竹橋から大急ぎで向かったのは
さいたま芸術劇場で公演中の
「海辺のカフカ」を観に。
私が少し前までは蜷川幸雄さんの舞台をよく観ていて
村上春樹さんの小説が好きなのをご存知のボスが誘ってくださいました。
このところ、お芝居の情報には疎くなっていたので
上演されることも全然知らず
この小説をどうやって舞台化するのかと…
観る前にもう1度読みなおそうと思いながら
結局読めずじまい…
断片的な印象だけしか残っていませんでしたが
やはり、小説と芝居は違うものだなぁと思いました。
ただ「ナカタさん」は私が読んで抱いたイメージのままで
木場勝己さんの演技にブラボー!
そして、意表をつくセットに最初は戸惑いましたが
それが大きな効果を生んでいるんですね。
舞台って制約がある分、工夫があって、それが効果につながって
面白いですね。
6月のライヴが終わったらやっぱりまた読んでみたいなぁと思います。
偶然ですね~!!
誘ってくださった我がボスも村上春樹は苦手なの…
でも、この芝居は感動したっておっしゃってました。
うぅ~ん、私はどうして好きなのかわからないけど
最初の頃から読んでいると、彼独特の世界がいいのかな?
話の筋よりも映像というか画像というか…
を描きながら私は読んでいるような気がします。