めっきり涼しくなりましたね!
秋到来ってか、あと数日で
SLIPMATT来日ですよ!!!
12日に大阪でHappy Nuttyに出演してから、
14日は我らが
HAPPY JACK EXTRAに遂に降臨です!!!!
さてさて来日を記念して、SLIPMATT御大へのインタビューをここに一挙掲載!!
とくとご覧アレ!
1. DJになったきっかけは何ですか?
レコードで遊び始める様になったのは生まれてから
18ヶ月の時だね。始めてのレコードを買ったのは
4歳の時でそれ以来レコードを集め始めている。ビートをmixすることが出来る様になってからすぐmixに夢中になったよ。
10歳から2台のオープンリール(*1)を使ってテープを繋いだりして色んな音を編集し始めたんだ。
と、いう様に昔からDJになるべく運命であったんだけど、DJになれたのは幸運であったとしか言えないよ。
2. DJについて哲学というものはありますか?
DJとは多くのディスクを使って音楽を生み出す一種のエンターテイナーであると思う。DJと言っても様々なタイプがあるよ。僕は自分がやっているDJというのは、
皆を楽しませる為に曲をmixして、良い雰囲気を作り、更には新しい音楽を提供するものだと思ってるよ。
3. あなたは常に最新の音楽へと進化していますが、飽くなき探究心の源はなんですか?
音楽というのは常に進化し続けているものであって、僕は自分が作りたいものを作るっていうことと皆が楽しめるものを作るっていう
本能に従っているんだ。
Happy Hardcore(*2)やRavebreaks(*3)に関してはこの本能が正しかったと思うけど、常にそうとは限らないよね。
4. トラック作成の際のインスピレーションはなんですか?
色んなジャンルの音楽や色んなアーティストからインスピレーションを受けるね。でも
一番のインスピレーションはフロアーから感じ取るんだ。何が皆を踊らせて、どうなるのかってことを考えているよ。
5. 日本、日本人のイメージはどの様なものですか?
前回(*4)日本に来たときは本当に楽しかったよ。
人々は皆親切だし、感情表現豊かな人たちでで皆すごくRave Musicが好きだったよ。
6. 日本人女性はどうですか?
最高にセクシーだね!!
7. 休日は何をして過ごしていますか?
一日中休みっていうのは殆どないなあ。
一番リラックス出来るのは
イビザ(*5)で日光浴したり、海で泳いだり、夜に美味しいシーフードレストランに行ったりするときかな。それが一番の休暇かな。
8. Oldskool Hardcore、Happy Hardcore、UK Hardcore、Nu Raveで一番好きなトラックはそれぞれなんですか?
Oldskool “Prodigy – Your Love”(*6)
Happy Hardcore “Force & Styles – Heart Of Gold”(*7)
UK Hardcore“Sy & Unknown – Caught Up In Your Love”(*8)
Nu Rave“Slipmatt – Breaking Free 2007”(*9)
9. レイブシーンについてどう考えていますか?また、Nu Raveの今後はどのようになると思いますか?
UK では
Raveシーンはまた
盛り上がってきているね。先週、グラスゴーでの
Fantazia(*10)で
10000人のRaverを前にDJをしたし、ロンドンでの
Raindance(*11)は今一番盛り上がっているしまだまだ盛り上がってくる感じがするよ。音楽に関していえば、
Ravebreaksの音はスゴく受けが良いね。中にはOld Skool以外受け付けないって人もいるけれど、最終的にはこれを新しいものとして受け入れて、それをもっと大きなものに進化させてくれると思っている。
アルバムの売り上げが
12万枚を記録しているってことは
非常に良いことで、更に僕のところには毎日世界中からRavebreaksについてのメッセージがやってくるんだ!
これから20年先にもこの盛り上がりが続いている様祈ってるよ!
と、まぁこんな感じで非常に気さくに色々と答えて頂けました!!!
最初SLIPMATTにメールを送った時なんて緊張して軽く手が震えてました。えへ。
僕が最初に買ったMix CDはDJ SLIPMATTがMixをした"United Dance 5"でした。まだ日本にHappy Hardcoreを扱うお店が無い中、loudでのDJ EVILの記事を読んで色々と探していた97年の冬の日でした。確か。
10年前だったらUKのDJにメールを送るなんて言ってもこんなに気軽には出来なかったと思うと、技術の進歩って本当に有り難いものです。
雲の上の様な存在だったDJ SLIPMATTがついに目の前でプレイする日まであと数日!
ついでにインタビュー中で分かりづらいところ、適当に脚注付けておきました。
(*1)
オープンリール(Wikipedia)
(*2) Happy Hardcore:UKで90年中頃よりPiano Breakbeats、Breakbeats Hardcoreをベースに発展した音楽。アップリフティングなピアノとピッチアップされたハイトーンボーカルに四つ打ちのビートに絡むブレイクビーツとベースラインが特徴。同じくBreakbeats Hardcoreから派生したJungle / Drum'n'Bassとは相対し、Happyな曲調で10代のRAVER達に絶大な支持を受けた。
(*3) Ravebreaks:前回のblog記事参照。Nu Raveとも言うが、Slipmattはこちらの呼び方を好む様。
(*4) 今までにSlipmattはSL2としてAVEX TRAXと契約していた頃にジュリアナ東京に1回(2回?)、DJ SLIPMATTとしてQ Recordsの主宰するメガトロポリスパワースラムに二回(97年、98年)来日している。97年の来日時にはまだ日本では知名度の低かったHappy Hardcoreでフロアを最高潮にまで盛り上げた。その時の来日メンバーはDJ SS、Ellis Dee、DJ RAP、DR.S.Gachet、Micky Finn、Stevie Hyper D、MC GQ、MC MC、MC Mooseと過去最多の人数。
(*5) Slipmattは情報が正しければ今もIbizaでマンスリーで自身のパーティ、RAVEWORLDを主宰している模様。
(*6) 91年にXL Recordingsから発表されたThe Prodigyの12"であるCharlyに収録されたトラック。扇情的なピアノリフが有名。因みにThe Prodigyの2ndアルバムである"Music For The Jilted Generation"のSpecial ThanksにSlipmattの名が載っている。Hardcore DJでここに名前が載っているのは彼とDJ SYのみ。
(*7) 96年にUK DanceからForce & Stylesがリリースしたトラック。Force & StylesのBreakbeatsを使わないスタイルは4 BeatとしてHardcore界に新しい流れを作った。オリジナルのボーカルを取り入れたそのスタイルも画期的であった。現在はDJ ForceとDarren StylesとしてUK Hardcoreを中心に活躍中。
(*8) 2006年にSy & Unknownが自身のレーベル、QUOSH Recordsからリリースしたトラック。Vo.にLou Louを迎えており、未だに
数々のBig Raveでスピンされ続けている。
(*9) 94年にSlipmattのレーベルであるAwesome RecordsからリリースされたものをSlipmattが2007年仕様にRemakeしたトラック。まだJungleともHappy Hardcoreとも言えない未分化な状態であったBreakbeats Hardcore。オリジナルの盤面にSpecial ThanksとしてMicky Finn、Grooverider、Randallの名が連ねられているところを見るとどちらかというとJungle / Drum'n'Bass寄りを意識してのトラックだったのかも知れない。このトラックはMinistry of Soundからリリースされている先述のHelter Skelter Presents Hardcore 2007 The Next Generationに収録されている。
(*10) 1991年から続くUKの超老舗RAVEパーティ。2、3万人を越すRaverを魅了し続けるスゴいパーティです。詳しくはサイトを。
(*11) こちらも1989年から続く超老舗RAVEパーティ。現在ではSlammin' Vinylと組んでの開催となっている。こちらも詳しくはサイトを。どちらもサイトが詳しくて熱い!
そんじゃまた!!
DJ EUTO / MC Euthman