講座終了 春にはたくさんの家庭にかざられて祝われるさげもんたち!

2010-12-29 22:23:33 | Weblog
この春から続いていた「日本フイル月・火・水の会」主催の下げもん講座。
水曜日担当の年内の行事が22日で終了した。
送別会を兼ねてガーデンホテルで昼食会をする。和気あいあいと一人の欠員も
なく続いてきたがこれもひとえに先生の魅力に負うところが大きかった。
毎回素材選びから始まるのだが日本古来の格調高い図柄、金糸・銀糸の鮮やかな
色合い、肌触りなど選び方のセンスが素晴らしかった。
全員が何度感嘆の声をあげたことだろう。この素材の素晴らしさが全員に
製作の意欲をわかせて来たのも間違いない。
来年2月には店内で生徒さんたちの作品展をしてお客様にも見ていただく
予定である。
3月のさげもん祭りにはそれぞれのご自宅に飾られ家族そろって祝っていただく
ことだろう。本当に皆様お疲れ様でした。

名コラム「音楽千夜一夜」 師走の楽しみを見つけた!

2010-12-25 10:02:15 | Weblog
週末の金曜日、遅くまで人の声が絶えない。日にちが少し早いような気も
するが忘年会シーズンなのだろう。
おかげで閉店するのが遅くなってしまった。
理由が何だったか忘れたが近年は昔と違って年末ぎりぎりまで忘年会を
することなどなくなったそうである。
早々と帰宅をする人が多いそうだがそんなに家庭人が増えたということ
なのだろうか。 年の暮れの風物詩だったのに。

疲れをためないためにこんな日は早く休んだほうがいいと思いながらも
整理中の引き出しの中に新聞のコピーを見つけてつい手にしてしまった。
次々と読みたくなるこの記事は西日本新聞の夕刊「音楽千夜一夜」
というコラムである。
かなり高度の音楽的内容と興味をかき立てる作曲家たちの人物像。
よく知っている大好きな曲が歴史の彼方からこの現代にまで連綿と絶える
ことなく人々に愛され生き続けて来たという不思議。
そんな話が満載のこのコラムを全部コピーして今手元にあるのだが一度に
読んでしまうにはあまりに惜しくてまだそのままにしている。
少し時間がまとまって取れるようになったらそのときに十分堪能したい
と思っている。

バソン奏者小山さんとご一緒して!

2010-12-15 22:24:08 | Weblog
さすがに朝晩は寒さが本格的になってきた。
先日のバソンコンサートの新聞記事を小山さんに送ろうと切り抜きを
していると冷え込む今夜のような日に小山さんはワインを楽しんで
いるのだろうかそれとも熱燗だろうかと想像した。
コンサート前日の食事をご一緒したときにも好きだというワインもたしなみ、
顔色も変わることなく焼酎の杯を重ねていたところを見るとアルコールには
相当にお強い方だと改めて確認した。しかも穏やかな表情と話し方は
全く変わらずにぎやかな女性達の話題に耳を傾けていた。
どんな場面でもどんな方々とでもこの姿勢は変わらないだろうと想像できた。
オーケストラに在籍中から体型もほとんど変わっておらずしっかりと
ご自分をコントロールされているようだ。 そのことを話題にすると
スポーツが好きで今でも週に数度はジムに通っているとのこと。  
バランスの取れた体格はそのせいだったのだ。
そういえば学生の頃からスポーツは何でも好きで音楽家になるとは
思っても見なかったという。 スポーツとクラシック音楽とは普通
結びつきが想像しにくい世界だが小山さんはそれさえもさりげなく
おっしゃる。 
自分はといえば少しのアルコールでも頭痛に悩まされるのが常だが
この日は思いもよらず快適なひと時を過ごした。 
翌日そのことに気付いたのだが穏やかな酒席の小山さんのオーラが
何よりの特効薬だったに違いない。
またお会いする機会があれば、と小山さんとお酒とを懐かしんでいる。

音がつむぐ 思いがけない出会い!

2010-12-11 22:10:14 | Weblog
昨日は思いがけない出会いがあった。
大牟田文化会館の催し物のパンフを何気なく見ていたら「Hirokoピアノ
コンサート」という文字が目に入った。
三池工業高校の芸術鑑賞会の出演者の名前に思わず目が点に。
もしや?とも思ったがまさか?という思いもあって判断しかねた。
改めて日程を見ると明日がその当日になっている。
今年の春、サロン未来塾で取り上げる予定にしていたピアニストである。
早速確認のため学校に電話をして正確なお名前を聞くとやはり本人である。
一般の人間は一緒に鑑賞させてもらえないかと聞いてみたが断られた。
では!と本人に電話をして学校のコンサートが済み次第、お会い出来
ないかと相談した。そして実現したのである。
パートナーの弥永さんとこのコーヒー店で始めてお会いしたが、最初
目の前にいるのが当人とは二人とも信じ難かった。
私のブログを読んで共感した、是非このサロンでコンサートさせて
ほしいとメールを下さったのはいつ頃だっただろう。その後、
名刺代わりにと幾枚かのCDと著書を送って下さったのだがその本を
読んであまりの壮絶な人生を知り二人とも驚いてしまったのだった。
その特異な人生から紡ぎ出される音楽とはどういうものだろう。
知りたい!聞いてみたい!と次の瞬間二人の気持ちは一致していた。
しかし次々といろんな行事が入って来て春の予定が秋、冬も過ぎ
来年4月頃、となってしまっていたのだ。コンサートでは演奏
だけではなくお話も是非聞きたい、と強くお願いしたが急展開の
出会いをまだ信じられないでいる。

日本フィルコンサートへ 心強い特別会員のささえ!

2010-12-10 10:16:59 | Weblog
日本フイルの九州公演を支えてくださる特別会員の方々を7日・大牟田、
8日・久留米と2日間をかけて挨拶周りをした。
九州各地で行われている室内楽のミニ・コンサートはこの会員の方々の
応援なくしては成り立たない。こんな厳しいご時世に会員制度への
理解があればこそ病院や施設への訪問演奏も喜ばれ、長く続いている
のである。 
会員先を訪問した担当のスタッフの報告によると大牟田、久留米とも
快く次年度の継続をしてくれたという。ありがたいことである。 
子供達へのアウトリーチ指導、ピアノコンクール受章者との共演、
大人のためのラウンジコンサートなど来年度以降も沢山の展望や課題が
ある。特別会員の方々の応援は何より心強い。

バソンがつなぐ人々 その不思議な現象?

2010-12-09 12:26:15 | Weblog
今日はピアノの発表会だった。
昨日は小山さんのバソンのコンサートだったため椅子の配置はそのままで
良かったが終了後のかたずけ、整理が大変でますます腰痛がひどくなった。

バソンなどという楽器を知っている人は「のだめフアン」意外は
皆無だと思う。小山さんによると漫画の原作者から取材を受けたとき
丁度気分が良かったこともあって乗りに乗ってバソンのことをしゃべり
まくったらしい。彼女が関心を持ったとは予想もしていなかったと
いうが漫画の中のオーケストラにバソンを特筆すべき描写で登場させて
くれて驚いたという。 
それがきっかけでその名を知られることになったのだった。
とはいえ一般に馴染みがないのはあい変わらず。
ここのコンサートでもチケットが売れるかどうか頭が痛かった。
 当初はチケットの売り方など方法も見つからず吹奏楽の学生に
呼びかけたりチラシを沢山つくりただただばら撒いたり。
吹奏楽の学生たちは試験を控えていたり自分達の定演の日程と
ぶつかったり、と
ところが世の中にはこの?マークに関心を持つ人がいたのである。
主催を思い立ったサロン未来塾の私達と同類の人が2~3人くらいは・・
と思わぬでもなかったが当日は定数の40名を越えていたのには
驚いた。
小山さんの追っかけで鹿児島から来たという人、オーケストラの楽器の
仲間・九州交響楽団のフアゴット奏者なども人数に入ってはいるが。
もちろん大牟田在住のピアニストのフアン、友人達もいる。
それにしてもこの現象をどう分析したらいいのか。 
いろいろと考えをめぐらしている。

素晴らしかった 日フィルと若い音楽家の共演!

2010-12-08 20:52:18 | Weblog
12月2日 日本フイルミニコンサートはあいにくと雨になってしまった。
大和町にある敬和苑は近隣に複数の施設を持ち5階建ての建物も建設中とか。
急速に進む高齢化、福祉の充足に対応していくためと思われる。
訪問した施設は玄関までのアプローチにも広くゆとりがあり内部も明るくて
ゆったりとしていた。 廊下も含めいたるところにクリスマスの飾りつけが
してある。
ステージを設けたホールには30分前にはすでに大勢のお年寄りがいっぱい。
この場所でいろいろな催しものが行われているだろうがモーツアルトは
聞いた事があるだろうか。 戸惑ったような表情も見てとれる。
プログラムはカルテットの面々におまかせだが前半には正調クラシックを
置き後半に日本の懐かしい歌謡曲や民謡も含めていた。
歌や手拍子で参加を促し次第に和やかさも増していったのはさすが。
いろいろなコンサートの経験が豊富な彼らならではの選択である。

翌朝理事長からお礼の電話があったがお年寄りたちが最後まで演奏を
聞いていたのは珍しい、と職員達の声を伝えてくれた。
途中でトイレに行ったり、退屈して部屋に戻って行ったり、聞いて
いないなどが通常らしい。 プロの真剣な演奏が伝わったのだろうか。

夕刻7時からは文化会館小ホールにてピアノカルテットのコンサート。
それなのに本格的な雨になってしまった。
熊本の中学3年生山田和歌さんは先月のひまわりホールでの音あわせの
時の印象と変わらず終始落ち着いている。
カルテットをしっかりと見てリードしていく姿はとても中学生とは
思えない。
この冷静さは多分ご両親が音楽家という環境と教育姿勢にあるのだろう。
難曲といわれるシューマンのピアノ協奏曲を自分で選んだのも相当な
自信の表れとみた。
雨で出足を心配したが予想以上に人が入っていた。
回数を重ねていくごとにこのコンクールの認知度が上がっていくのが分かる。
日本フイルの公演をきっかけに誕生した「ピアノコンクール受賞者との
共演」という行政との企画は日本でも前例がないと聞いている。
今後もこのコンクールを大事にして若者達にもっとチャンスを広げて
いかなくてはならない。

日本フィル大牟田公演 チケット一般販売はじまる! 楽しみな土曜日のバソンコンサート。

2010-12-02 11:26:44 | Weblog
せわしない数日が過ぎ今日、プレイガイドに預けるチラシ・ポスターを
やっと送りだした。
12月1日から一般発売というのに準備が進まず滑り込みという結果に
なってしまった。
同時に一般の方々のチケット郵送の作業も済ませた。やっと一安心。 
明日は日本フイル弦楽四重奏団ミニコンサートがある。
お天気が怪しげなのが心配。

12月3日(金)にはバソンの小山さんが大牟田に到着。
午後、ピアノの佐々木洋子さん宅で音あわせ。少し練習をした後、
夕刻より洋子さんと サロン未来塾の私たち二人で食事に行く予定。
今回は私達サロン未来塾の年内最後の行事となる。
バソンの魅力をじっくりと味わってほしいと思っている。