ハンドボール人気、このまま定着するのでしょうか?
少なくとも、男子のオリンピック最終予選が終わるまでは、メディアもある程度取り上げ続けるでしょう。
継続して情報が発信されることこそ、マイナーなものが世間に定着するために必要なこと。
オリンピックに行ける行けないとは関係なく、ハンドボールの認知度が高まるのは確実だし、会場に足を運ぶ人も増えると思います。
野球・サッカーほどでないにしても、スポーツニュースでの露出度も上がるでしょう。
通常のテレビニュースでも、ラグビーやバレーボールぐらいの扱いにはなるかもしれない。
国際組織での問題は続いていても、国内だけで見れば、日本のハンドボールは競技振興の大きなチャンスを得たといえるでしょう。
再試合騒ぎのあたりから、私も時々宮崎大輔選手のブログを覗いています。
そこで感じるのは熱。宮崎選手の熱意。ファンの想い。確実に、ハンドボール界は盛り上がってきている。
そして宮崎選手に相次ぐ取材依頼。
最新情報を見ると、様々なテレビ番組や雑誌、メディアへの出演が続いています。
日本男子ハンドボールの顔として、取材が宮崎選手に一極集中しているものとは思います。
でも、バスケットボールでは、こんなことはない。
バスケだって、若手選手を中心に頑張っている。
男子はユニバ4位という歴史的快挙を成し遂げたし、多くの選手が個人サイトやブログで情報を発信している。
女子も、大神が今期からプロ契約。エナジー・シャンソンの2強時代は終わり、群雄割拠、確実に新陳代謝が進んでいる。
だけど、いまだにマイナー競技のまま。
今までに、チャンスがなかったわけでなない。
スラムダンクブーム。同じ頃、男子は世界選手権出場、女子はアトランタ7位。
一昨年の世界選手権開催。扱いがどうであれ、結果はどうであれ、TBSで放映された。
なのに。
選手の頑張りが報われていないと思ってしまう。それに値するほど努力している選手がどれくらいいるのか、というのはともかくとして。頑張っている選手は頑張っている。竹内譲次とか。
あとはbj。bjだって、日本のバスケを盛り上げたいとの思いから始まったはずなのに。
JBLとbj、分裂状態のメリットとデメリット、どちらが大きいかを考える必要があるのだろうか。
ハンドボールにはこのまま頑張ってもらいたいなと思う一方。
バスケの若手選手の頑張りが報われる日が来てほしいと、痛切に思うばかりです。