この話・・・実は、昨日の朝
起きた瞬間に何故か頭の中に
バー!!!!!って頭の中に浮かんできたんです(笑)
起き上がって、なんとなく毛布を胸元に引き寄せて
寝ぼけ頭でボーっとしてたら・・・・こんな格好で琴子が・・・
って・・・どんだけオタク魂が発達してるんだ?私
で・・・そんな事を思いながら目の前のTVのスイッチを入れると
・・・まるで呼ばれたかのように丁度、スーパー戦隊VSシリーズが始まり
そ . . . 本文を読む
シャワールームのドアが開き男性の声
「きゃー!!!!!!」
「琴子?」
悲鳴をあげて急いで逃げようとするがブランケットが体に絡まって
上手く体が動かない
キャーキャーと悲鳴をあげジタバタを暴れる私に男性が近づいてくる
「おい、どうかしたのか?琴子」
ごめんなさい!!!!入江くん!!!!
もうダメだ!って思った瞬間に腕を捕まれ覗き込まれる
「おいっ!琴子」
なんで私の名前を知って . . . 本文を読む
・・・・目が覚めたら・・・見知らぬ部屋だった。
さっきまでは、物凄く気持ちのいい目覚めで
なんか温かい優しい気持ちに抱っこされて寝ていたような気がするのに
なんだろう・・・今の私は・・・
背中にツツーと冷や汗が流れ
裸で見知らぬ部屋のベットの上に居た。
「????????何????」
全然、状況が理解できないんだけど!!!
ここどこ?
なんで裸なの?????
グルグルと頭の中で . . . 本文を読む
「ほら、行くぞ」って入江くんに手を引かれて黙々と歩くこと10分
・・・・・私は見覚えのある・・・・ほんの数時間前まで
自分が立っていた病院の通用口に居た。
あう~なんか・・・皆・・・見てる?
通用口から中に入り守衛さんに挨拶をする入江くんについて
歩いている私の格好は・・・お世辞にもキレイとは言えないし
今の時間、病院内で仕事をしている看護師やドクターは
少ないし人影は疎らだけど私が . . . 本文を読む
「10分?!」
「そう、10分も歩けば病院に着く
何を勘違いしてるのか知らないけど
俺としては、どこをどう彷徨えばこんな都会の真中で
遭難しそうになるのか聞きたいね」
「えっ・・・だって・・・だって・・・
こんなとこ見たことないし
道を聞こうにも誰も居ないし」
「あっち」
入江くんが私の腕を引いたままクイッと顔を動かし示す先には・・・
真っ暗な中に背の高い明かりの点いた建物が見 . . . 本文を読む
「あの・・・・入江くん
せっかく歩いてるとこ申し訳ないんだけど・・・」
俺に手を引かれてやっと歩いてる琴子が
俺の手をちょっと引き止めるような形で声をかけてくる
・・・しかし・・・なんだよ。せっかく歩いてるとこって・・・
「何?」
「えっと・・・・あの・・・・
状況は分かるんだけどね
私・・・疲れちゃって・・・その・・・あんまり
長距離を歩くのは勘弁してほしいなぁ~なんて」
へ . . . 本文を読む