こんな本があります。
落研仲間のう~る氏は、現役の頃から芸能全般に高い高いアンテナを伸ばしてます。
「こんな本知ってますか?」と紹介されたのが、《枝雀らくごの舞台裏》です。
その一文に、雀三郎師が出てました。
図書館で借りて読んでみようと思いました。
吹田市立図書館で、編集者の小佐田定雄氏で検索すると10数冊が現れました。
《枝雀らくごの舞台裏》が貸出中。そこで《二代目さん》を読みました。
小佐田定雄氏の裏噺を読んでみてください。
著者の二代目春團治師の妻兼マネージャさんです。
《二代目さん》は、明治から昭和20年代まで生きた方。
私は、昭和26年生まれ。著者の《寿栄》さんが、私の母と一つ違い。
初めにびっくりしたのが、旅回りの役者としてロシアに行く船内で、セリフも覚えず
女性を見つけ口説いて、ものにしてしまう。
今の私は、言葉が見つからない。
そんな《二代目さん》が、ABC朝日放送に「春團治十三夜」を残し、
上方落語の行く末を案じつつ亡くなるまでを、著者の記憶として残して頂いたことは、
上方落語ファンとして、嬉しい限りです。
またABC朝日放送の「春團治十三夜」は、先日CDで発売されましたし、
思い出した頃に、ABC朝日放送ラジオで放送されますね。
私も、何席が聞いたことがあります。
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