ハッピーアメリカへ旅立つ!

アメリカン・コッカースパニエル ハッピーちゃんの楽しいシアトル生活

僕の旅立ち~アメリカ上陸~

2006年01月21日 | 渡米について



「僕の新しい生活が始まって3ヶ月。2005年は僕にとって冒険の年でした。一体どこへ行くのかも分からず、知らない人に車に乗せられて、次に飛行機にという乗り物に乗せられました。そこからの時間が長かったです。大きな音がする貨物室というところにハウスは置かれて、僕は一人ぼっち。一人が苦手な僕は寂しかった。」

ハッピーが貨物室でどうしているのか考えると胸がギュッとなる気がしました。考えても仕方ないから、少しの心配はしながらも再会できる喜びを想像することに!ハッピー頑張れと心の中で応援♪そしたら、偶然隣に座り合わせたご夫婦が犬好きらしく、私がハッピーのトイレシーツを持っているのを見て
夫婦「犬も一緒?」
みき「はい。大きいから貨物室に」
夫婦「あ~今頃大きい音で怖がってるよー。」
みき「なんでそんなことを言うんですか!」とは言いませんでしたが、気分はブルーに。

-機内食中-
夫婦「犬は飛行機初めて?」
みき「はい。だから心配なんですけど、まだシアトルなら近いし。直行便だから」
夫婦「いや~私たちは食事できるけど、お腹すいてるだろうねえ。」
みき「分かってますよ!あげれるなら私だってハッピーにご飯あげたいですよ!」とは言いませんでしたが、またまた私の気分はブルーに。

そんな会話をしながら予定よりも30分ほど早くシアトル・タコマ空港に到着。「どうしているんだろう?どこで会えるのかな?」と心配しつつイミグレーションを通過。荷物を待っているとアナウンスが・・・「あ、私の名前を呼んでる!」ハッピーに何かあったの!?と不安になってしまった。日本で渡された書類もしっかり準備して呼び出された場所へ向かう。どこに行けば良いのか分からなかったので近くにいる人にとりあえず聞いてみました。犬を預けていることと、いま呼び出されたことを伝えると親切に案内してくれました。オフィスに案内され、書類を見せると再び場所を指定されて大急ぎで指定場所へ。

空港内のモノレールに乗り指定されたターミナルに到着。「ハッピー近づいてるよ!匂いでわかる?あ、鼻悪かった・・」などど心の中でツコッミをいれつつ・・・ついにハッピーが!!ハッピーが!!

ぽつん・・・・とハウスが。荷物がクルクル回るベルトのすぐそばに置かれていました。走って近づくと・・・いた~!ちゃんとハッピーがはいってるよー!中をそっとのぞき込むと、誰だか分からない様子。目は見開いて、唇がガタガタガタガタ震え始めました。「ハッピー、ハッピー。みきちゃんだよ!」と声をかけると少しずつ分かってきたようで、またガタガタガタと体も震わせながらこちらを涙目でみていました。

一体どれだけ怖い思いをしたのか・・・想像もつきません。よほど怖かったのでしょう。体中のもが全て出尽くしたという状態で、ハウスの周囲数メートルまで臭いがするくらいでした。ハッピーの情けなそうな、怯えたような顔を見るとかわいそうだったけれど、とりあえずはホッとしました。きっと到着のときの衝撃で「助けて~怖いよ~キャイ~ン」となったのでしょう。Pooch Padsを敷いてて良かったあ。水分もしっかり吸収してくれて役立ちます。

空港内のレストルームでタオルを濡らして、ハッピーの体を簡単に拭き、ハウスの中も簡単に掃除して終了。ハウスが載る大きさのバンタイプのタクシーで目的地へ向かいました。しばらく走ると、サーーっと窓が開きました。「ん?少し臭いが?」と思った瞬間でした。タクシーの運転手さんも気づいちゃったのね~。それからは、窓を閉めたり開けたり・・・臭いを感じるタイミングで上手く調節していました。ご迷惑をおかけしました。でも、ハッピーちゃんは大冒険をして、頑張ってアメリカまでやって来たので許してくださいね。

ハッピーアメリカ上陸記念に記念撮影をしようと考えていましたが、あのガタガタ震えていたハッピーの顔を見たら、写真を撮る気にはなれませんでした。でも心には焼き付いています。頑張って一緒に来てくれたハッピーに心から感謝。“一生大切にしてあげないといけない!”とさらに思いました。

「ほんまや、ちょっとしたことで怒ったらあかんでぇ。僕は頑張ったんやから。」 by ハッピー


僕の旅立ち2

2005年12月04日 | 渡米について

 どこに行くの!?

とっても不安そうなハッピー。
今までこんな顔を見たことがありませんでした。
人が多くて、騒がしくて、ずっとハウスに入れられたままで・・・。
言葉が分かればちゃんと説明してあげるんだけど。
それでも「大丈夫だよ。怖くないよ。必ず会えるからね。」と話しておきました。

空港に到着したら、まず検疫所に連れて行きます。
2時間前のチェックインに間に合うように、検疫所にはその1時間前(チェックイン3時間前)には到着していなければいけません。
ハッピーのハウスはタイヤが取り外しできるタイプなので、
タイヤがない場合はカートを借りて運ぶことになります。
出発ロビーと階が異なるため、エレベーターに乗り移動。
検疫所はひっそりとした場所にありました。案内の通りに進むと到着。
検疫所までやって来ると、「ハッピーちゃん本当にアメリカに行くのね。」と
私も徐々に実感が沸いてきました。
係りの方に準備をしておいた書類(アメリカの場合は狂犬病の接種済み証明書・日本語可)をチェックしてもらい次はいよいよ獣医師による健康診断です。
ハッピーをハウスから出すと、いつもと違う雰囲気なので興奮気味。
診察台の上に乗せると吠え始めてしまいました。
「先生、吠えても大丈夫ですよ。触っても平気ですよ。」と言っても、先生は怖そうにして
なかなかハッピーに触ることができませんでした。
犬はそういったことを感じ取るので、先生の態度には少しがっかりさせられましたが
健康診断だけなので、私がハッピーの体をおさえて診ていただきました。
もちろん健康!の証明書をいただき、ここで全ての書類が揃いました。
それをハウスの上にも貼り付けます。
さあ、いよいよ出発です。再びロビーに戻り、ハッピーを預けます。
チェックインロビーに行き、係りの方が書類をチェック。
荷物と同じく貨物室になるので、タグをつけられます。
そして動物とわかるようにシールをペタペタとハウスに貼ってくれました。

LIVE ANIMALと書かれています。こっちが上↑のシールも貼られています。
これがないと荷物として放り投げられるの!?逆さになるの!?・・と思うと怖いです。
はがれませんませんように
念のためハウスの上部にはこんなメッセージを書いておきました。
「Hello! My name is Happy. I am going to to Seattle from Tokyo.
Thank you for taking care of me!」

続く・・・・





僕の旅立ち

2005年11月15日 | 渡米について

成田空港の僕

いよいよ日本を離れる日が来ました・・ってとっくに離れてるや~ん。
みきちゃんは忙しいのか、僕のページをほったらかしや。

さて、皆さんにお知らせしたいのは・・・
もう飛行機はいやや~~~!!ということです。
なんでか!?
それは後でお話するとして・・・

2005年9月末。生まれ育った日本を離れ、みきちゃんの都合により
僕アメリカンコッカースパニエルのハッピーも、一緒にアメリカに行くことになりました。
なんだか家の中がいつもと違うなって感じてはいたんだけど。
ダンボールがいっぱいで、僕のお気に入りのおもちゃもその箱に入ってた。
みきちゃんは夜になっても全然寝ないから、僕も眠れなかったよ。
明け方まで髪もボサボサの面白ヘアースタイルでバタバタと忙しく動いてた。ワハハ。
朝、僕のハウスが車の中に運ばれて僕も車に乗り込んだ。
いつものように獣医さんに行くのかなと思っていたら、どんどん遠くの知らないところへ行くみたいだった。
そうそう、お散歩もしたよ。みきちゃんが「これが日本での最後のお散歩やで・・」とか言ってたな。
ここはどこや?

そして、また車に乗り込んで到着したのが空港っていうところだった!
ゴーーーーーッと、すごく大きな音がするところで少し驚いた。
「ハッピーちゃん、がんばりや」と、みきちゃんが僕に話しかけてきた。
「なんのことや?」と思いながらも、やっと車の外に出られてホッ。

僕の怖い体験は次回に続くねん!




必要なもの

2005年09月14日 | 渡米について

お引越しでとっても役立つもの・・・それはハウスです。
ハッピーがやって来た頃は、アメリカへ引っ越すことは想定していませんでしたが
一緒にドッグカフェへ行ったり、ペットと泊まれるホテルへ行ったりするのに必要かなと思い購入しました。
そんな夢はもろくも崩れ去りましたが・・・
なぜなら、他のワンちゃんにフレンドリーじゃないからでーす!(涙)
近寄りたい・・あーでも怖い・・・。そんな感じのようです。

それと、やはり落ち着ける場所があったほうが良いと本にも書かれていたので
安心して眠れる場所を確保する意味でも、ハウスはあったほうが良いと思います。
私が購入したのは「ペットシャトルデラックス2.0」。
最初に問い合わせたところ、1.0でも良いと言われ届けてもらったのですが
実際のシャトルを見てみると、なんだか小さいような気がして2.0に変更してもらいました。
そしたら大正解!今ではピッタリのサイズです。

 まだ来て間もない頃。

 1歳のころ。

 2歳の現在。

こうして安心して眠れる場所、お気に入りを持っていける場所、食事できる場所として大活躍です!
これからワンちゃんを飼う方にもお勧めしたいです。
このシャトルのお陰で、ほんの少しは私の不安が減ってます。
もちろん、飛行機では貨物室に乗せられるんですけどね。
ただ航空会社によっては、本当に荷物と同じ場所にポンと置かれる場合と
動物用に場所を設置してある場合とにわかれるようです。
事前にしっかりと確認しておくほうが安心です。
やはり長時間のフライトとなりますから、空調を管理してくれるところがよいと思います。
また、あまりにもペットに関する規定が甘いところだと、それなりの扱いを受ける心配もあると思います。
面倒でも、規定をしっかりと設けているところにするのが良いのではないでしょうか。
ちなみに今回はユナイテッドですが、電話での応対もとても親切で
ペットを乗せる際の規定について詳しく説明してくださいました。

「僕はハウスが好きや!」・・・ハッピーより



問い合わせ

2005年09月03日 | 渡米について
この間、みきちゃんがアメリカ大使館と検疫所に電話をしてくれました。
アメリカに入国する際に何が必要か聞くためです。
今までインタネットでも調べていましたが、最終確認はやはり電話確認!
まずはアメリカ大使館へ。
みきちゃん:「もしもし、犬を連れ」←ここまで言ったら、
電話にでた方:「つなぎ」←ここまで言ったら、自動音声にかわりました。
すっごい中途半端や~ん!何度か電話したことあるけど、なんであんなに怖い態度なんやろ・・
みきちゃんはいつもそう思うらしい。
自動音声で案内通りにすすんでいくと、入国に必要な書類についての案内が流れてくる。
それによると、狂犬病の予防接種済み証明書だけが必要ということ。
僕はもちろん一年に一回はちゃーんと注射しています。キャイ~ン
獣医さんで英文を発行してくれなくても、検疫所で英文にしてくれるそうだから心配なし。
その後、検疫所に電話。
今回は成田から出発なので、成田空港の検疫所に問い合わせ。
*当日はチェックインの1時間前には検疫所に行くこと。
*渡航する国で必要とされている証明書などを用意しておくこと(米国:狂犬病予防接種)
*証明書は日本文でも英訳してくれること
*検疫所で健康診断(もちろん僕の)をして証明書をだしてくれること
などなど親切に教えてくださいました!
一番注意しなくてはいけないのは・・・ワンちゃんを連れて日本への帰国を考えてる場合。
新しいルールでは、データが入力されたマイクロチップを埋め込んでいないと、係留期間が長くそうです。
僕、そんなの怖くていやだ~!
アメリカは特に問題なければ、ササッと入国できるから良かった。
今から英語の勉強しなくちゃ。

ところで・・・このオレンジ食べれるんかな?!