見て、日本のプロ野球を変えたい盛り上げたいという思いがあったんじゃないかと思います。
個性的なプレイヤーが引退するのは惜しいですけどね。年齢的にもまだいけそうだし。でもそこは本人の意思だから。傍から見てもいい野球人生送ったと思うし、本人もものすごく楽しかっただろうなと思います。
だけど開幕1ヶ月も経たないうちに引退発表かよ(笑)それも新庄選手らしいっちゃらしいんですけどね。
一方で、プレイオフ最後の試合が終わってから初めてチームメイトに引退を告げる選手もいます。男子バスケットボール・アイシンシーホースの後藤正規選手。
昨年のJBLプレイオフ、東芝に敗れアイシンが3連覇を逃したその試合が、後藤選手の引退試合でした。
見ていたファンは、誰もそんなこと思いませんでしたね。どう見たって、後藤選手はあと2~3年は間違いないって思ってましたから。
後藤選手を慕う若手選手やファンはかなりショックを受けたようですが、その潔さ、ごくわずかの人を除いては最後の最後まで口にしない厳しさというかストイックさというか、その辺は最後まで自分の美学を貫いて、「求道者」と言われる後藤選手らしい引き際だったと思います。
後藤選手は学生やJBLの試合会場でよく姿を見かけますが、今なお人気が高い選手ですね。これほど惜しまれて引退する選手もそういないです。
以前、南原清隆さん(ナンチャン)の著作を読んだことがあります。著作というか、スポーツ紙に連載していた文章をまとめた、スポーツに関連する本なのですが、こんな意味の言葉がありました。
「引退は選ばれた者に与えられる権利」
スポットライトを浴びるごくわずかの選手の陰で、その何倍もの選手が解雇されている現実。
自ら引き際を選べる人は、それだけで幸せな生活を送ったと言えるのかもしれませんね。