また奈良レポートに戻ります。
土曜日の朝、大阪で仕事だった夫と合流して
期間限定で国宝の十一面観音が拝めるという法華寺へ。
何を隠そう、我が夫は国宝大好き!でして…(笑)
観音さまは光明皇后をモデルにしたといわれているそうで
片足を一歩踏み出したような動きがあって、それでいて優雅な姿。
そして、これは全く知らなかったのですが
翌日の4月1日から行われる「ひな会式」のために
観音さまの前に普段は見られない55体の20~30センチくらいの善財童子が並べられていました。
小さなお人形ですが愛らしいというより、人の心を見通すような表情にハッとする思い…
帰宅して善財童子のことを調べてみたら
文殊菩薩の教えに従って仏道を極めるために53人の人に会い、教えを受け
最後に普賢菩薩に会って悟りを開いたのだそうです。
この53人の中には仏教徒ではない人や、遊女も含まれていたとのこと。
狭い枠の中でわかったつもりになっていてはいけないということですね。
余談ですが東海道五十三次の53という数字もこの53人に因んでいるという説もあるそうです。
このお寺の写真はカメラの設定を間違っていてうまく撮れてなくて(涙)
なので境内と華楽園の花々。
そして、ここでのお気に入り。
かなりの雨の中、傘を肩と顎で抑えながら…(笑)
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