goo blog サービス終了のお知らせ 

幸せ音色+ ~reach a last Home~

小さな命たちの灯火を繋ぐお手伝い。 捨てうさぎ、保護うさぎたちの里親さんを探しています。終の棲家を求めています。

ずっと忘れられない誰かのTweetに向き合ってみる

2013-07-03 21:24:29 | and more…
結ちゃんの募集とは全く関係ないけれど、ずーっと心にひっかかっていて消化不良なことを今日は書いてみたいと思います。


それはtwitterで数ヶ月前にTL上に上がってきた誰かのツイート。

言葉の端々は曖昧ですが、ざっくり書くとこういう内容だった(確か…)


「おじいさんの介護をしているおばあさんがいた。
おばあさんはおじいさんと二人暮らしで自分の子供達は遠くに住んでいる。
おばあさんはある時、犬を飼いたいと思った。どうせ飼うなら家族を探しているコから里親になろうと。
でも、愛護団体の審査は厳しくおばあさんには却下。
なので仕方なくペットショップで買った。
ペットショップでは普通に買えた。」

どう思います?

これ、きっと誰も悪くない話です。

介護の必要なおじいさんと2人暮らし、気持ちを癒してくれる存在が欲しくなったおばあさんの心情も理解できる。
そして里親になろうと思ったことだってすばらしい。

でも…
愛護団体が却下したのだって当たり前。
後ろ盾のない老齢の方、ましてや旦那さんの介護までしていらしゃる方に簡単に譲渡はできないでしょう。

でもおばあさんはやっぱり寂しかったんでしょうね。
諦められずに行ったペットショップでは、自分の状況なんて構われずに手に入れることが出来た。


一瞬はペットショップに対して「またそんな売り方して!!」って思うんです。

でも…

自分がおばあさんだったらどうなんだろう?って考えると…
動けない家族の介護を一人でしてて、心の隙間を埋めてくれる存在がふと欲しくなったとしたら…?
動物と暮らしたくなったら?
私もやっぱり里親募集の子を…と思うだろう。
でも断られ…
そこで諦めなきゃならない??
自分の近くに後ろ盾がいないからって諦められる?
自分の老い先が分からないなら癒しを求めず、寂しくいなきゃならないの?

きっとこういうのって、この先も増えていく話。
自分に関係ない話じゃない。

でも…

おばあさんが買った犬がおばあさん以上に長生きしたらどうするの?っていう問題だって勿論ある。

今後体だって不自由になっていくかもしれない、目や耳の衰え体力、記憶力…
それでもバッチリ飼っていけるとは思えない。

目や耳が不自由になって犬の異変に気づかなくて病院へ連れて行かないことだってあるかも?
予防接種に行けなくなるかも?

体力がなくなって散歩に行けなくなるかも?

記憶力がなくなってエサをやり忘れるかも?フィラリアの薬を何度も飲ませちゃうかも?

じゃあそんなおばあさんに売ったペットショップが悪なのか?
万一そういう状態になったとしたら、結局愛護団体の手に渡る事になるのだから売らないでおくべきだったのか?


どうなんだろう?

本当なら、やはり老齢の犬を保護団体から貰えればよかったのかもしれない。
でも老齢の犬っていうことは犬側にも病気も出てくるだろうし、そしたらまた介護。

なんか難しい問題だなって思う。

この世のネットワークがきちんと確立され、動物の尊厳も重視される世の中ならば、

愛護団体へ申し込む

おばあさんのライフスタイルにマッチした犬を譲渡

愛護団体が10日に1回くらい訪問して様子を確かめる(飼い主も動物も)

ちゃんと世話できていなければ引き上げし、もう渡さない。

というシステムみたいなのがあればいいのかもしれないな…
そしたら愛護団体も保護数が増やせるかも?

ただこれには地元力がいると思う。
自分の住んでる所に属する団体を割り振って、そこからしか引取れないようにしないとお世話もできないのにまた他からもらっちゃう可能性もあるだろうし。
地元の団体でないと頻繁に廻れないだろうしね。


ってなことをつらつら考えてみたりするけど、きっと現実的にはそう簡単じゃないよね。



まぁ、書いてみたことで何となくちょっとだけ消化不良も解消されたので、言いっぱなしで(笑)この辺で。。。










眉間にシワが寄ってるよ。もう若くないんだからシワが取れなくなっても知らないよー byゆい



ランキングに参加しています!
励みになるのでクリックいただけたら喜びます!!

にほんブログ村 うさぎブログ うさぎ 里親募集へにほんブログ村

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする