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二頭のサラブレッドの幸福を願い奮闘する日々

スピ君とプーちゃんの様子について、またウマを取り巻く環境、時事問題などもつぶやいています。
#引退馬

16年間、互いに支え合ってきた相棒、スピ君

2022-06-06 00:41:10 | スピ君のお部屋
2004年、育成牧場で初めて本人と対面。


2006年、競馬を引退し、まずは休養。休養先で最初にできたお友達は、当時30歳になっていた雄大な芦毛馬でした。いつも甘えて寄り添っていましたよ。


プーちゃんとは、このグルーミングができません。馬は互いの痒いところをかいたりするという行為をごく自然にするはずなのですが、プーちゃんにはできません。何故でしょう?人間にたとえると、友達ができないタイプだったのかもしれませんね。


スピ君にとって、この先輩馬は、初めてのお友達だったかもしれません。プーちゃんを初めて見た時、もしかしたら、この先輩が来てくれた、と思ったのかもしれません。

当時のスピ君は、私が誰であるかは認識していませんでした。

この当時の蹄は、蹄鉄を外した直後で、今とはまったく違っていますよ。この薄い蹄壁を見るとぞっとしますが、今はがっつり広くなっていますし、踵部分のV字も、もっと広いV字になっています。
蹄底が育っていない(過削)ため、脆弱な蹄と言えると思います。蹄鉄をつけている馬に多いのではないでしょうか?

9月から乗馬調教を開始。まずは人を背中に乗せる。
競走馬は人を乗せてきていますから、問題ないだろうと考える人も多いかもしれませんが、いやがったり、暴れたり、振り落とそうとするなどの悪癖がないか確認することも大切です。
調教の厳しさが増すのに合わせて再び蹄鉄を履くことになります。

より自由な環境を求めて移動した先では、各馬が専用パドックで一日過ごします。砂場で過ごすので、蹄にも良いですね。
場長はオートバイで毎日青草を刈り取りに行き、大量に食べることもできました。

毎日乗り運動かチョウバサク運動されていましたので、筋肉隆々!いい体していました!

まだ5歳ですね。


天使のような子でしたよ。

乗馬調教中は、クラブの許しがある限り積極的にいろいろな人に乗って頂いていました。

見学も大歓迎でしたが、10代の女子が見学に来られた時は、あからさまに牧柵に釘付けでじーーーーっと女子を見つめていましたー。6歳でした。

若い女子が大好きなのは、今も変わりません。

~つづく


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