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Harmonia

こころとからだのバランスを・・・yoga&color&more・・・

Danke Michael

2006-10-08 12:01:28 | F1


今年も赤が目立ちます。 ホンダやトヨタも赤ですが、やはり今年はミヒャエル・シューマッハでしょう。

彼の鈴鹿ラストランを見るために、来日したファンもいるわけで。 市販のフラッグの他、「Danke」と書かれた手製のフラッグも多数。

今日タイトルが決まるとしたら、ミヒャエルの優勝&アロンソがノーポイントの場合のみ。 可能性は低いけど、何が起こるかわからないのが勝負の世界。

1987年、初めて鈴鹿で開催された日本GPのウィナーは、フェラーリのゲルハルト・ベルガー。

すべてがそういう風に流れている気がする。

レース開始まで、あと2時間です。


予選はおもしろい♪

2006-10-07 21:33:33 | F1

1ピリはスプーンカーブ、2ピリは200R、3ピリはヘアピンで予選を観戦。 観戦というか、写真撮ってたというか。

Ctf106bやっぱり撮りやすいのはヘアピン。一番遅いとこだもんね。 スプーンは思ってるほど減速しないし、普通のデジカメで撮るにはちょっと遠い。 200Rでは頑張って、時速300Km弱のマシンにタイミング合わせるのに成功したけど、やっぱりブレる。所詮撮ってるのは素人だし。

でもヘアピンなら問題なし。ガードレールに上ってミヒャエル撮りまくり♪

Rs26 ていうか、あの3ピリ何(笑) 開始1分前からフェラーリ2台がスタンバイして、ルノーの目の前でプレッシャーかけてるし。 ルノー2台が出ようとしたら、ホンダの2台も出てくるし。 コースインしたら、マッサがアロンソの前でミヒャエル逃がすし。 これ予選じゃないだろー(笑) 撮る側としては、擬似レース風景で良かったけど。

Photo_8 TVで見ると長いのに、生で見るとあっという間に終わっちゃう。 楽しさも比べ物にならない。 来年富士行っちゃうかもなあ。

予選終わったあと、親に連れられてきた幼児が、こぞって遊園地のゴーカート乗ってるの。よいねぇ。

それにしても、今年はほんとに人が多い! 帰りのバス待ちは行き以上。 一時間以上待って、ようやく乗車。夜は冷えこむので辛いです(泣)


フィナーレの幕が開く

2006-10-05 22:29:52 | F1

ミヒャエル引退と同時に、F1グランプリが鈴鹿を離れるのは、ひとつの時代の終焉を暗示しているように思える。

それは、アイルトン・セナの時代。セナとミヒャエル・シューマッハ、F1史上に類を見ない、ふたりの天才の系譜。その宿命が生んだ、伝説の時代。

鈴鹿サーキット。 セナほど鈴鹿と深く結び付いているF1ドライバーがいるだろうか。 少なくとも日本国内では、鈴鹿のF1といったらアイルトン・セナを連想する人が最も多いだろう。 セナの愛した鈴鹿。 その鈴鹿から今年で一旦F1グランプリが離れる。

ミヒャエル・シューマッハ。 アイルトン・セナというあまりにも大きな存在を、宿命としてその身に負ったドライバー。 その宿命に押し潰されることなく、歴代最多の勝利、PP、そしてワールドチャンピオン獲得を積み重ねてきた天才が、今年でコクピットを降りる。

セナファンかつアンチミヒャエルの方は、このようにふたりを結び付けることを不愉快に思うかもしれない。 でも、ふたりの間にある種の宿命が横たわっていることを疑う余地はない。

セナを想い起こさせる存在が、F1から消えていく。 それが、時代の終りということなのか。

そんな中、今年のグランプリの流れは、今ミヒャエル・シューマッハにある。 これはファンの希望的観測も含めているが、今年のタイトルはミヒャエルが勝ち取るだろう。 それは鈴鹿かブラジルか、いずれにしてもセナゆかりの地だ。この時代の幕を下ろすにふさわしいフィナーレは、ミヒャエルのタイトル獲得以外にあるのだろうか。

可能性は低いが、鈴鹿で決まるかもしれない。それも私は大いにありうると思う。 その場合、ブラジルで勝つのはアロンソかライコネンか、あるいはマッサか、次代を担うドライバーではないか。 もちろん、ミヒャエルの連勝もありうる。 15年間彼を見続けたファンにとっては、それこそ望みうる最高のフィナーレ。願わくは、目の前で最後のタイトル獲得の瞬間を見たい。

それともアロンソが、次代を担う者として、実力で流れを断ち切り、時代を自らへと引き寄せるか。

時代は流れる。 一時代のフィナーレを飾るべく、2006F1日本グランプリ、明日、開幕――


決断

2006-09-11 00:00:27 | F1

いつかその日が来るとは思っていたけど。

ミカ・ハッキネンの休養(引退)は、あの年のマクラーレンの出来がひどくて彼のモチベーションが下がっていくのが分かったから、覚悟ができていたけど。

ライコネンのフェラーリ移籍が確実視されるようになってからも、一縷の望みを抱いていたけど。

ミヒャエル・シューマッハ、今季限りの引退。

私のF1観戦歴は、ミヒャエルのデビュー翌年に始まる。つまり私にとってF1=ミヒャエル・シューマッハ。

ミヒャエル・シューマッハというひとりの天才の辿る軌跡を見ることが、私にとってのF1観戦だったから。

でもまだ3戦残っているから、彼のF1人生を振り返るのはその時にして。

ミヒャエル・シューマッハは、最後まで頂点に君臨するのか、それとも後進に譲るのか。

いずれにせよ時代は変わるのだけど。

去年、そして今年。

鈴鹿に行くことにしてよかったと思う。ミカは一度も見られないままだったから。

 

今シーズンの最終戦はブラジル。

すべてが終わった時、ミヒャエルは、やはりモルンビへ行くのだろうか。

 

そういえば、F1通算41勝目を挙げて号泣したのも、このモンツァだった。

イモラ、そしてモンツァ。イタリアは、ミヒャエルにとって意味のあるGPの舞台にしばしばなった。

そんなことからも、やはりこの人は、フェラーリと縁があったんだと思う。

 

私にとって、ミヒャエルの引退はひとつの時代の終わりじゃない。ふたつの時代が終わることになる。


時代の流れ

2006-09-10 20:57:03 | F1

F1イタリアGP予選、久しぶりに激しい予選を見ました。トップのライコネンと2番手ミヒャエルの差は、わずか1000分の2秒。 ラスト1分切ってからのバトル、見ていたら、思い出しちゃいました。 


2000年の日本GP、もちろん鈴鹿。 ミヒャエル・シューマッハとミカ・ハッキネン、チャンピオン争いをしていたふたりの激しいPP争い。 ひとりがトップに立つと、もうひとりがそのタイムを塗りかえる。 他の誰も、同じマシンに乗っているはずのチームメイトでさえ及ばない。 ふたりだけが別次元の超速バトル。 90年代後半のF1が、このふたりの時代であることを象徴していました。

ミヒャエル・シューマッハと真っ向勝負して勝った、唯一のドライバー、ミカ・ハッキネン。 そのハッキネンが後継者に指名したのが、同郷のキミ・ライコネン。

ライコネンは来期のフェラーリ移籍が濃厚。 予選の地上波放送で、ライコネンが最後にミヒャエルを上回るタイムを叩き出したとき、片山右京さんが「時代の流れかな~」なんて寂しいことをおっしゃいましたが。

ハッキネンでなく、ライコネン。 そこに確かな時の流れを感じます。

レースよりも、ミヒャエルの去就発表がメインと思われる今日のモンツァ。 時代が変わるのか。

それにしても不可解なFIA裁定が、今度はアロンソにくだりました。 予選の最後にマッサをブロックしたというのですが、大半の視聴者にはそうは見えなかったと思います。 アロンソが前を走っていたことで、マッサのタイムに影響があったとは思えないんだけど。

ミヒャエルにタイトル取らせるためのFIAの陰謀?!だとしたら、やっぱりミヒャエル引退?! などと思ってしまうわけですが。 まあ、こういういじめ?も乗り越えてこそ、チャンピオンの道が開けるわけで。

ともあれモンツァ、フェラーリの結果とミヒャエルの決断に注目です。