Kenさんの「なんでもかんでもパスティーシュ化計画」にトラックバック(違うって)。
したがって以下の文章は創作。
オリジナルはよよさんの文章。
朝。
駅へ急ぐ私の前に、信号待ちの自転車がいた。
いや別に自転車の青年など珍しくはないのだが、
その泥除けには「いらっしゃいませ」と大書されていたのである。
学童ならば住所やら名前やらを書くような場所である。
何故だ?
仮説1。
居酒屋のバイトの帰り。もちろん自転車は借り物。
仮説2。
じつは台湾の留学生。
あっちではアヤシゲな日本語がブームなのである。
仮説3。
新手の泥棒よけ。
盗もうと思ったところに「いらっしゃませ」と言われたらちょっと躊躇するかもしれない。
仮説4。
じつは彼は、最近では珍しくなってしまった「当たり屋」。
成田山とかの交通安全のお守りが、つまり彼の職業の場合こういうことになる。
仮説5。
じつはバソグラデシュ人のイラシャ・イマセさん。
…などと妄想を膨らませていたら、
縁石に乗り上げて、からだが自転車ごと宙を舞った。
一瞬のことだが、走馬灯のようなものの向こうに、死神さんが見えた気がする。
ヤツの口元は、たしかにこう言っていた。
「いらっしゃいませ」
したがって以下の文章は創作。
オリジナルはよよさんの文章。
朝。
駅へ急ぐ私の前に、信号待ちの自転車がいた。
いや別に自転車の青年など珍しくはないのだが、
その泥除けには「いらっしゃいませ」と大書されていたのである。
学童ならば住所やら名前やらを書くような場所である。
何故だ?
仮説1。
居酒屋のバイトの帰り。もちろん自転車は借り物。
仮説2。
じつは台湾の留学生。
あっちではアヤシゲな日本語がブームなのである。
仮説3。
新手の泥棒よけ。
盗もうと思ったところに「いらっしゃませ」と言われたらちょっと躊躇するかもしれない。
仮説4。
じつは彼は、最近では珍しくなってしまった「当たり屋」。
成田山とかの交通安全のお守りが、つまり彼の職業の場合こういうことになる。
仮説5。
じつはバソグラデシュ人のイラシャ・イマセさん。
…などと妄想を膨らませていたら、
縁石に乗り上げて、からだが自転車ごと宙を舞った。
一瞬のことだが、走馬灯のようなものの向こうに、死神さんが見えた気がする。
ヤツの口元は、たしかにこう言っていた。
「いらっしゃいませ」
いきなり、「起」の部分に「いらっしゃいませ」が出てきたと思ったら、そう来ましたか。
実は、僕も当たり屋ではないかと思ったんですよ。
目の前に割り込んできた車のバンパーに、「いらっしゃいませ」なんて
書いてあったら、怖いですからね。
奴らは、サイドブレーキを引いて、急に減速するんです。
昔、そんなことが書いてあるFAXが回って来ませんでしたか?
(あれはデマらしいけど。)
かな?
おもしろい!
また、見に来ますね!
!!!なるほど!
「パロディ」という言葉を見て、微妙な違和感を感じてたのに、この言葉は出てこなかった私って…。
清水好き失格かも…。
確かに、みんな、「自分のブログのスタイル・文体」をネタにしてパスティーシュした感じですね。
で、はんたろうさんは…やった!「絵入りの記事」だ。
「じつはバソグラデシュ人」って…。
そうだ、前から思ってたんですが、はんたろうさんの記事って「ゆうきまさみ」さんの漫画と共通するセンスを感じるんですが…ご存知です?
はじめまして、よよです。
いきなり、爆笑しましたよ。
絵も上手なんですね。
最後の死神いらっしゃいませ、すばらしいオチでした。
とっても興味を持ってしまいましたよ。
また伺いますね。
うわあ。
「当たり屋」はまったくの思いつきのデタラメだったのですが。
ちなみにマニュアル車だとエンジンブレーキで同じことが(以下自粛)。
陽子さん。
よろしかったら1匹…。
そういむさん。
いらっしゃいませ(笑)。
今後ともどうぞよろしく。
おお、そういむさんちのタイトルはFlashですか?
Leftyさん。
ああ。
懐かしいことを思い出させるから、「究極超人あーる」を探しに古本屋さんに走ってしまったではないですか。
そしたら清水義範さんの「もっとおもしろくても理科」と「どうころんでも社会」まで見つけて買ってしまったではないですか。
よよさん。
改めて、はじめまして。
これだけいろんな人がいろんな形でアレンジできるのは、やっぱり「素材」であるよよさんの文章が魅力的なんだと思います。よい出会いになりました。これからもよろしく。