Photo by☆hapihapi☆ 小樽勝納川上流にて
汚れを洗いながすということは。
何気に見た洗濯のコツを教えていた洗濯王子が言っておりました。
汚れを布から押し出すように洗う。
えっ?(;・ω・)
洗うってそういうことでしょ?(;・ω・)
って、汚れのひどい洗濯物はほぼ手で余洗いしてから洗濯機に突っ込むし、汚れは布から押し出すようにして水に流し込んでいます。
なんて言うのか、ただじゃぶじゃぶ洗うのとは違う・・・σ( ̄∇ ̄;)
川の水も数十年前まではとてもキレイでした。
母の実家は昆布漁をしていましたから、最盛期には昆布小屋で寝泊まりして朝早くから作業をします。
もちろん水道なんか通っていません。
川を子どもでも行けるくらいちょっぴり遡ると、川底から水が湧き出ているポイントがあり、叔母はそこから飲み水を調達していました。
そこからちょっと下流の河原になったところで野菜などを洗い、そこからまたちょっと下流は食器を洗う場所でした。
そこからまたちょっと下流では洗濯をするポイントです。洗剤なんて使いません。
数十年前でもそんな生活をしていた人がいるのです。
今ではもう祖父母もいなくなり、昆布小屋も姿を消して、自分の記憶ではその場所を特定することは難しいですが、時々あのキレイな川の流れを思い出します。
その川を利用していた人々が皆さんそのように、人の口に入るものからキレイな上流でというルールをきちんと普通に守っていたからお腹を壊す人もいなかったし、子どもたちもきちんと下流で自分のものを洗っていました。
今は便利で恩恵も受けていますが、洗剤で洗うということは、洗剤を身にまとっている可能性も高いということなのかな?と思ってしまいます。
私が小さな頃にはアトピーという名称は聞いたことのない言葉でした。
何十年間の間に私には着いていけないくらいにとっても便利になりましたけど、それと共に私が幼かった頃には聞いたこともない病名の症状がとっても多くなっている気がします。
便利さを手に入れて何か失ったものはないのかな。
まぁ、いろいろな汚れを洗い流すように、様々な気持ちのあれこれも水に流してスッキリしましょう(*´∇`*)
自分は自分です(笑)
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