お坊さんの修行も色々あるのですね。
近江八幡で「伊崎のさお飛び」修行の僧りょがびわ湖へ飛び込み
僧りょがおよそ7メートルの高さに設けられた「さお」から人々の幸せなどを願ってびわ湖に飛び込む伝統行事、「伊崎のさお飛び」が1日、近江八幡市で行われました。
「伊崎のさお飛び」は、近江八幡市の伊崎寺で僧りょの修行の一環として行われていて、1000年以上の歴史があるとされています。
滋賀県をはじめ東京や広島県など7つの都と県からあわせて12人が参加しました。
杉の木でできた「さお」は岩の崖の高さおよそ7メートルのところから湖のほうへ14メートルほど突き出しています。
先端付近の幅は26センチしかありません。
僧りょたちはほら貝の音が鳴り響く中、「さお」の先端まで慎重に進み、手を合わせながら湖面に飛び込んでいました。
今回で15回目の参加となる44歳の僧りょは、ウクライナでの戦争やコロナ禍で苦しむ人々が救われることなどを祈りながら飛び込んだということです。
寺の境内や湖面に浮かぶ船からは多くの人が行事を見守り、僧りょが飛び込む様子を写真に収めていました。
でした。
谷口 璽照さんのコメントです。
《二河白道 (谷口璽照)
坊さんが 止まっているよ さおの先。「二河白道」を連想させますね。幅は僅かに四五寸(約15センチ)の細い道、左右にゃ火の河・水の河。娑婆から浄土に行く道なれど、なかなか渡れる道ではない。そこを進む勇気があるかどうか。「キョロキョロするな、ウロウロするな。直ちに来い、迷わず来い」と、呼んでくださる阿弥陀さま。それが、信仰。さ、進行‼》