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ミルクさんちのお献立

お献立マンネリ防止対策日記(笑)・・・だったはずなのだが最近はイタズラなKISSの2次小説置き場になってる?(笑)

ある日、目覚めたら・・・・NO2(イタズラなKISS二次創作)

2010-05-30 17:01:57 | ある日、目覚めたら・・・・
シャワールームのドアが開き男性の声

「きゃー!!!!!!」

「琴子?」

悲鳴をあげて急いで逃げようとするがブランケットが体に絡まって

上手く体が動かない

キャーキャーと悲鳴をあげジタバタを暴れる私に男性が近づいてくる

「おい、どうかしたのか?琴子」

ごめんなさい!!!!入江くん!!!!

もうダメだ!って思った瞬間に腕を捕まれ覗き込まれる

「おいっ!琴子」

なんで私の名前を知ってるの?

「いり!」

助けを求めるように入江くんの名前を叫ぼうとしたとこを唇を塞がれた

いや!!!キスされた!うそ!入江くんゴメンなさい

入江くん以外の男性にキスされちゃった!!!!

ジワッと涙がこぼれ体の力が抜ける

ごめんね・・・入江くん・・・そう思って目を開けると

目の前には・・・・「入江くん?」

「俺以外、誰が居るんだよ・・・」

眉間に皺をよせ不機嫌な顔で目の前に居るのは

確かに私の愛しい旦那様の入江くん

「なんで?」

訳分かんない!!!なんで?

なんで入江くんがここにいるの?

「何でって神戸の俺の部屋に俺が居て何が悪いんだ?」

神戸?・・・・・・・・そう言われて改めて周りを良く見てみると

確かにココは夕べ遅くに着いた神戸での入江くんの部屋だった・・・

思い出した・・・・私、夕べ遅くに神戸に来たんだった。

「でっ?」

「でって???」

何が言いたいの?入江くん

「一体、誰の部屋だと思ったんだ?」

しかも、そんな格好で・・・と私が体に巻きつけていた

ブランケットを指で引っ張る

「な?なんの事?」

今度はさっきとは別の意味で心臓がバクバクと脈打つ

「他の男の部屋だと思ったんだ」

意地悪な顔で私に問う

「そんな・・・・事・・・・」

「酷いよな~俺の奥さんは
 簡単に浮気しちゃうんだ」

「ちが!そんな浮気なんてすわけないじゃない!
 私が好きなのは入江くんだけだもん!」

「ふ~ん」

「浮気なんかじゃないもん・・・・・
 夕べ、遅かったし・・・その勘違いしちゃっただけだもん」

最後の方は、だんだん声が小さくなる

本当になんで勘違いしちゃったんだろう・・・

よく見れば見覚えのある物ばかりだったのに・・・

そうよ・・・あの時計だって私がプレゼントした物なのに

「ふ~ん・・・・勘違いなんだ」

そう言いながら入江くんが剥き出しの私の背中を指でツーっと撫でる

「そ・・・そうよ・・
 勘違いよ・・・それに寝ぼけてたし」

「じゃあ・・・」

トンッと肩を押され倒される

上から覗き込まれるように入江くんが被さる

「二度と勘違いしないように
 しっかりと体に覚えさせとかなきゃな」

ゆっくりと入江くんがブランケットを外しながら

うっとりするような笑顔を見せた。


ここからは、また・・・2人だけの秘密のお話・・・

                             end



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