なかなか会場にいることが出来ないでいますが
原スタジオ写真展「四季」を富士フォトサロン札幌で開催しています。
この写真展今年で25年目となります。
ちょっと前まではお客様に喜んでもらおうという意識が強かったのですが、
富士フォトサロンで開催されるようになってからはちょっと考え方が変わってきました。
大通りにある富士フォトサロンは写真展専用となっていて、
普段から「写真好き」な人がたくさん集まってくる。
中にはマニアックな質問をするかたもいたりして写真熱を感じる場所です。
カメラマンとして、いえプロカメラマンとして恥ずかしいものは見せられない。
もちろんそんな写真を撮っているつもりはありませんが、
写真展というのは絵画的な部分や、イメージ、構図や写真展全体のストーリーなどを見る方がいるのも事実。
いわば「魅せ方」の世界。
私は写真をエンターテイメントと位置づけています。
写真屋さんというのは、写真館へ行くこと、写真を撮ること、自分の写真を見ること、選ぶこと、
そして写真を受け取って、数年後見返すこと。
すべてがエンターテイメントであってほしい。
つまりどの地点においても「楽しい」こと。
写真展はそのうちの「写真を見る」ことだけ、しかも他人の写真。
でも最大の魅力はこの1年間で撮れた最高の写真を魅せることが出来る。
最高の写真を集めてみると実はあることが見えてくる。
はらちゃん