さて画質比較してみます。
TG-3 1676万画素(6.2cm×4.6cm)
PEN 1605万画素(17.3cm×13.5cm)
面積差は8.2倍なのに画素数はほぼ同じですがPENの方が少ない。
つまりひとつの画素の大きさが8倍になったということ。
では、8倍キレイに写るのかどうか比較してみよう!!
全体の印象としてはTG-3よりPENの方がコントラストが高くすっきりした印象、
TG-3の方が彩度が高めですね(あっ!設定がVividだった(-_-)
今度はこの写真の一部を100%に拡大してみます。
これだけの拡大率だとどちらも画像に無理が見られます。
レンズと画面解像度の違いが出ています。
TG-3は物の輪郭が蜃気楼のように揺らいだ感じになっています、
PENはぼけた感じをなんとか維持しています。
今度はピントがきている部分の比較。
レンズの特性もあるのでしょう、被写界深度の差が出ています。
比べてみるとやはりPENの方がレンズの良さが出ていて、ピントが合っている部分とはずれている部分がはっきりしています。
TG-3はピントはきているのですが全体的にもやっとした印象です。
でもどうでしょう。
「あんまりかわらないじゃん」
ごもっとも(笑)
ここまで拡大して使うことは普段はまずないですよね。
たぶんL判プリント程度では差がないかもしれません。
でもいい写真が撮れてもっと大きくしたい時、その時にこの差が大きく影響すると思います。
今年出展した富士フイルム主催「三万人の写真展」は四つ切りワイドの写真に大のばししたのですが、
すっごい残念な画質だったんです。
せっかく良く撮れたと思ってもカメラのせいで残念な気持ちになるのはもったいない、そう思います。
そうなると35mm一眼レフなんだけどな~とも思うのですが、
気軽に持ち歩けるからこそ撮れる写真というのも捨てがたいと思っているので今回はPENにしました。
これで画質が気に入らない場合は今度こそ一眼レフを検討します。
NIKON D4s持ってるじゃん(>_<)
いや・・・重すぎるからこうなっているんです(笑)
はらちゃん